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TOEIC攻略法について

こんにちは。今日はTOEIC攻略法について考えてみようと思います。TOEIC攻略法については様々なところで既に紹介されているところであり、今更書き足すことも少ないかなーと思ったのですが、最短攻略法についてではなく、遠回りが実は一番の近道かもしれないというテーマで、今日はTOEICの意義に触れながら攻略法について書いてみようと思います。

TOEICの意義

TOEICは不思議なテストです。国際的な知名度は、日本と韓国を除いて全くないにもかかわらず、日本人であればその名を知らない人がいないほど、英語力認定試験として有名になっています。就職などの場でも英語力の指標として使われ、TOEIC900点は帰国子女であるかのように扱われます。

初めに残念なことを言うと、TOEIC900点はピンキリです。筆者は2回目のTOEICで910点を無事取得したのですが、その時の英語力はひどいもので、TOEICのメイン科目である、読み、聞きですら、英字新聞さえ読めない。Ted talkの比較的優しい動画さえ全く聞き取れないといったものです。TOEIC900は一概には言えませんが、その程度のものです。はっきり言ってしまえば、就職や仕事でハイスコアを求められているのではない限り、急いで高いスコアを取ることに拘る必要は全くありません。むしろTOEICの賢い使い方は、TOEICを英語の入門として使い、TOEIC力ではなく、英語力を上げることです。

TOEIC力と英語力の上げ方

TOEIC力と英語力はリンクしていますが、両者は先ほど述べたように同じではありません。ただTOEIC力が高くても英語ができるとは限らない一方で、英語力が高ければTOEIC力も確実に上がります。なので、繰り返しになりますが、遠回りしましょう。英語力を上げて、結果としてTOEICでハイスコアを取るようにすべきです。

ちなみにそれでもTOEICでまず急ぎでハイスコアを取りたい、取る必要があるんだという方は、お勧めの参考書として、特急シリーズがあります。これとabceedと呼ばれるアプリを駆使してリスニングの練習をすることが、おそらく一番のハイスコアへの近道の一つかと思います。

遠回りでもいいやという人にとって、英語力の挙げ方は、至ってシンプル。まず第一歩としては多読多読多読につきます。多読しましょう。ただし、辞書を引き引き多読する必要は必ずしもないです。ラダーシリーズと呼ばれる多読用のレベル別に分けた教材があるのでそこで辞書を引かなくても8、9割意味がわかるものを読み漁りましょう。そこで頻出の単語で分からないものがあれば調べて覚える感じにするのがいいと思います。

ラダーシリーズの素晴らしいところは、巻末にワードリストが載っているため、これ一冊でも読書ができることです。辞書を持ち歩く必要なくできるので、かさばることなく多読が楽しめます。オススメ。

ちなみに慣れてきた人向けですが、森博嗣氏のスカイクロラシリーズの英語訳が出てますので、森博嗣ファンの方で英語の勉強したい方は是非チャレンジしてみてください。こちらのリンクも張っておきますね。話が面白いのですいすい読めてしまいますのでおすすめ。

リスニング力のあげ方については、特に英語を聞きまくることです…が、ここで一つポイントがあります。リスニング力は英語をただ聞くだけで伸びる段階に入る前に、英語を正しい発音で一定量覚えるという作業が必要になります。もっとも、単語学習については、個人的にはどこまで必要か断言しかねるところですが…(単語学習は自分の場合ほとんどしませんでした。)。ただ頻出単語は正しい発音とセットで覚えるようにしましょう。ある程度レベルが上がった方へのお勧めは、英英辞書で分からない単語が出てきたときにしらべることです。グーグルで「単語+meaning」で調べると英英で意味を教えてくれて、発音も聞けるので活用しましょう。

リスニングで聞く教材としては、Tedtalkがおすすめです。色々なアクセントを楽しめる上に、英語の訳をつけてみることができます。個人的に好きなtedtalkの動画を挙げてみるので、是非楽しんでみてください。いずれも有名なものです。勇気づけられる内容なのでぜひどうぞ。

最後に

いかがでしょうか。今回は遠回りが一番の近道、というテーマでTOEIC攻略法をやってみました。TOEICを受験する本質を見失わないようにしてくださいね。アヒルでした。


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