外に飛び出した名反は駅に走る。
ホームレスの爺さんにぶつかりそうになった。
「爺さん、珍しいね。こんなところで」
「ああ、君か」
「マドンナのカレーがあるんだ。たぶん残るから持ってきたらもらってくれる？」
「へえ、嬉しいこと言ってくれるね。ではワシもちょっと付き合ってくれるかね。5秒だけ」

　第7話

爺さんについて雑居ビルのドアを潜った。
目を疑う。
「爺さんここは？」
「夢と現の間の橋じゃ。欄干に人形があるじゃろ？あれは人間の金銭欲の塊じゃ、目を合わせんようにな」
「見たらどうなるんだ？」
「欲に憑かれる。嘘じゃ、目が回って橋の下の現実に落ちるだけじゃ」
「落ちたら？」
「知るもんか」

ナゾリさん、続けて6話、7話行っちゃいました！

この第7話はある方のお話の引用です。
ご紹介します。

ヱリさんのかなり寒くなるお話です。
こちらが本家本元。

スズムラさんか中西さん、ナゾリさん、次の8話の担当をお願いします。
お返事をコメント欄にお願いします。