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無心になれる毛玉取り

冬も中盤になると毛玉のついた衣類が目につくようになる。

外出自粛制限とインドア体質の家族で出かける予定などないので、自分の靴下と娘のウールパンツの毛玉取りをすることにした。


10年くらい前に買った毛玉取り器。

フランスから上陸したスーパー「カルフール」に行くのが好きで、そこで買った。大きすぎるカートがあったり、レジがベルトコンベアになっていたり、棚の間隔が規格外に大きかったり、鶏の丸焼きマシンがあったりして、今で言うコストコのような場所だった。

電池を入れて動かす小型のもので、毎年このくらいの時期に出してきてまとめてジャジャーっと毛玉を刈っていくので電池は抜いてしまってある。

電池を入れてスイッチをONにする。

数年前からON・OFFのスイッチが緩みがちで、ONのスイッチを押しながらにしないとモーターの回転が弱くなってしまっていた。最近、コンセントに差して使う大型のものを母が買ってすごく良く取れる!と言っていたので、そろそろ買い替えようかな、などと考えているけど多分買わない。


赤い靴下の毛玉を刈る。

かなり厚手の靴下なので下に手をあてながら歯に当たる具合を調整しながら進める。

時折、飛び出た毛玉がジョキーン、ジョキーンと刈られていく。

滑らかになった表面を撫でて愛でる。

気づけば首が痛くなっている。

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収穫。赤い靴下とグレーのウール靴下、娘のウールパンツ。

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