あお写真? シロクマ文芸部
「青写真」という言葉はわたくしの辞書にはない。
わたくしはナポレオンではない。したがってロバでアルプスを越えたりはしないし、コルシカ島に行ったこともない。そういえばシチリア島は風光明媚な素敵なところだった。いかにも少年、ビトー・コルレオーネが遊んでいそうな風が吹いていた。
そういう話ではない。
だいたい今どき、青写真を使う場面はないんじゃないかな。
実物を一度だけ見たことがある。なんだか手が汚れそうな青い紙で、私の美しい潔癖が「触れてはいけない」と忠告するので見るだけに留めた。
もしかしてこれは、「絵に描いた餅」と同義ではないのか。
だとすれば私は日々、餅の絵を描いているではないか。
では餅の絵をひとつご紹介しましょう。
なんだかピリッとしない。
某sns用に一週間ほど前に書いたものだが、寝かせている。
読み返しては修正を加える。
それでもピリッとしてこない。
いちおうちゃんとした設定も構成もあるストーリーなのだが、それが文面に表せていない。
青写真はしっかりしているのに・・・
ん?青写真?
そうか。これが例のうわさに聞く「青写真」か!
小牧部長さま
今週もよろしくお願いいたします。
この埋め込みデータは半分マヨネーズのかかった、お好み焼きからこっそりちょうだいいたしました。ありがとうございます。
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