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【近況雑記】読書の秋、運動の秋、食欲の秋、ねこの秋

読書の秋

 相変わらずネットでマンガを読み漁る毎日。気になる作品はどんどん出てくるもんで。色々なマンガアプリにも手を出して回ったりしている。最近のハマり作品は
「しあわせは食べて寝て待て」水凪トリ 著

 タイトルの通り〝食べる〟ことが物語の重要な位置づけにあり、季節ごとの美味しそうな食べ物が色々出てくる。
 主人公さとこは、病気で生活スタイルを一変させた。健康な頃のように働けない、理不尽なことにも立ち向かえなくなり、収入は下がり、主治医からは「婚活でも…」などとハラスメント発言を吐かれる。発言した本人にしてみたら何気なく悪気なく言っているのかもしれないが、モヤモヤとした余韻がいつまでも残る言葉ってよくある。そういう、さとこの傷付いた出来事、悩み、また、嬉しくなる出来事には、身に覚えのあるような現実感があり、周りのキャラの心理描写も丁寧で伝わりやすい。さとこは新生活で、周囲の人と美味しい食べ物で少しずつ元気を取り戻していく。
 この作品から感じられたイメージを食べ物で例えるなら「干し芋」。豪華でも刺激的でも特別小難しいわけでもないけど、時間をかけて作られた安心の味。何時に食べても違和感がないような、暫く食べないでいるとまた欲してしまうような味。それが個人的には「干し芋」っぽく感じる。

 上記リンクから無料で沢山読める。10月14日23時59分までは1巻が丸々読めるので、時間を置いては読み直すのを繰り返している。マンガアプリ内の、少しずつ貯めたポイントで有料分も読み進めている🍠

 素朴な味を愛する一方で、豪華で刺激的な激しめの味を欲することもあり、他の作品も読み漁る贅沢な日々。…図書館から借りた本も読まなきゃ。

運動の秋

 運動の秋、というか梅雨明け頃から少しずつ運動を心掛けている。昔から動くのが嫌いで、運動の習慣は当然無い。休日は用が無い限り丸々一日、家に引きこもっている。今年春に人生初の在宅勤務が始まり、平日までも家から出ない日が増えた。これはあまりよくないだろうな~とは思いつつ、生活スタイルを変えずそのままズルズル過ごした。結果、腹・腰・太腿はもちろん、背中の肉付きも厚みを増してきている…ような気がする。
 さらに、持病で通っている病院の血液検査で、HbA1cの数値(糖尿病の指標)が上限ギリギリになっていて、このままだと糖尿病まで患う…いやもはや予備軍…と危機感を覚えた。そんなわけで渋々、重い(物理的にも重い)腰をあげて運動をし始めている。運動と言っても、買い物に行く際、ガソリン代をケチる程度に近所を歩いてるだけだったのだが。今夏の外歩きは、日が暮れてからも茹だるような暑さで…心底ウンザリしたし、死にそうになった。夏風邪をひいた期間は流石に歩けず、家で大人しく寝ていた。
 8月に、ふと電気屋に立ち寄ったとき、体重計の試用機が置いてあり(少しずつだけど運動継続してるし、体重何キロ減ってるかな?)とウキウキしながら計ってみると、なんと自分の思っているより4kgは太っている。イヤイヤ、何でよ!?この体重計壊れてる!?と心で叫ぶ。が、思い起こしてみれば、自分の記憶にある体重は2022年9月時点の数字。それ以来体重を測ってない。体重計を持ってないし。おそらく去年9月から今までの間に、4kg以上は肥えていたのだろう。
 長年の慢性的運動不足に加えて、好物は甘いモノ、油モノだし。以前の職場環境の悪さからくるストレスドカ食い&ムラ食いも我ながら酷かった。加齢もあるし…!いつの間にかこんなに…?いや、本当は自分が肥えてるの気が付いてた…!ジーパンがパッツパツになってきたな〜って自覚あったのに、見ないふりしてた!!(泣)
 そんな現実を突きつけられて(?)以後は、歩数だけでなく消費カロリーも意識して運動している。最近のケータイはアプリ次第で、歩数計の役割や消費カロリーの表示もしてくれて本当に便利。ダイエットの相棒。ダイエット情報もケータイで検索。

・体脂肪1kg≒7,200kcal

 この7,200kcalを1ヶ月(30日)に分割で落とすとすると計算上、1日およそ240kcalの消費カロリーを運動で稼ぐ必要があるという。240kcalとは実際やってみると結構タイヘン。自分の場合、速度がゆっくりなら30分間歩いたとしても100kcalちょいぐらいしか消費出来ない。早歩きならもう少し消費カロリーが多くなる。走れば短時間でもっと多く消費出来るので、手っ取り早く消費したい時は体力の限界までかけ足…とはいえ、すぐ息が上がり数分ともたない。元の体力が無さ過ぎるので休み休みやるしかない。

 本当はちゃんと1日の摂取カロリー計算もして「運動で消費するカロリーが摂取カロリーを1日240kcal上回るように」した方が効果的なんだけど、あれもこれも全部やるぞ!…と手を出して、それを長期的に続けられる意思の強さは無い。食べたいもの我慢するのイヤだし。とりあえず、夜に高カロリーの物を貪り食うのは控えている。
 運動はサボる日もあるが(というか別に休んでもいいことにしている。継続するモチベーションを保つため、出来ない自分を責めるより、出来た日の自分を褒める方針)ボチボチ続けていて、なんとなく体力がついてきているような気がしている。あの衝撃の電気屋で、体脂肪計付きの体重計を買って帰り、毎朝寝起きに計って記録を付けている。
 8月の時点から、およそ2キロは痩せた。日毎に見れば山あり谷ありのグラフだけど、なだらかな右肩下がりになっている。短期間で体重を一気に落とすのは体に負担がかかり過ぎ、またリバウンドもしやすいとのことなので、今のカンジで良いペースなのではないだろうか。年明けには2022年9月の体重に戻したい…いや、脂肪を減らして筋肉を付けて、過去イチ良い状態の体にしたい。

水色の点が実測値。
青い線はアプリが自動で表示してくれる移動平均線みたい。8月より前の体重データは去年9月に遡らないと無いので、青い線は低い位置からスタートしているが、実際はもっと高い位置から右肩下がりになっていたハズ。
体の見た目にはたいして変わりばえがしないので、こうしてグラフで少しずつでも減量してるのが見える化するとヤル気が出る。


 体脂肪率も右肩下がり…であって欲しいが、体脂肪率に関しては日によって数値の差が大きく、何とも言えない状況。測る時間帯や条件は同じにしているのだが、一般的な体脂肪計は体の水分量が影響しやすくブレが大きいと言うし、まぁ…悪くはなってないハズ。うぅん…。

何とも言えないけど、DEBUには違いない…。


 あー痩せたい!



食欲の秋


 痩せたいけど、ストレスが溜まるので食べるのは我慢したくない。最低限として甘いお菓子を毎日食べないのと、食べる時間帯だけは注意するようにしている。

大学芋

 最近美味しかったのは、スーパーのお惣菜コーナーにあった大学芋。芋を包む、とろ~りとした飴は、ところどころパキパキッと歯ごたえがあり、中の芋はホックリねっとり。飴に少量まぶしてある黒胡麻から香ばしい風味がする。美味しくて1パック一気に食べてしまい、その日は大学芋の500kcal以上の摂取分を、運動して消費しなければならなかった。食っては運動、食っては運動…自分は一体何を目指しているのやら…。
 あんまり美味しかったので、別のスーパーに寄った際にも大学芋を買ったのだが、何故か前ほど感動しない。元のスーパーで再び大学芋を求めると、やっぱり美味しくて一気食いしてしまった。材料表記を見ると、黒糖を使っている。黒糖を使っているから好きなのか…?そのスーパーの調理が好きなのか…?大学芋調理担当の人のファンになりそう。見たことないけど。

チョコレート効果

 「甘いお菓子を毎日食べないように」とか書いときながら、チョコは毎日食べる。しかし、チョコといっても甘いのではなく、高カカオチョコ!ダイエットに効果的と噂の食品。
 以前「高カカオチョコは不味い」らしいという話を小耳に挟んで以来食べたことがなかったのだが、自分はどうしてもチョコを欲する時がある。普通の甘いチョコよりは、と、手を出したのがカカオ72%チョコレート効果。「ダイエット効果が期待できる」ことや「高ポリフェノールで体に良いナンチャラカンチャラが…」と名高い、噂の高カカオチョコ。
 食べてみたが、不味くない。チョコの香りは当然しっかりあるし、苦さはあるが嫌な苦さではない。甘みもほのかにあり、後味がスッキリしてる気がする。普通の甘いチョコよりむしろこっちの方が好きかもしれない。普通のよりちょっと高価なのも、食べ過ぎの抑制になるかもしれないと思っている。

島そだち

 今年は初めて『ふるさと納税』をしようと思い、9月中に返礼品を見て回った。そのとき思い出したのは親戚の家でよく食べた、幼少期から好きな饅頭。昔から永く地元民に愛されている饅頭なので、返礼品に入ってないかと探してみたが、無かったので結局別の品にした。返礼品ってどうやって選ばれるんだろう…?メーカー側から立候補するんだろうか?
 ネット通販しているが、支払い方法は、代金引換・郵便振替の二種類なのがちょっと難点。

島そだち
 生地にざらめを混ぜ、フレッシュバターと天然みかん蜂蜜を贅沢に使用した、こしあん入りの焼き饅頭です。独特の触感と素朴な味わいは、創業以来、当社の代表銘菓となっております。

松愛堂ホームページhttps://www.shoaido.jp/products/detail.php?cat=1&item=124

 見た目はごく普通の茶色い饅頭。皮にザラメが入っていて、所々シャリシャリっと歯ざわりが楽しい。こし餡は、早朝から仕込みをして、昔から変わらぬ味を追求する職人さんこだわりの一品だそう。

 あ、甘いモノの話ばっかり…。


ねこの秋

 兄のところに子猫が増えた。またもや保護猫、クロネコ、おそらくメス、怖れ知らずのヤンチャくれ。
 警戒心の強いおとなしいハチワレ先輩(♂去勢済)は予想通り黒いチビを警戒していたが、チビは相手が猫だろうが人間だろうが、お構いなしに遊びたい様子で、しつこく追いかけ回す。チビはまだ1kgも満たず両手におさまるサイズ、ハチワレ先輩は5kg近くあるデカさなので体格差があるが、チビの方が明らかに気が強い。いい加減しつこく構われるのに嫌気が差したのか、逃げ回るだけだったハチワレ先輩が、チビに脚をかけて倒してそのまま押さえ込んでいるところは、名前は知らないが柔道の技みたい。悲鳴があがったら止め時…怪我はしないで欲しい。
 先輩のストレスが心配になるが、何だかんだ少しは馴染んだようで、ふたりでよくじゃれ合ったり近くで寝そべったりしている。お互い良いキョリ感を保って平和に仲良し兄妹になってくれ。

保護した当初。



 そんなこんなで深まる秋でした。

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