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LDLが高いといわれたら食べると良いものはある?

LDLは本当に悪玉なのでしょうか?

検診の血液検査で、LDLが高いですと言われたことありませんか?
LDLは「悪玉」などといわれているので
低い方が健康!と思われている方もいるかもしれませんが
本当にそうでしょうか?

コレステロールは総コレステロール。LDLコレステロール、HDLコレステロールの3つが検査項目に出ていると思いますが、これにトリグリセリドを加えた4つが脂質です。
脂質は血液中に入るために、そのままだと血液中を移動できないので(水の中に油を入れた状態と同じ)タンパク質に運んでもらいます
つまり、運んでもらうトラック(船でもいいけども)の数が少ないと、コレステロール値は低くなりますね
これは健康だからではなくて栄養不足かもしれないということになります

脂質は少ない方が健康的なのでしょうか?

LDLは様々な大事なものの材料となっています
①胆汁酸 脂を乳化する
②細胞膜 体内のすべての細胞の膜は二層の脂でできています
③脂溶性ホルモン 性ホルモン(エストロゲン、テストステロンなど)の材料
④CoQ10 ミトコンドリア(エネルギー産生)の栄養素
このように生命維持にはとても必要な栄養なのです

計算してみましょう!
それはHDLとLDLの比率をみます
(総コレステロール-HDLコレステロール)/ HDLコレステロール

値が3.0以上ある場合には動脈硬化の対策が必要です

それでもLDLが高めの時の対処法はある?

コレステロールは食事で食べたものからは20%程度しか反映しません
80%が体内で合成されるからです

とはいえ食事での対処法もありますからぜひ実践してみてください
コレステロール値を改善するにはナイアシンという栄養素をしっかり摂るようにしましょう
ナイアシンはビタミンB3のことです
ナッツ、のり、きのこ(エリンギ)、玄米、切り干し大根、
糠に多いので糠漬けもよいですね
動物性のものならレバー、煮干し、イワシ、アジ、サバなど青背の魚
レバーや青背の魚が食べにくい方は煮干しだしを使うと良いでしょう
鯖缶などの調理済みの食品は手軽に食べられます
サプリメントもありますが
人によってはナイアシンフラッシュといってからだが熱くなるようなこともあるので食事から試してみると良いです

1週間では結果はなかなか期待できませんので、3か月ほどじっくり取り組むのがおススメです

しっかり結果を出したい方には
栄養コンサルを付けるのもおすすめです
帆走する人がいるといつの間にかゴールまで走れます!









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