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【退職】 36歳、2児の親、自分の人生について考える為の退職



 転職をしてから1年経ったが、退職することにした。

 2022年10月で退職し、現在は転職活動も程々に無職である。退職前は「日々の生活費をどうしよう」「次回転職したら給料はどうなるだろう」「自分の強みをもっと深掘りして適職を探さないと」など色々かんがえていたが、

不思議なことに現在は心穏やかだ。

 無理に楽観視している訳でもなく、無駄に不安視することもなく、これからどうしようという気持ちも湧き上がる時までは気にせず日々暮らしている。(とはいえまだ2週間しか過ごしていないが)

 現状の詳細と、今考えていることなどを書いていこうと思う。


なぜ退職したのか

 まず始めに退職の理由だが、下記理由だと思っている。
①上司と合わなかったから
②仕事は合わないと感じたから

 理由としてはありきたりで「これだけか?」と感じもするが、真剣に考えてこの答えになった。(自分でもはっきりしない部分もある)

①上司と合わなかったから

 そんな理由で辞めるのかと思われるかも知れないが、私としてはかなり大きい理由だった。会社の社風として事業部をまたぐ異動などができず、仮にできたとしても半年先になるなども分かっていた。

 上司は転職当初からの直属だったが、
 ・良く言えば思慮深い、悪く言えばまわりくどい
 ・単純な質問に回答がまわりくどい為、次第に声がかけにくく感じる
 ・いくつか信頼を裏切るような行為があった
 ・忙しいを理由に説明が不足が多い
など次第に顔を合わせることが苦痛に感じるようになっていた。

 もちろん人としては問題なく、プライベートでは恐らく気が合う方の部類だろう。しかし退職を申し出てからは私へのあたりが厳しくなるなど、やや驚きの行動も見せてきた。
 辞める人間に対して穏やかではいられに事は当然だ。これまでかけてきた迷惑を考えれば申し訳なく思う。

 これまでの転職でも合わないと感じる上司や同僚はいたが、今回はその中でも明確に「合わない」「無理」と感じた。

②仕事が合わないと感じたから

 前職での私の仕事は「営業」である。特定の商材を販売する訳ではなく、主に課題解決を目的としたコンサルやソリューション営業である。

 たった一年ではあるが、多くの営業活動の中で業界の状況やプレゼンの場数、そしてWEBの知識などを経験・勉強することができた。しかし、これらの営業活動が顧客の為になっているかが分からなくなってしまったのだ。
 未経験業界だった為、業界の動向や今後についても行政資料や民間のデータバンクなどの情報を調べ、書籍を買い漁り勉強した。勉強自体は苦ではないが、このまま継続的に営業活動を行うことに魅力を感じなくなってしまったのだ。

 ここの心境については、上司にも「たった一年で何がわかる?」「本気でやっていないだけだ」など言われたが、合わないものは合わないのである。

 そもそも「自分に合う」という感覚も私はあまり感じたことがない為、一回立ち止まって考える必要があると痛烈に思ったのだ。

 上記①②と理由は挙げたが、私は36歳まで全く「自分の生き方」を考えたことが無かった為、それを真剣に考える必要があると感じ、その為に退職したという理由の方が適しているかも知れない。


現在何をしているか

 現在、私は何もしていない。

6:30 起床
7:00 子供起こし朝食を食べさせる
8:00 洗濯と掃除
8:15 子供達を保育園に送る
9:00 映画を観たり本を読む
17:45 子供達を迎えにいく
18:30 子供達を風呂に入れる
19:30 夕食を食べる
21:00 子供達の歯を磨き寝かせる
21:30 映画を観たり本を読む
23:30 就寝

 上記が最近の私の1日である。妻が基本的に在宅勤務をしている為、邪魔にならないようにしながら家事全般を行なっている。(家事といっても私は料理ができない為、料理以外である)

 突然、子供の体調不良で迎えが必要になり病院へ連れていくこと等もあるが、子供と触れ合う時間が多いことはありがたいことである。無論叱ることもあるが無邪気な気持ちを忘れず大きくなって欲しいものだ。


今後どうするのか?

 無職ではあるが、働きたい意欲は非常にある為「どこで」「何をするか」を探している状況だ。

 以前の私であれば転職先を決めずに退職する等絶対に選択しなかっただろう。しかし重要なのは自分にあった環境に身を置くことであり焦って決める必要もない。職業訓練校などのサービスを利用して専門的な知識を身につけるのも良いだろう。ここでもやはり重要なのは「何をしたいか」である。

 まだしっかりと計画もたてていないが年内には具体的なアクションをおこし、遅くとも来年4月には仕事を再開したい。


退職して思うこと

 仕事を含め、日々の生活に迷いを感じる人は多いと思う。しかもそれは年齢を重ねれば重ねるほど身動きが取りにくくなる。

 ただ、現在私が思うことは「成るように成る」だ。

 私は周囲から真面目だと言われることが多い。真面目にしているつもりは無く、普通に過ごしていたのだが何故かそう言われる。つまり「真面目そうにみせること」が私は得意なのだ。真面目そうと思って雇ったら一年で退職するのだからとんだ迷惑である。

 では真面目ではない私はどんな私なのか?

 私はこれまで自分軸で生きてこなかった為、その時の状況や環境に合わせて自我を構築してきたのだと思う。私にとってそれは普通に行なってきたことであり、気にもならなかったが、今回の退職でそれは良くないと感じるようになった。

 転職時、真剣に考え会社を決めているが、それでも給料や会社のネームバリュー、待遇などのステータスを重く考えてしまっていた。その結果、転職の度に年収もあがり暮らしは豊かになっていったが、しばらくすると転職してしまうのだ。

 この時に自分軸で物事を考え「これがやりたいからこの会社にいこう」という思考があれば結果は変わっていたと思う。また、この思考を持つにはやはり中長期的な目標が必要だとも感じる。「いつかこれがやりたいから、まずはこれから始めよう」という様に、私は自身のことをもっと知らなければならない。

 退職してから日々感じるが
自分を中心にしない生き方はいつか限界がる
自分を中心にしない生き方は苦しい

 ということである。


 子供もいるのにいきなり無職となり奥さんには申し訳ないが、今後走り続ける為に少し時間お金が減ることは勘弁してもらおう。(失業手当はもらうが、当然勤めている時よりは収入が減る為)


ありがとうございました。

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