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日本でEVカーはなぜ売れないのか?しばらくは買わないですが、、、

最近テスラに続き、中国のBYDが売れていますね。なんかBYDの車は急にカッコよくなってイケてるんですよ。

手前がATTO3で奥がDOLPHIN(ダイヤモンドオンラインより)

2023年第2四半期(4~6月)のテスラの売上が3.6兆円に対しBYDは2.8兆円と急速に接近しています。販売台数では既にBYDがトップです。

ちなみにトヨタは10兆円を超えていますのでまだ大丈夫です(笑)。

でもトヨタはPHVに力を入れていて、ほとんどEVを販売してないんですよね。「bZ4X」というSUVくらいです(「C+pod」という小さな車もありますが、、、)。

そのせいもあり、日本の新車販売台数に占めるEVの割合は1.42%と他国に比べて極端に低いのです。

ちなみに他の国は、

アメリカ 5.8%
欧州(EU) 12.1%
(ノルウェー 79.3%)
中国 20.0%

EVDAYSより

そうなんです。日本の一人負けです(笑)。

でもこのEVの流れはドイツをはじめとした欧州の日本自動車メーカー潰しだったような気が、、、

でも当時トヨタは、

「現状のバッテリーの性能では消費者が満足するEVはつくれない」

って言ってEVの波には乗らなかったんですよね。だから全個体電池が実用化するまでは、細々と「EVごっこ」をしているのだと思います。

これで、困ったのはドイツですよね。

お得意の「規格化戦略」で日本の特技のガソリン車やハイブリッド車を封印して、EV優位のドイツ車を優勢に立てようとしたら、、、なんと横から中国EVの大躍進。しかも販売台数トップ10のうち、6社が中国勢になってしまうという。。。

おかげでフォルクワーゲンは今年EVの大減産を発表。EV補助金削減とともにドイツEVの大縮退は始まったのです。

あっ、ちなみにEV販売比率79.3%でトップのノルウェーはバリバリのEV補助金に加えて、ガソリン車には5,000ドルくらいの追加料金までとって売れないようにしています。。。

北海油田はどうしたんだぁ(笑)

しかし、これで自動車産業は「世界のEV対トヨタ」という構図になってしまいました。

じゃあ、ガソリン車ではトヨタ安泰かっていうとそうでも無いんです。ラリーのWRC(世界ラリー選手権)では、トヨタからはヤリスが参戦していますが、ほんとギリギリなんですよ。

ヒュンダイのi20が凄く強いんです。

今シーズンもなんとかトヨタは首位を守っていますが、全く安心できない状況です。

EVの中国、ガソリン車の韓国、どちらも強敵です。

でもやっぱり日本でEVが普及しないのは充電が待ちきれないんだと思います(笑)。

スマホみたいにカフェでゲームしながら充電出来ると良いんですけどねえ。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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