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寝室への階段

名曲「天国への階段」をもじってみました。
すみません(笑)

普段、寝るのは22時前後。
お風呂から上がってあれこれ準備してから息子を寝かしつけ(夫が担当してくれることが多い)、娘は折り紙で何か作ったりお絵描きしたり、一緒に本を読んだりと、ひとしきり遊んでから私と2人で寝室に行く。

寝る前のルーティンをちょっとご紹介。

歯みがき→仕上げ磨き→トイレ
これはどの家庭も同じかな?普通ですね。

いざ寝室へ!という時、
娘は神妙な面持ちで、スイッチの前に立つ。
縦に並ぶ「廊下」と「階段」のスイッチを同時に押す際に、いかに「パチッ」という音がズレないで一つの音になるかということに勝負をかけているのだ。いや、別に本当に勝ち負けを決めるわけではないけど、ふたつのスイッチが寸分違わぬタイミングで変わった時の快感、分かるだろうか。

それが上手くいったら、今度は階段のふもとに私と娘が横並びに、気をつけの良い姿勢で立つ。

まず「ドー」の音を出す。
そこから1段ずつ上がる度に、
「レー」
「ミー」
「ファー」
と歌い、
ソ、になったらそこから速度を上げつつ音量も上げる。
いわゆる、音楽用語で言うところの
クレッシェンドしながらアッチェレランドをかける、てやつだ。

ソラシド、にかけてスピードアップしたら、
今度はドシラソ…と音を下げながら歌って、
速度を緩める。そして音量も段々小さくする。
ディミニュエンドしながらリタルダンドをかける、のだ。

ドシラソファミ、と歌ったら
レ、の音で階段の頂上に着き、
ドー、の音で両足を揃えて、寝室に到着!

お布団に入ったら、
その日一番楽しかったこと、素敵だと思ったこと、嬉しかったことなどをそれぞれ発表して、
「I love you, good night」と言って寝ます。

娘は赤ちゃんの頃全然寝ない子で、抱っこ紐であやしながら寝たことも沢山。
寝かしつけが本当に大変でした。
何度「赤ちゃん 寝ない」とググったか。

でも、今や「おやすみなさい」と言ったら
次の瞬間にはすやすや寝息を立てている。
不思議なものですね。

今日はどんなことをお話ししてくれるかな?
どんな夢を見るのかな?

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