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ニューシングルは母の日について

昨日夜打ち合わせをして、そのまま眠った。午後は友だちと川へ散歩へ。家のこと、一応掃除機はかけたけどそれだけで、色んなことをほったらかしたまま休日を終えてしまいそう。いくらでもいいわけが出てきてどうしょうもないやつみたい。精神的に宙ぶらりんになっている会社のこととか、企画とかさ、ほんと考えるとなにも手につかなくなってしまうんだ、いいわけだけどこれって。
起きぬけに今日母の日だと知って、それなのに今日は家には帰りたくないと予定を入れていた。喧嘩というわけではないけれど、あまりのわたしの気もそぞろな日頃の家での振る舞いがたたって、母を悲しませたまま街へでる。
気が抜けてしまって、でもそのだらしなさって本当にわたしの好きじゃないはしたなさに繋がっているから、しゃんとしなくちゃって思うんだけれど、とりあえず今日は今日の予定のなかで健やかにあれたらいいな。
「裸足で浅瀬を渡る あなたを遠くに見惚れ
人間って悲しいね 寂しいね」

ラッキーオールドサンのニューシングルは母の日について歌っていた。憂鬱がたたって抱えこめなくなる時、考えても仕方のないことに囲まれてしまった時、家のなかは変わらずに太陽と月と毎日を進んでいるから、いつも怒られたり、迷惑をかけたり、その都度ほっといてくれっておもうけれど、結局見渡してみるとわたしも充分わるい。いいや、こんなこと、とりあえず気にしないで街に出よう。色んなこと、帰ってからで大丈夫だから。

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