自己紹介の下書きが、次に繋がっていた話。
はじめまして。さとみです。
現在は地方で3歳の子どもを育てながら、医師として非常勤で健診や訪問診療の仕事をしています。ライティングにも挑戦しています。
もともとは医局の専攻医として大学病院や関連病院で働いていましたが、育児と仕事の両立で悩んだ末、退局しました。
今では子育てと無理なく両立しやすい働き方へシフトしつつありますが、
以前は、
仕事に家事に疲弊して、
その疲れやイライラがそのまま子どもへの対応に出てしまい、
そんな自分を許せなくて嫌いになって・・・
モヤモヤ悩んで、さらに疲弊していく・・・
という負のループを何周も繰り返していました。
幸い、医局では子育てに理解のある上司に恵まれ、働きやすいように色々な配慮をしてくださりました。当時の上司には本当に感謝しています。
医師の仕事自体にやりがいを感じていましたし、患者さんからの感謝の言葉にモチベーションをいただいていました。
とはいえ、色々な都合で解決が難しい問題もあり、「転職」がずっと頭の中にありました。
家族を最優先にするには、働き方を変えるしかない。
そうなれば、退局して転職するのが最適解だろう、と頭では分かっていました。
夫(非医師)も転職には大賛成、むしろ、私の様子を見て、早く転職しなよ!と何度も勧めてくれていました。
ですが、優柔不断な性格もあり、本当に退局を決断するまでの葛藤は相当なものでした。
家族が一番優先したいことだけど、
医局を辞めてしまったら、自分は一体何者なの・・・?
自分には大した価値もないんじゃないか・・・?
↑ こうやって文字にすると、
何を悩んでいたんだろう(笑)と思えてきますが、当時は真剣に悩んでいました。
他の大多数の医師と違う道を進むことに不安を感じて、数年間、転職する決意ができないでいました。
今、noteを書きながら振り返って思えば、
医局のさとみ先生、○○さんの奥さん、△△くんのママ・・・
分かりやすく何者なのかを説明できる場にしがみつきたかったのもあると思います。
同じような心境だったのか(?)、今後英語を使う予定もほぼないのに、英検1級やTOEIC満点まで取った過去があります。この話はまたいつか。
そんな頃、とあるきっかけでコーチングを学ぶことになり、
自分がいかに自分のことをよく分かっていなかったかに気付き始めました。
小学生の頃から学習塾に通い、中高は勉強に打ち込んで医学部現役合格、
ストレートで大学卒業して、次の目標は、何となく
「医局に入って最短で専門医を取りたい」
「家庭も仕事も両立したい」
「あわよくば大学院も行きたい」
と思っていました。
世間体は完璧なコースですね。
医学部を目指していた頃~出産するまでは、そういうコースをたどって、医局関連病院を定年まで勤め上げるのが、私の何となく描いていた人生でした。
高校生の頃から、全くアップデートされていませんでした。
特にアップデートする必要性に迫られてもいなかった、という感じです。
「・・・でも、これは私の夢なの?叶ったら幸せなの?」
そんな根本的なところから揺らぎ始めました。
この目標って、
他人の期待に応えたい自分や、他人の評価を気にした自分が作り上げた、
分かりやすい、説明しやすいことを優先した人生ではないか?
コーチングで言う「他人軸」の人生ではないか?
と気付きました。
・・・ああ、だから、
仕事も、家庭も、すごいと評価される資格も、
贅沢できないにしても生活に困らないくらいの収入も、
いろんなものを手に入れてきたはずなのに、
何か、違う。
イキイキとした毎日を送れていない。
って感じながら、生きていたんだ。。。
でも、その「何となく違う」の解決法も分からない。
それなりに幸せな人生なはずだし、
他人からも「順風満帆みたいで良いですね~」って言われるし、
無いものねだりしたって仕方ないよね、現状は受け入れなきゃ、と思いこんでいました。
子どもの頃から、忙しいことを言い訳に、あまり自分の気持ちに向き合ってこなかったことを反省しました。
(医学生は一般的な大学生のような就職活動がなく、コーチングを学ぶまでは自己分析もほとんどやったことがありませんでした。)
ひとまず、この現状に気付けただけでも、私にしては大進歩でした。
そんなことをコーチに伝えると、
「お医者さんも人間だよ。自分軸をもって生きていいんです。」
「病院勤務にこだわらなくても、患者さんに貢献する方法はあると思います。」
という言葉をかけていただきました。
その後も、何度も自分の中でキャリア変更について葛藤がありましたが、
少しずつ自分のことを理解し受け入れ始め、
自分が医局を辞めることを認められるようになりました。
そこから約1年・・・
医局を辞めて、転職しました。
新しい場所で日々学びながら働いています。
より子育てと両立しやすい環境が整い、子どもへの日頃の接し方が変わり、
子どもとの距離感がもっと近くなったように思います。
以前よりも、気持ちに余裕ができて、日々の何気ない瞬間にも幸せを感じられるようになりました。
めでたしめでたし・・・
ではなく!!笑
まだ、自分が求めている人生とは違う、と思っています。
まだ、何か、違う。
イキイキとした毎日を送れていない。
と感じています。
今までと比べれば大きな変化は感じられているものの、
アラサーにして、まだまだ自分のことを分かっていないと思う部分がたくさんあります。
第一歩として、一番大切にしたい家族を優先するための行動は、できました。
それだけでも、自分にしては大拍手ものですが、
「これが、私が人生をかけて取り組みたいことです!」
「考えただけでワクワクします!」
と言えるような「何か」はまだありません。
いつか出会えるのか?
今持っているものの中から気付くのか?
自分で作り上げるのか?
何をしたらいいのか・・・?
というところが、今の課題だと思っています。
「何か」で誰かのお役に立って、自分も満たされて、
幸せにイキイキとしている様子を子どもに見せたい、
子どもに「大人になるのが楽しみ」と思わせられるような姿を見せたい、
と思っています。
待っているだけでは、「何か」を見つけることはできないだろうと思っています。
コーチングの勉強をしたり、自己分析の本を読んだりして、
自分がどんな人間かを振り返ってみることの大切さを知りました。
ですが、
自分一人で取り組むと、
こんなの、誰かの役に立つ?
もっとすごい人なんて、いくらでもいるよ?
大したことないじゃん・・・
と脳内ツッコミが入って強制終了。
誰かに話してみると、
自慢っぽいし、控え目にしとこう・・・
ここは伏せておこう・・・
と全部をありのまま伝えるのに抵抗を感じてしまいました。
これじゃあ進まないし、どうしようか・・・
と考えていた時に思いついたのが、noteです。
このnoteでは、今までの自分の棚卸しをしていこうと思います。
その過程で、
自分はどういう価値観を持っているのか?
自分は何が好きで、何が得意なのか?その反対は?
自分はどんな人をどんなふうに幸せにできるのか?
自分はどんな価値を他人に与えられるのか?
どうやったらそれを実現できるのか?
ということを探っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご興味があれば、これからの投稿もお読みくださいませ。
・・・という下書きを、2024年3月27日に作りました。
翌日、「他の女医さんってどんな記事を書いてるのかな?」と何気なくnoteで検索していると、、、
とある女医さんのnote記事から小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座を知りました。
最初はあさぎさんのド派手な生活や見た目から、引き気味で見ていましたが(笑)、
知性を感じさせる説明力や、関わる人への愛を感じるコメントを聞いて、
どんどんあさぎワールドに引き込まれ、、、
「この講座で、自分の今やろうとしていることが速く進みそう!
このタイミングで見つけられたのも、何かのご縁かも?!」
そう思えて、講座を知ってから2日で申し込むことを決断しました。
高額なので申し込むときはドキドキ、怖いとすら思いましたが、
「貯金で人生は変わらない むしろ機会損失」
と、不安な気持ちはあさぎさんがバッサリ斬ってくれました。
そうして私はめでたくアサギストになり、
自己紹介の下書きが、意図せずして次に繋がっていました。
せっかくなので、これから講座を受ける自分を実況中継するとともに、
いつか魅力覚醒講座に興味を持った方の参考になるよう、
自分の変化を素直に、積極的に、アウトプットしていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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