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育苗ハウスをDIY①

(2023年2月27日)

 畑の梅の花が開き始めた。春の足音が近づいてくる。3月に入ると、春植え野菜の種まき、育苗がスタートする。 昨年は3月末にスイートコーンを、セルトレイに播種、育苗したのだが、気温が低かったせいか、発芽、成育にムラが出た。発芽率60%くらいと、不本意なことになってしまった。発芽適温は25~30℃で最低温度は10℃。生育適温は日平均気温22~30℃なので、発芽の時の方が高い温度が必要となる。

育苗ハウスを建てたい!

 今年は何とか、元気な苗を育てたいと、温度を10℃程度高められる育苗ヒーターマットを購入。発芽までは室内の縁側で育てようと思っている。その後の育苗にも寒さ対策が必要。どうしても育苗ハウスが欲しくなった。

 家の前の小さな畑。全体で20坪くらいだろうか。周囲にはサカキやアジサイ、ツツジ、ツバキなどが植わっている。ハウスを建てられるのは5坪前後か。と思い、小型のハウスをネットで検索。農業大学校でビニールハウスの基礎知識と建て方を教わったので、どのようなハウスを建てたいかが見えてきた。小型とは言え、風対策はしっかりしたい。夏の高温対策で巻き上げ換気はしたい。入り口はスライド式の方がいいなあー。などと考えながら、価格とにらめっこ。

本格仕様、コンパクト設計

 希望通りの育苗ハウスを発見!「ヒロガーデンライト4SD」(東都興業株式会社)。間口2.7m、奥行4.8m。パイプの径も22㎜と小型ハウスにしては十分な太さ。入り口もスライドドアで、各部品もプロユースの本格資材が使われている。オプションで巻き上げ換気も。畑に作るビニールハウスをそのまま小型にした仕様。すかさず、注文。

 発注から5日後には届いた。 支柱も2m以内に分割されているため、コンパクトに収まっている。巻き上げ換気は、自作しようと部品を別途購入。ハウスを建てるために必要な、工具類も取りそろえた。次の本格的なビニールハウス建設の予行演習も兼ね、育苗ハウスの自作をスタートします。

(あぐりげんき通信)

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