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「マジカルナンバー4±1」、人の認知能力と「漢字の覚え方」のお話

📕「マジカルナンバー7±2」

💚人間が短期間に記憶できる(グルーピングされた)物事の数量のことをマジカルナンバーと呼ぶのだそうです。

1956年にジョージ・ミラー教授が「マジカルナンバー7」として提唱されたのだとか。

📕「マジカルナンバー4±1」

2001年には、これに続く形でネルソン・コーワン教授が「マジカルナンバー4」というのを論文で発表されて、以後、スマホのアプリのメニュー等も、最初の選択肢は「4±1」程度に抑えるように、設計するというのが最近の流行だとの事。

ここ note の記事のタイトルメニューも、大見出しに「4±1」、それぞれの小見出しに「4±1」というのを意識されるのが良いと思います。

📕 本題はというと、漢字を覚えるのに・・・

大昔に「熊」という漢字を覚えるのに「ムこうの山に月が出た、ヒが出たヒが出た四つ出た」という言い回しがありあまして、
私は熊(と態)という字を書くたびに此れを唱えながら書いていたりするのですが、

この言い回しは漢字を覚えるのにとても良いとは思いませんか?

マジカルナンバー論に従えば、「熊」という漢字は14画ありますので、単純に人が此れを素で覚えようというのには無理があるのですね。
だから「➊ムこうの山、に、➋月が出た、➌ヒが出た、➍ヒが出た、➎四つ出た」というように 4±1の文字 を覚える
→ それらを 五つのブロック・グループで覚える、というのはとても理に適った暗記法だと思うのです。

全ての漢字に覚えやすい語呂合わせを私たちで用意出来たなら、日本の将来にとって最も有意義な運動だったと感謝される歴史のひとつになり得ると、皆さんは思いませんか?

例:「松」ならば「キミ(公)とボク(木)とのさしむかい」
例:「戀」ならば「糸し糸しと言う心」

私はと言うと、つい昨日に「日本語教育能力検定試験完全後略ガイド_日本語教育能力検定試験学習書_第5版」なるものを買い付けて、おもむろに此れの読破をしようと決心してしまったため余裕もありませんため、誰か音頭を取ってとりあえずはユニコードに登録された約1万字(第1水準 2,965字、 第2水準 3,390字、第3水準 1,259字、第4水準 2,436字)の制覇を始めてくれれば嬉しいので誰ぞよろしくお願いします。私も微力ながら、誰か始めてくれれば30人目ぐらいで仲間入りして微力ながらお手伝い&最後までお付き合いしますので。

よろしくお願いします💚

■ 以下参考文献です


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