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ストップ若ハゲ!効果のある予防法はたった一つだけ

中年に多いハゲの悩みですが、早い人では20代でも発症します。いわゆる若ハゲです。

「まだハゲたくない!」と高いシャンプーを使ってみたり、育毛剤をあれこれ試してみたものの全く効果が実感できないとお悩みではありませんか?その予防法、実は間違った方法かもしれません。

若ハゲの原因はAGA(男性型脱毛症)です。そして、AGAは薬による治療以外は予防効果がありません。逆に言えば、正しい予防法である薬による治療を行えば、若ハゲの悩みは解消されるのです。

ここでは、若ハゲの原因でもあるAGAについて説明するとともに、AGA治療に使われる薬について詳しく説明します。


若ハゲの原因はAGA(男性型脱毛症)

若ハゲに限らず、ハゲの原因は9割がAGA(男性型脱毛症)です。AGAが何歳から発症するかは個人差がありわかりません。しかし、遺伝する確率が高いため、家系に薄毛の男性(祖父・父親・叔父など)がいる場合は予防をしておいて損はありません。また、薄毛の症状が出たら1日も早い治療が必要です。
そこで、予防法を説明する前にまずは、

  • AGAとは

  • AGAでハゲる仕組み

などAGAの基本的なことについて説明していきます。

AGAとは

AGAはAndrogenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症という意味です。思春期を終えると発症する可能性があると言われています。
AGAのハゲ方は人によって異なり、以下の3パターンに分けられます。

  • 頭頂部から薄くなるパターン

  • 前頭部から薄くなるパターン

  • M字部分から薄くなるパターン

どこからハゲるかは人それぞれですが、以下の画像のように最終的には横と後ろの髪だけを残してツルツルのハゲ頭になります。

20代で発症する割合は6%、若いほど進行は早い

20代の男性でAGAを発症する人は6%といった調査結果が出ており、20代の人口約630万人に対しその数はおよそ38万人と言われています。

年齢別のAGA発症率については以下のグラフをご覧ください。

出典:https://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-3-642-81650-5_42

ヘアサイクルの乱れにより薄毛になる

人の髪の毛の本数は決まっており、1本の髪の毛は成長期→退行期→休止期を繰り返しています。これをヘアサイクルと言います。AGAではない人の正常なヘアサイクルの周期は2年~6年で1周し、一生のうちに40~50回程度のヘアサイクルを繰り返します。以下はヘアサイクルについてわかりやすく図にしたものです。

しかし、AGAが発症した人のヘアサイクルは正常な人と比べて大きく違います。本来髪の毛は成長期間の2年~6年で太く長く成長するのですが、AGAの人はこの成長期間が数ヶ月~1年と大幅に短くなります。

そのため髪の毛が十分に成長しない内に退行期、休止期と進んで抜けてしまいます。結果的に、生えている髪は細く短いうぶ毛が多くなって髪全体のボリュームがなくなり、抜ける本数も増えて地肌が透けて見える状態になるのです。

ヘアサイクルの回数には限りがありますので、早めに予防して将来の分も残しておくことが大切です。

なにが原因でヘアサイクルに狂いが生じているのかと言うと、原因は男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)です。

男性ホルモンとは、ヒゲや体毛の成長、男らしい体格や性格を形成する要素です。男性ホルモンは95%をテストステロンが占めています。そのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びついて生成されるのがDHTです。

DHTは毛母細胞内の男性ホルモン受容体(レセプター)と結合して、毛母細胞の細胞分裂を抑制(成長をストップ)します。その結果、髪の毛の成長期間が短くなり、ヘアサイクルに狂いが生じるのです。

ちなみにAGAの人でも後頭部は髪がフサフサな理由ですが、これは後頭部の毛乳頭細胞には男性ホルモン受容体(レセプター)がなく、そのためDHTが髪の成長をストップさせることがないためです。

若ハゲ予防はAGA治療が確実

AGA治療は医学的に効果が認められている唯一の治療であり、尚且つ予防にも最適です。治療と聞くとおおげさなイメージを受けると思いますが、実際には薬を飲むだけで、月3,400円から治療を受けられます。

以上の点を踏まえ、若ハゲ予防におススメなAGA医療について説明します。

AGA治療は薬による治療

AGA治療は、内服薬や外用薬を用いた治療です。内服薬の「フィナステリド」にはAGAの進行を遅延する効果があります。一般的には、すでにAGAを発症している人に使われますが、発症を遅らせることもできるため予防にも効果的です。

フィナステリドは日本皮膚科学会が定める男性型脱毛症ガイドラインにおいて、薄毛治療の推奨度として最高評価のAランクに位置付けられています。ランクはA~Dまであり、Aは「行うよう強く勧められる」という意味があり、AGAの予防に最もおススメできます。

この他にAランク評価を受けているのは、ミノキシジルという発毛効果を持った成分になります。ミノキシジルもAGA治療薬ですが、髪がフサフサなうちは服用する必要はありません。

フィナステリドは月3,400円~で処方してもらえる

治療と聞くと高そうなイメージがありますが、フィナステリドは月3,400円~で処方してもらうことができます。

育毛剤は月7,000円以上、育毛サロンは年間100万円以上と高額なのにも関わらず、AGAに対する効果は疑わしいと言わざるを得ません。効果がわからない対策に高い費用を払うよりも、医学的に効果が認められている上に価格が安いAGA治療の方がおススメです。

ちなみに、AGAの治療費は基本的に薬代のみです。しかし、注意して欲しいのがクリニックによって薬の費用が異なることです。
以下の表に、業界大手の「AGAスキンクリニック」と、CMで話題の「AGAヘアクリニック」のフィナステリドの1ヶ月分の費用を載せておきます。業界の中でも低価格で提供している2院を比較して、治療を受けるときの参考にしてください。

※金額は税別です

1日1回薬を飲むだけで予防を続けやすい

1日1回薬を飲むだけで手間がかからないため、誰でも簡単に続けることができます。また、飲むタイミングに決まりがないため、自分のライフスタイルに合わせて飲む時間を決めることができます。

さらに、以前は月に1回通院して薬を処方してもらう必要がありましたが、最近ではスマホを使ったテレビ電話で診察を行えるクリニックもあり、自宅に居ながら治療を受けることができます。薬は郵送で送られるため、クリニックが近くにない人でも治療を受けられるようになっています。

若ハゲは進行が早いため、早めの予防開始がおススメ

AGAは発症する年齢が早いほど進行が早い特徴があります。発症してから治療をせずに放置しておくと、数年で頭皮がはっきりと見えるまで進行することもあります。また、一生のうちに行われるヘアサイクルの回数に限りがあるため、早めに予防をしておくことをおススメします。

未成年のAGA治療

未成年がAGA治療を受ける場合は、保護者同伴か、治療同意書が必要になります。

フィナステリドは20歳未満の安全が確認されていないため、明らかな症状が確認されなければ薬の処方は行われません。男性ホルモンの分泌が活発化してきた成長期に、男性ホルモンの働きを抑える薬を飲むことは大きなリスクがあると考えられているからです。

特に若い人は、流行に多いボリュームがある髪型ができないと「ハゲてきた」と早とちりしてカウンセリングを受けに行くことが多いようです。10代でもAGAを発症する人は稀にいますが、気にしすぎの場合もあるためクリニックに行く前に身近な人に確認してもらいましょう。

AGA治療を受ける際の注意点

フィナステリドの成分は、成人男性にとってはハゲ予防になる便利な薬です。しかし、成長途中の男児にとっては、生殖器の正常な発達を妨げる有害な成分です。特に、妊娠中の女性や男児がいる家庭では誤飲などの注意が必要ですが、自分の周りに子供がいなくても、誤って男児が吸収してしまうリスクもあります。

ここでは、そのような事態を防ぐための注意点について説明します。

服用中の献血は厳禁

薬を服用している間は、献血をしてはいけません。フィナステリドの成分を含んだ血液が妊婦や授乳中の女性に輸血されてしまうと、その血液が母体や母乳を通して男児の体内に運ばれてしまう可能性があるからです。

ただし、血液中から成分が消えれば献血をしても問題はありません。薬が抜けきるまでには1ヶ月の期間が必要だとされています。そのため、薬をやめてから1ヶ月以上経過していれば、献血をしても問題ないという事になります。

女性の服用は厳禁

女性のフィナステリドの服用は厳禁です。また、経皮吸収する性質もあるため、薬に触れるのもNGです。最近では女性で薄毛に悩む人が増えてきましたが、AGAとメカニズムや原因が異なるため女性がフィナステリドを飲んでも効果はありません。

また、妊婦や授乳中の場合、母胎や母乳を通して男児に吸収される恐れがあります。女性にとってフィナステリドはデメリットしかないため、パートナーに副作用のことを伝えた上で、自分以外の人が薬に触れないような場所に保管するようにしましょう。

子供の誤飲に注意

女性だけでなく、子供の誤飲にも注意しましょう。子供は興味の惹かれるものがあると手に取ったり、口に含んで確かめたくなってしまいます。誤ってフィナステリドに触れたり飲んでしまうと、生殖器の正常な発達が行われなくなる恐れがあります。

服用後にしまい忘れなどないよう、子供の手の届かない場所に厳重に保管しましょう。

個人輸入の利用は絶対にやめる

個人輸入代行サービスを利用して海外の医薬品を購入する人がいますが、絶対にやめるべき行為です。個人輸入代行業者を通して送られてくる医薬品は4割が偽造品であり、過去にそれを飲んで死亡したケースも発生しています。

重篤な副作用が起きても全て自己責任になります。

送付される医薬品の4割は偽造品

個人輸入代行サービスでの医薬品購入について、厚生労働省は「安易に使用しないように」と注意を呼び掛けています。その最大の理由が、送られてくる医薬品の4割以上が偽造品で、その偽薬を服用して死亡したケースも発生しているからです。

日本国内でEDの治療薬を製造・販売している製造会社4社が、個人輸入代行業者のWebサイトから購入した医薬品を鑑定調査したところ、そのうちのおよそ4割が偽造品であったという結果が発表されました。

偽造品は衛生管理がされていないような工場で製造されており、薬の形を成しているだけで成分はでたらめです。その分コストがかかりませんので、個人輸入代行業者は裏でぼろ儲けをしているわけです。一方、得体のしれない偽造医薬品を飲み、死亡しているケースもあるのです。

また、発がん性の物質が含まれていることも確認されているため、知らずにがんの発症を早めているなんてこともあるかもしれません。

副作用が起きた場合、医師や薬剤師でも対処が困難

偽造医薬品を飲んで副作用が起きた場合、医師や薬剤師でも対処に困難を極めます。まず、病気を治すときは症状の原因を突き止めてから、適切な処置がなされます。しかし、どの成分で症状が起きたか原因がわからないと、対処の施しようがありません。適切な処置が行われるまで、その間ずっと苦しむことになります。

そうなると若ハゲ予防どころではなくなり、髪だけでなく健康も失うことになります。また、副作用が起きても業者側に一切の責任はなく、全て自己責任になります。

繰り返しにはなりますが、このような事態を避けるためにも個人輸入の利用は絶対にやめましょう。

若ハゲにおすすめする11の予防法

ここでは、AGA治療以外の若ハゲにおススメする11の予防法を紹介します。これらの予防法だけでAGAを予防することはできませんが、AGA治療と併せて行うことでより予防効果を高めることができます。

1度に全てやるのは大変だと思われますので、まずはできそうな予防から始めてみることをおススメします。

髪に良い食事・栄養を心がける

髪の成長に必要な栄養素を摂ることで、若ハゲ予防に繋がります。20代は外食やインスタント食品などで食事を済ます人が多い傾向にあり、髪の成長に必要な栄養素が不足なりがちです。

そのため、「タンパク質」「ミネラル(亜鉛)」「ビタミン」など、髪に良い栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

タンパク質を多く含んでいる食べ物は「納豆」「レバー」など、ミネラルはアーモンドなどの「ナッツ類」、ビタミンは「緑黄色野菜」などがあります。栄養バランスが偏っている自覚のある人は、これらの食べ物を意識して摂取するようにしましょう。

サプリメントで補う

自炊をしていない独身男性の場合、食事からの栄養が偏りがちです。そんな時はサプリメントで栄養を補うのがおススメです。AGA治療を行うクリニックの中にも、髪に良いサプリメントを処方しているところもあります。

特におススメなサプリメントは以下の通りです。

  • 亜鉛

  • アミノ酸

  • マルチビタミン

  • ノコギリヤシ

  • コラーゲン

ストレス発散

若ハゲ予防にはストレスを発散することも大切です。ストレスは髪と密接な関係にあり、AGAの発症を早める要因になります。慢性的なストレスは自律神経を乱れさせる原因になり、交感神経と副交感神経の切り替えに支障をきたします。

ストレスを受け続けると交感神経が優位になりやすく、血管が収縮した状態が続きやすくなります。すると、血液から髪の成長に必要な栄養が届きづらくなります。そのため、AGAと併せて発症を早めてしまう原因になります。

ストレスは髪にも健康にも良くないため、銭湯でお湯やサウナに入ったり、マッサージなどをして定期的に発散することを推奨します。

睡眠をしっかり取る

睡眠は髪の毛の成長と密接に関わっています。睡眠を取ることで成長ホルモンが分泌されるからです。成長ホルモンは身体のあらゆる部分の成長に関わっており、髪も例外ではありません。

成長ホルモンは入眠から3~4時間の間に脳下垂体から分泌されます。つまり、この時間にしっかり熟睡することが髪の成長にとっても大切という事です。

また、睡眠不足は自律神経の乱れやストレスの原因にもなりますので、できるだけ十分な睡眠をとるようにしましょう。

有酸素運動をする

有酸素運動は、この項目で紹介する若ハゲ予防の中でも、特におススメな予防法です。

まず、全身の血流を改善することができ、血液から髪の成長に必要な栄養を送りやすくするメリットがあります。また、ストレスが発散にもなり、自律神経を整えることにも繋がります。さらに、汗をかくことによってAGAの原因物質DHTをわずかに排出できるとも言われています。

有酸素運動は、酸素を十分に取り込みながら行う運動のことで、ウォーキング・ジョギング・水泳などがあります。有酸素運動はお金がかからない上に、健康や若ハゲ予防にも効果的ですので、積極的に行うことをおススメします。

シャンプー剤の見直し

CMや広告のイメージから皮脂詰まりがハゲる原因と考え、洗浄力や刺激の強いシャンプーを選んで使う男性も少なくありません。しかし、洗浄力が強いと必要以上に皮脂を落としてしまうことがあります。頭皮の乾燥や皮脂の分泌量を増やす要因になり、頭皮環境を悪化させるリスクがあります。

そのため、低刺激で頭皮に優しいシャンプーを使うのが理想です。おススメなのが「アミノ酸系シャンプー」です。

髪や頭皮はアミノ酸からなるケラチンタンパク質で構成されているため、アミノ酸系のシャンプーは頭皮や髪と相性が良くケアに適しています。また、主に天然成分でできているため、頭皮に優しいといったメリットがあります。

ただし、価格が3,000円以上と少し高めなので、経済的に余裕があれば選んで使うくらいで良いと思います。

正しい育毛マッサージ

育毛マッサージをすることで、頭皮の血流を良くしたり、程よく皮脂詰まりを解消することができます。毎日続けることで、若ハゲ予防に効果を発揮します。

育毛マッサージは1日5分、朝晩にするのがおススメです。また、入浴中や風呂上がりにすると効果的です。注意点は、やりすぎて頭皮に負担をかけすぎないことです。

以下に、ヘアケアマイスターが育毛マッサージを詳しく解説している動画があるので、こちらを参考にしてください。

正しいドライヤーのかけ方

ドライヤーはやり方次第で頭皮環境を良くも悪くもします。そのため、正しくドライヤーをかけて予防をしていきましょう。

以下の動画は、前述したヘアケアマイスターによる正しいドライヤーのかけ方の紹介です。こちらの動画を参考にして、正しいドライヤーの方法を身につけましょう。

禁煙する

タバコは人体だけでなく髪にも良くないため、予防を優先するなら禁煙をおススメします。

喫煙者は非喫煙者よりAGAの原因物質DHTが13%増加するという結果が、ハーバード大学の研究により判明しています。また、ニコチンによる血管を収縮させる作用や、ビタミンCを大量に破壊しコラーゲンの生成を妨げる作用があります。

さらに、タバコの煙が頭皮の乾燥を招いたり、肝機能の低下により髪が栄養不足になるなどのデメリットもあります。

「百害あって一利なし」と言われるように、予防を考えるのであれば禁煙をしましょう。1人で禁煙するのが難しい方は、禁煙外来のサービスを検討することをおススメします。

ハゲに効果のあるツボ押し

特定の部位のツボを押すことで、血流やホルモンバランスが整えられ若ハゲ予防に効果的です。ツボにはそれぞれ適した押し方があり、力の加え方が重要になります。ツボを押すときは、力を入れすぎないように注意しましょう。

ツボの部位や詳しいやり方などについては以下の動画で説明しているので、是非参考にしてみてください。

帽子などで紫外線対策をする

紫外線は頭皮にダメージを与えるため、帽子などを被って紫外線対策をしましょう。

紫外線はシミ、そばかす、皮膚がんなどの原因になることでも知られており、浴び続けると人体にとって有害なものです。紫外線を受けやすい頭頂部は、最もそのリスクに晒されていると言えます。特に日差しの強い夏場はしっかりと対策をすることが大切です。

若ハゲにおすすめしない予防法

誰もが知っている予防の中には、医学的に根拠がなくおススメできない予防があります。ここでは、若ハゲにおススメしない2つの予防法を紹介します。

育毛サロン

育毛サロンとは、テレビCMで見たことのある人も多いと思いますが、頭皮の脂を除去するなどの頭皮ケアで発毛を促すというものです。昔から存在する薄毛対策ですが、薄毛の原因の多くがAGAであると科学的に解明された現在、オススメ出来る方法ではありません。

育毛サロンで行っているサービスは民間療法であり、施術に使われる薬剤などは医薬部外品に属される効果の薄いものになります。また、赤外線照射やスチームなど様々な施術法を用いており、いかにも髪が生えてきそうな印象を受けますが、医学的な観点からどれも効果は疑わしいものばかりです。

勿論、皮脂が原因で起きる脱毛症(脂漏性脱毛症)もあります。そういった方には内服薬での治療よりも効果はありますが、薄毛の原因としてはごく少数です。また、費用も1年で100~200万円と高額であり、コストパフォーマンスの面でもAGA治療と比べると極めて低いと言えます。

育毛剤

育毛剤には、AGAの発症を遅らせるような成分は一切含まれていないため、予防にはおススメできません。

通販で購入できるような育毛剤は、全て頭皮環境の改善やヘアケアを目的としたものです。AGAの原因はDHTですので、その生成を防がないことには若ハゲを予防することはできません。

また、1本で7,000円以上するため、費用に見合った効果が得られるかは疑問が残るところです。効果が疑わしいものに数千円払うよりも、効果が認められており費用も安いフィナステリドの方が予防にはおススメです。

まとめ

若ハゲ予防におススメの予防と、おススメしない予防を説明してきましたが、いかかでしたでしょうか?

若ハゲに限らず、ハゲの原因は9割がAGAです。ハゲの予防といえば頭皮環境や栄養などを意識しがちですが、AGAを確実に予防するためにはAGA治療しかありません。

また、薬による治療は月3,400円から受けられ、1日1回薬を飲むだけなので、続けやすいメリットがあります。

ただし、リビドー減退(性欲減退)など、僅かながら副作用のリスクがあるため、その点に注意してください。また、薬の成分を女性や子供が摂取しないように、献血をする際や保管などには十分気を付けましょう。

AGAは発症してからでも治療で治せますが、発毛薬が必要になり、その分髪を生やす期間だったり費用がかかります。また、ヘアサイクルの回数も限られているため、早めに予防しておくことに越したことはありません。

若ハゲは、AGA治療でしっかり予防しつつ、紹介したおススメする11の予防法も活用して、フサフサで華々しい20代を送りましょう。

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