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コーヒー好きが考えた日常的に使いたいタンブラー【バイオマスプラスチック】

プラスチック問題に注目したことがきっかけで誕生したPAPLUS®ですが、
”タンブラー”として製品化したのはなぜなのか。
カミーノ様特有の着目点や素材の特徴などをお聞きしました!
≫≫前回記事 | プラスチック問題注目したPAPLUSの誕生


ーおもしろい素材に出会ったことがスタートだと伺いましたが”タンブラー”を製品化したのはなぜでしょうか。

鍵本:プラスチックの代用として「硬いもの」で「日常的に使えるもの」で、まさしく日常的に使うものに環境に負荷をかけない素材を使おうということが一つありました。
まあでも一番最初にあったのは「代表がコーヒーが好き」ということでしたね(笑)そこが非常に重要でした!(笑)

ーなるほど!作り手が本当に”日常的に使うもの”ですね。

鍵本:はい。全員が全員ではないと思うのですが、コーヒーをよく飲む人って一日何倍も飲むんですよね。接触する機会が非常に多いと思います。やっぱり月に一回使うモノが環境に良いというよりは、毎日使うモノや近くにあるものが環境に良いとか負荷をかけない方が重要であると思い、まずはコーヒータンブラーに焦点を絞って開発を進めました。

ー素敵な考え方ですね。PAPLUS®は独特なテクスチャーが魅力のひとつだと思うのですが、素材の特徴を教えてください。

鍵本:一番特徴があるのは紙が入っていることです。紙が入ることで独特のテクスチャーが出ます。
これ(写真1参照)が実際に使っている材料なのですが、紙を30ミクロンくらいに細かくパウダー状にしています。もうひとつはバイオマスプラスチックというものを使っています。
バイオマスプラスチックってバイオプラスチックとかいろいろあるんです。いわゆる植物由来とか樹脂って私も全くの素人だったので理解するのに大変時間がかかりました。一般の方にも馴染みがあまりないのかなと思います。

写真1 | 左から、古紙とポリ乳酸を混ぜたもの、再生用に砕いたもの、パウダー状にした古紙、バイオプラスチック(ポリ乳酸)

ーバイオプラスチックとは何なのでしょうか。

鍵本:バイオプラスチックというものは植物由来でできているものと、石油由来でできているものがあります。要は生分解する石油由来のプラスチックもバイオプラスチックと呼ばれるものになります。
弊社が使っているバイオマスプラスチックというのは、バイオマスなので植物由来のものになります。さらにこれが2つに分かれて、生分解するもの(わかりやすく言うと土にかえるとか自然にかえるもの。詳しく言うと微生物が水と二酸化炭素に分解するというもの。)としないものがあります。
PAPLUS®が使っているポリ乳酸というものは生分解するものです。紙も元々パルプからできているのでこれも生分解するものです。
なので、パプラスは生分解性をもつものだと言えます。

ーポリ乳酸についても教えてください。

鍵本:代表的なものはとうもろこしとサトウキビですね。サツマイモとかもあるみたいです。PAPLUS®は基本的にはとうもろこし由来のものを使用しています。
でんぷんから乳酸がでてきて、それを取り出して合成することでできるのがポリ乳酸です。(ポリというのはたくさんの数という意味)たくさんあるだけではなく、それが重なって重合して結びついているんですよね。石油系のものはそれが強固に結びついているので分解しなくなるんですよ。なので分解するのに何百年かかると言われています。

ーなるほど。分解にも様々な違いがあるのですね。

鍵本:ただ、PAPLUS®も100%分解するわけではなくほとんどの成分が分解するという言い方をしています。分解って100%することって実は難しいんですよね。要は微生物任せなので、微生物がしっかり働くことのできる環境がないと完璧な分解はしません。

ーそこの根幹を伝えることって難しいですよね。

鍵本:人間が活動するなかで環境に負荷をかけないことってないんですよ。要は自然環境とかにあるものを使わしていただいて必ず負荷をかけながら活動していることがベースになっていると思います。
なのでPAPLUSは環境に負荷をかけないことを意識したい方におすすめしたいタンブラーです。