異性の友達という存在。
※私を含めて、恋愛対象が異性という人にとっての、ね。

異性なんだけど、恋愛じゃない。友達ですよ、という関係の人。

これは、やっぱり特殊であり貴重であり、私にとっては大事なんだけど、どうしても長続きはしにくい。

性別を全く気にせず友達になれたら楽しいけど、そうはいかない。
そりゃあそう。色んな人がいるもん。相手もそうだとは限らないから。

相手の男性が明らかに「俺、男性しか好きになりません」「ゲイです！」って人でない限り、恋愛の可能性がゼロではない。それは自意識過剰とかではなく、相手がそういう可能性を念頭においているかもしれない、と思っておかなきゃいけない。女性としてはそれは自衛に繋がる視点でもある。

恋愛というと聞こえはいいけど、それは広い意味ではワンナイトも含む。付き合いたいとまでは言わないけど、ホテルには行きたい。女性と二人で食事に行くだけで、そういう期待をちょっとしている。それは、自分が既婚者であっても関係ない。そういう人は多いでしょ？良い悪いではなく、内心の話。

だから、異性の友達とは、どれだけ気が合って、仲良くても「一緒に泊まりで旅行に行こう」みたいな話には、なりにくい。

えっ…、私たち友達じゃん。泊まっても何もないよ。

それが共通の認識であると、同性ほど断言はできないし、傍はたから見ても同様だからこそ、どちらかに恋人がいたら、その同意もまた得にくい。

お互いにフリーで彼氏も彼女もいなければ、お互いの同意があればどんな関係になっても構わないのかもしれないけど、その辺曖昧にしておくとトラブルになりやすい。

良い友達のフリをしていたけど、実は異性として見ていた。
それは両想いであればロマンチックな話だけど、片想いなら「裏切られた」となりかねない展開。それなら、黙っていずに早く言ってよ。友達として信頼してたのに、下心を持ち込まないでよ…ってなりかねない。それは男女どちらから見ても。望まない体の関係はお断り、食指が動かない。そういうことは男性だってあるはず。

恋愛対象なのかどうか。

これって、本人に直接確認はしにくい。えっ、自意識過剰？なんて笑われたくないし、聞いたとしても本心を答えるとも限らない。