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チェコ留学への書類準備:アポスティーユって何??

今回のブログでは、海外の大学進学の際に必要な書類の種類と準備について書いていこうと思います。
これは、国によって違ってくると思うのですが、チェコへの進学の場合には書類が「チェコ語」での用意が必要だったり、アポスティーユというものが必要になったりします。
アポスティーユ認証が必要だった書類は・・

*大学側に送った書類:高校などの卒業証明書・成績証明書
*ビザの取得の際に必要な書類:無犯罪証明書

でした。(これは国や進学先の学校、個々の経歴などによって違ってくると思いますのでご確認くださいね。)

アポスティーユって何??

まず最初にぶつかったのが、この聞いたことのない単語。
英語と思って調べても出てこない!!
このアポスティーユというのはフランス語らしくて直訳すると「付箋」という意味。
提出する書類が、本物であるかどうかを証明するためのもの、それがアポスティーユと呼ばれるものです。

アポスティーユってどうやって取るの??

アポスティーユは、認証してほしい書類を外務省に送ることでつけてもらうことができます。
外務省HP>>https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/index.html

依頼書はフォームがあって、外務省のHPからダウンロード可能。
こちらに、必要事項を記入し、認証して欲しい書類と、返信用の封筒を入れて送りました。
以前は窓口での対応だったのかな??
2022年5月の時点では、郵送での申請と受け取りになっています。
大体、1週間程度で書類が返送されました。
我が家の場合は、レターパックプラスを利用しましたが、簡易書留でもいいのかなと思います。
(ちなみに、返信用封筒もレターパックプラスを利用しました。)

ちょっとまって、先に公証人役場に行かなきゃかも

アポスティーユって簡単じゃん!!ておもったアナタ!
実は、このアポスティーユだけ認証されればよいってのは、警察からもらった無犯罪証明書のように、公的機関からの書類。
学校から発行された卒業証明書や成績証明書という書類は、そのままアポスティーユ認証を受けることができない場合があるのです!

この書類は本物だよ〜という証明をまず取得してから、その証明と一緒に、外務省に認証してもらう、といった流れになります。

そのときに、本物だよって証明をしてくれるのが「公証人役場」というところ。各都道府県にあるようですが、場合によっては自宅から遠い場合もありそうですので、調べてみてくださいね。
全国の公証人役場はこちらから調べられます>>https://www.koshonin.gr.jp/list

我が家の場合は、住んでいる市内にあったので、そこへ電話をして予約をとってから出向きました。
証明して欲しい書類を持参。その場で、作成をしていただきました。
参考までに、料金は11,500円。認証に5,500円と外国分での加算が6,000円という内訳でした。(これは、その役場によって違うかもしれないですね)
英語での作成のため、自分の名前がパスポートの綴りと同じかどうかなどの確認が必要です。

高校や大学の卒業証明書などは、まず公証人役場で宣言書をつけてもらってから、外務省にアポスティーユ認証をしてもらう、という流れになります。

無犯罪証明書の封筒はそのまま送っていいの?

ビザを取得する際に提出する書類の中に「無犯罪証明書」というものがあり、こちらもアポスティーユ認証が必要になります。
この無犯罪証明書については、住民票のある都道府県の警察本部にて発行してもらうことができます。
こちらは封筒に入っていて、「開封したらあかんよ!」っていう説明があるのですが、じゃあ、開けずにアポスティーユ認証してもらえるの??という不安がありました。

アポスティーユ認証の申請の際には、この封筒はそのまま開けたりも何もせず、外務省に送ります。
返却された封筒も、開封はされておらず、アポスティーユ認証の紙がホッチキスで付けられた状態で戻ってきました。

ですので、ビザ申請の際に大使館に提出するまで、封筒は開封せずにそのままの状態でアポスティーユ認証も取得すれば大丈夫です!


最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、他の書類についても書いていこうと思います!




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