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2022年1月8日~9日 喪服とジェンダー

【1月8日】
14時16分に目覚めた。

喪服に関するネットの書き込みを漁っていたら「葬儀は故人と関わりのあった人たちのためにある。その人たちの気持ちを第一に考えるべき。自分がしたい格好を優先するのは子供だ」といったコメントを見つけた。

周囲に気を使う必要がないとは思わない。でも周囲の人のために自分の心を犠牲にすることが最善とは思わない。

私には、男性の喪服はほぼ1種類に見える。

それに対して女性の喪服は、スカートとパンツスーツがある。スカートもワンピースとツーピースがある。女性のパンツスーツはマナー違反という記事が散見されるが、葬儀屋はそれを否定している。カジュアル寄りの喪服も許容されつつあるように見える。

男性の喪服にはほぼ選択肢がない。女性の喪服には多少の選択肢がある。選択肢ゼロの立場から見れば、選択肢が2~3種類でも自由があるように見える。

男性が男性用の喪服を着ることに苦痛を感じる場合、女性用の喪服を着てもいいのではないか。性自認が女性の場合はもちろんいい。しかし、そうでなくても許されると思う。どちらも礼服なのだから、失礼とは思わない。

心を考慮せず、ただ身体の性別のみによって、着るものが限定され、強要されることがいいことだとは思わない。

親しい者には事前に相談したほうがいいだろう。そんな格好で出席することは許さないということであれば、出席しなければいい。

実際には身体の性別側の服を我慢して着ることが多いようだ。しかし、あなたはそれに抗おうとした。このことだけでも価値がある。その苦しかった思いを、ネット上に発信してほしい。

そうすれば、次の世代が思いを受け継いでくれる。他人のために自分の心を犠牲にしなくていい社会へと変えていってくれる。そう信じている。

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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