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心躍る そら豆の初収穫

(2023年4月25日)

 昨年10月に種を植え、11月に定植したそら豆が、大きな実を付けた。栽培期間半年以上。冬の寒さに耐え、春の一雨ごとに、ぐんぐんと成長。脇芽の剪定、整枝、土寄せ…。手間をかけた分、初収穫に心が躍る。

「三連」3~4粒莢、大きな実に感動!

 始めて植えた品種「三連」。特長は、

①3粒莢(さや)率が特に高い大莢の一寸ソラマメ
②子実の大きさは3cm程度、ボリュームがある大粒で食味良好
③子実の色は鮮緑でへそ(おはぐろ)の色は変色しない
④草勢旺盛で栽培容易な多収種。分枝が太く、無効枝が少ないので着莢・肥大が安定している

 育ててみて、それを実感。3~4粒の莢が多く、一粒一粒が大きいのに驚く。高さも1.8mくらいまで育っている。これは食べ応えがありそうだ。

初ものは「焼きそら豆」に

 収穫最盛期を前に、味見用に30莢ほど収穫。莢付きのだいご味でもある「焼きそら豆」に。グリルで15分。外皮に焦げ目が付くくらいに焼き上げる。

 そら豆は外皮が肉厚で、内側が柔らかい綿のようになっている。熱を加えることで、外皮の水分で、子実を蒸した状態になる。

 焼きあがったそら豆の外皮を剥くと、鮮やかな緑のおはぐろが付いた実が顔を出す。ほくほくで、茹でたときとは異なり、味が凝縮されている。これは、ビールに合う!

鮮度が決め手 鮮緑のおはぐろ、柔らかな皮

 若いうちは、莢が空に向かって育つことから「そら豆」と言われるという。成熟してくると、次第に下向きに垂れ下がり、筋の所が黒くなる。そして、外皮が光沢を帯び、子実がパンパンに張ってくると収穫適期。ゴールデンウイーク直前からが本格的な収穫スタートだ。

 連休終盤には、娘夫婦を自宅に呼んでバーベキューの予定。毎年の定番が、採れたてのそら豆をバーベキューコンロで焼く「焼きそら豆」。またまた、ビールが進みそう(笑)。

地元の産直市、通販サイトで販売

 収穫から間もない新鮮なそら豆は、剥いた実のおはぐろの部分が鮮やかな緑色をしており、皮も柔らかい。鮮度が落ちてくると、どうしてもおはぐろがその名の通り黒くなり、皮も硬くなってしまう。通常の流通ではその新鮮さはなかなか味わえない。収穫したそら豆は、新鮮なうちに地元の産直市に出荷し販売する予定。

(あぐりげんき通信)

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