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【日常】ホストファミリーのリアル④ジョンと海と…

〜海水浴〜

小麦色の日焼けした肌になりたいと言う。
恋人が「焼けたマッチョが好き
と言ったから。

ジョンはどう見ても白モヤシだ。
焼いたところで 干しモヤシだろう。

言い出したら しつこい。
明日になったら忘れてるだろうが、
今日はフリーだ、お供しよう。

〜到着〜

けもの道を進む


その先に知る人ぞ知る
プライベートビーチがあるという。

逃げ場の無いプライベートビーチ


先客はBBQをしている御一行様のみ。

持参した日除けテントを張り
子供達にはポカリとジョンにはエビアン。
  (水はエビアンしか飲まない)

ジョンは全身に油を塗りたくり 焼きに入る。
私と子供は少し遊んでテントの中へ。

お昼寝中

 ジ「起きて!大変!すごいの見つけた」

 ア「どうしたの?」

 ジ「絵だよ!カラフルで美しくて、
   写真撮ってくるからカバンの中の
   携帯取って!」

携帯を握りジョンが駆け出した先は
あの御一行…って、

 お前、ちょっと待て!
    待てーい!!


先程は気付かなかった ただならぬ気配 
そこには何某かの

 ザ・プロフェッショナル

龍 虎 般若に 弁天姉さんまでも

タトゥーの域を超えた ある種の芸術が
所狭しと肌を埋めている。

Japanese Art



アーティストのサガなのか…
 美を目にするとジョンは見境ない。

「素晴らしい 美しい!」を連発し
手を離せ、行かせろと譲らない。

急に感じる閉塞感
ザ・プライベートビーチ
誰この場所教えたの!?

揉み合う2人に子供は怯え、
気付いた一行 こちらをガン見。
そして確定 あれはガチ

ブツブツ言ってるジョンを引きずり
駐車場へ。

30分後

爆睡


日が暮れて、焼けた白肌が朱に変わり
熱く痛くて 眠れないと言う。

だろうね、ヤケドになっとるやん。


「ジョンその腕の二重線、
 それ昔の日本の刑の紋様ね。
 流行るかな 罪人タトゥー」

来週は
 名古屋で線消ししてくるそう

その間ゆっくり眠れるわ〜

次回、エビアンへのこだわり


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