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2023年4月22日の近況報告 子無しどころか結婚すらしていない人間がこんな事言うのも傲慢の極みかもしれないが……

 今回の話は「子育てはおろか結婚すらしてない奴が子育てを語る」という地獄絵図になってしまいます。
 無理な人は今すぐブラウザを閉じてください。


 子育てとなると母親は滅私奉公で子供を最優先にしなくてはいけないと思われがちだけど、実際には「母親を優先」した方が良いでしょう。
 特に産後うつが重症化してしまって判断力がおかしくなって「私が全部面倒を見ないといけない」って思って、
 明らかにキャパオーバーしてるのに夫や両親の「いい加減で不完全な反則だけしかしない育児」がどうしても許せずに、自らワンオペに追い込んでいく母親はいると思います。


「風呂上がりにちょっとジュースをあげる」みたいな『反則』が許せなくなって、それこそ「ふざけてないで!! 命がけで!! 死ぬ思いをしながら!! 子育てしなさい!!!!!」って家族に当たるようになるんですよ。
 こうなるとまずいでしょ?


 でもよく考えたら泣いてから3分後にようやくミルクを与える母親と、泣いてから5秒でミルクを与える母親に育てられた子供の間で36倍能力に開きが出るか? っているとそうでないでしょ?
 だから子供が泣いても少しは放っておいても良いしそれに罪悪感を持つ必要なんて無いんですよ(むろん完全放置はまずいと思うが)。
 むしろ「完璧な育児をしないと子供が壊れて将来犯罪に走ってしまうのでは?」っていう恐怖の方がよほど問題だと思う。


 現実的に言えば「いくら泣いても母親はTVを見ててあやしてくれなかった」っていう理由で子供は不良にはならないし、
 犯行動機で「赤ちゃんの頃泣いてたのに7分間も放置した親が許せなかった」っていう理由を語る人もいません。


 赤子の頃不完全な育児をしてくる親たちに恨みを持った人がどれだけいるのか? 実際に周りの人に聞いてみてくださいよ。
 余程特殊な環境で育ちでもしないと、いないのでは?
 俺も思い出せる最古の記憶は幼稚園入園前までで、赤子の頃泣いても放置されたっていう恨みつらみとかそういう物はありません。そういうものですよ。


 だから「完璧な育児をしないと子供が壊れる!」とか「夫や両親の『いい加減で不完全な反則だけしかしない育児』なんて絶対にさせたくない! 許せない!」って追い込んでも良い事ないですよ。
「人間は不完全な育児しかできない」のと「不完全な育児をしてしまっても子供は壊れない」っていうのを頭の片隅にでも入れてた方がもう少し育児の苦痛は消えると思う。


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