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マッチングアプリに拒否反応が出る/シンプル隠居生活/フケ問題

■マッチングアプリに拒否反応が出る

多分11月くらいにマッチングアプリを消した。
散々遊んできた手前で言うことじゃないかもしれないが、「こんなにも不毛なことはない」という気分になった。
消した時はだいぶせいせいした気持ちになっていた。これで余計なことに気を揉んで、口だけの言葉に浮かれて、最終的に「結局男ってこんなもんだ」と落胆するような、生産性のないことに荒んでみたり、時間を割かなくて済む。そう思っていたところだったのに、年が明けたら、人恋しさがぶり返した。
そうなるとマッチングアプリでしか出会う手段がないのだが、さすがにもうTinderは不毛すぎてやりたくない。すでに出会ってそれきりになっているアカウントに出くわすのも異常に不愉快だと思った。
じゃあ次なるアプリを入れようということで、pairsをインストールしてみた。が、結局私はどこまでいっても外見至上主義で、Tinderほど好みの男がいないし、なんかそれを品定めするようにスワイプし続ける自分が滑稽で嫌な生き物のように感じた。ので、インストールして5分後にはアンインストールしていた。早すぎる。

結局何のアプリだったらいいんだ?と思って、ふとXで「アラフォー マッチングアプリ」などと検索するなどした。はっきり言って迷走していると自分でも思った。
結果、検索トップに出てきた「マッチングアプリは恋愛の在り方を破壊した。男も女も互いにルッキズムにとらわれ、結果人間不信になっている」というポストをいくつか見かけて、なんか納得してしまった。そりゃあ、ヒトを写真で見て判断してるんだもん。そうだよねえ。
というわけで、もうマッチングアプリは使わないことにした。あと、身の丈に合わない出会いを求めようなどということもさっぱり考えなくなった。

■シンプル隠居生活

というわけで、自分にだけ優しい生活をしようと考えた。
その結果、かなりシンプルな生活様式が出来上がった。

平日はジム⇒家事⇒仕事⇒寝る
休日はジム⇒家事⇒競馬⇒寝る(すごく早い)

こんな感じ。シンプルと言うか、隠居に近い。
時折休日にシーシャ屋で仕事をしていることも多かったが、それも異常なストレスを感じるようになってしまい、やめた。無限に残業していたほうがましだ。あと、作業にちょうど良いシーシャ屋が渋谷にあるということもあり、渋谷の雑踏をかき分けてシーシャ屋に行くという行為自体が本当に嫌になってしまったのもある。
それとは別に、一人でふらっと出かけることも過去には多かったはずだが、最近はそれもない。出かけたっていやな気持ちになって、何かを得ることもなく疲れて家に帰るだけだからだ。

最近どこかに出かけて街を歩くカップルとか家族を見るだけでだいぶストレスを感じるようになっていた。心が病んでいるのだと思う。
だとしたらもう必要以上に出歩くのは辞めたほうがいいのかもしれないと思った。極論を言うと、人との接触がなんとなく億劫に感じられるようになったのだ。コミュニケーション能力は平日の仕事に全振りしている。

そういうわけで、なんかもう枯れたように生きている。家のウンベラータも枯れそうだ。が、余計なことに気を揉まなくてよくなった分、低め安定な感じで過ごせてはいる。それでいいのかどうかは知らない。

■フケ(脂漏性皮膚炎)問題

出かけるのが億劫になった理由の中には「人との接触が嫌だ」以外にも、「寒い」「メイクが面倒」「金を無駄に使いそう」というのもあった。それに加え、直近では「フケがめっちゃ出る」という深刻な問題を抱えていたのも大きかった。

めっちゃシャンプーはしているけれど、多分シャンプーがあってないとか、ここ最近の陰鬱な気持ちが普通にストレスになっていたようで、12月末くらいから脂漏性皮膚炎を患っていた。

最初はちょっと頭が痒いくらいのレベルだったのが、いつしか大分痒さが増し、頭を触ればフケが舞う上に、髪を解くたびにデカイフケが取れる、髪を解かなくてもとにかくデカいフケが取れる、そんな始末だった。こりゃいかんということで皮膚科に駆け込んだ。

で、普通にステロイドと抗ヒスタミン剤を貰ったわけだが、それを使い切っても治らなかった。いや、改善はしたのだけど、薬を使い切ってしばらくしたら元に戻った感じ。これはまずいぞと言うことで、フケの原因菌を抑えるミコナゾール配合シャンプーとかも使ってたが、まあ全然よくならない。
モテない陰キャアラフォーオバサンが、フケまでまき散らしていたらいよいよ限界だ。あまりに惨めだったので再び皮膚科へ。
「もうちょっと強い薬出しますね、あと保湿剤も」ということで、もうちょっと強いステロイドと抗ヒスタミン剤を貰ってきた。あとヒルドイドローション。

で、この「ちょっと強いステロイド」がけっこう強めだった。なんならパッケージに「劇」「火気厳禁」と記載されていた。火気厳禁?!
で、火気厳禁というパンチラインにふさわしいドギツイアルコール臭もした。確かにこれで何かを燃やせるかもしれないと思っちゃうほどだ。そんな劇物を頭に塗らなきゃいけないほどの状況だったのも結構ショックだった。

で、一応保湿も効果ありということで、ヒルドイドも夜な夜な、頭にペチョペチョ塗ったりした。その結果、4日くらいでフケが気にならないレベルに。助かった…。
まだ抗ヒスタミン剤は飲み続けているが、一応飲み切ったらこれで様子を見てみようと思う。まだ劇物はあるので、また痒くなったら劇物をちょいちょい使うこともあるかもしれない。

多分一生の付き合いになりそうな脂漏性皮膚炎。やっぱもうストレスを溜めないためにもシンプル隠居生活は続けていこうと思う。

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