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ボランティア体験記⑤ @町のごみ拾い

第5弾は、町で行われたごみ拾いについてです!

私は合計4回、参加させていただきました
その時のことを書こうと思います~~

🍀きっかけ

高校の友人と一緒に参加できるボランティアを2人で探していました。そうすると、ちょうど2人の家から行きやすい(私の家からは電車で25分&徒歩15分くらいの)所でした。

募集は10人強で、私たちがメールで申し込みをしたらすぐに定員数に達したくらいでした。返答によると、まずお昼過ぎにある建物の4階に集合だとのこと。行ってみると、「青少年センター」のような感じでした。調べてみたら正確ではありませんが、ざっくり


多くの青少年たちに居場所を


というようなスローガンのもとに成り立っている団体のスペースらしい。受け付けにはスタッフの方が4~5名(ある時には教育実習生できている大学生のスタッフも)いました。そこのスペースには


勉強している高校生達の姿
スタッフの方と楽しそうに話している私くらいの子
友人同士でスマホゲームをしている中学生
ギターを背負った3人組の高校生

などがいました。残念ながらその人たちはこれから私たちと活動するゴミ拾いメンバーではなかったみたいでしたが、その人たちを見て、この団体の良い雰囲気を感じとることができました。

🍀活動内容

まず大きな会議室に参加者が集まります。そこで『アイスブレイク』が行われます。アイスブレイクとは、アイスを溶かすように、緊張をほぐそう!というものです。特に定期的にこれに参加する人は少数で、毎回ほぼ知らない人と活動することになります。アイスブレイクで、自己紹介を兼ね簡単なレクをしました。例えば、声を出さずにジェスチャーのみで全員を誕生日順に並べるなどです。これは楽しかった笑。などなど運営の方々がとても楽しく進行してくださったので、緊張も程よく溶けました!

そして15分ほどのアイスブレイクが終了すると、運営の方はこう言いました。

『それでは今からゴミ拾いに向かうので、皆さんで話し合って、ゴミ袋を持つ人、トングを持つ人に分かれてください!!』

この“皆さんで話し合って”を強調してたな、、、なるほど初対面同士でいかにコミュニケーションを取れるかを試してるんだな…とかっこつけて深読み風をしたあと、なんとかスムーズに決まりました。

そして、その団体の指定上着を羽織り、ゴミ袋なりトングなりを持って出発です!!
とにかく気づいた人が気づいたゴミを拾う、その際に分別もしっかり行うことを徹底していました。『これは何ゴミですかね?』とか『後ろから自転車来てるよー!』などと自然に話していくうちに、段々と打ち解けていきました。事前のアイスブレイクで名前を覚えていたため、役に立ったな〜と感じました!その後に、『どこから来たの?』だったり『なんでボランティアに参加したの?』、『これ参加するの○回目なの!?凄い!』など様々な会話をしました。自分の好きなアーティストやアイドルなどの芸能ニュースなども語りました笑。もちろん話してばかりではなく、歩きながらゴミを拾いながら話していました!

たまにびっくりするようなゴミ面白いゴミが落ちています。それを見て笑ったりと和気藹々とした環境でした。

面白いゴミ⇒例えば10mおきに袋ラーメンのゴミが落ちている
(歩きながら作ってゴミを順にポイ捨てしたんかい…)

びっくりするゴミ⇒『触るな危険』と書いてある謎の物体笑
(触るな危険をポイ捨てすな…)


まあ基本的に多いゴミは、コンビニの袋に食べたゴミがそのまま入ってるパターンと、意外とある壊れた傘、あとはタバコの吸殻やペットボトル、缶、ビン、、ライター、ティッシュでした。

で時間になると、集まった場所に戻って1人ひとこと感想や学んだことを言い合います。もうその頃にはほぼ全員と話しているので、もうファミリーです。笑 言い終わると拍手が起きて、みんな笑顔です。すごくいい環境だな〜と思いました。その後に、ボランティアは通常無償で行いますし見返りを求めてやっている訳ではないですが、団体の方々から差し入れをいただきます。企業ならいただいた飲み物やお菓子を有難く頂戴しました。必要な方はボランティア証明書の申請ができるので、受験に使用できます!

🍀学んだこと

まず初対面の方と親睦を深めるためには自身のコミュニケーション能力が不可欠だと痛感しました。私はまあまあコミュ力ある方だと自負していましたが、1つあるとすればガタイのいい大学生の男性には少し怖気付いてしまいました笑。それも最初だけでボランティア活動をするうちに話せるようになりましたが!
あとは、周りを巻き込む力。人見知りっぽくて1人でいる子を、みんなが話している輪に自然に入れてみたり、話しかけることは大切だなと感じました。やっぱり人には得手不得手があるので、輪に入っても話せないという子もいます。その時は自分だけでもその子に話しかけていく姿勢が重要だと思います!一匹狼主義だろうが、話しかけてくれる人がいることは嬉しいことだと思います(独断と偏見ですが…)。あとは知識も大切だなと思いました笑。『これ何ゴミだと思う?』と聞かれた時に、正直わからないものが多かったです。いつも自宅では母がゴミ集めをしてくれていたので、今更ながら私も生きていく上で基礎的なことは実践していこうと感じました。

🍀追記

久しぶりのボランティア体験記になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。実は記事自体は書いていたのですが、投稿する前の推敲に時間が取れず後伸ばしにしていました(_ _*)。
初めて追記という場を設けました。これも記事を書いてて『あ、これ書きたい』と思ったので…。

学んだことの最後らへんに書いた『ゴミ集め』の話です。
私は今『ミステリと言う勿れ』というドラマをTVで見ています(原作は読んでいないです…m(_ _)m)。そこで最初の話で池本さんという方が出てきます。その人は奥さんが妊娠しているけど、家事は奥さんに任せっきり、でも自分はごみ捨てを手伝っているから少しは感謝してほしい、と言っていました。そこで、久能整(ととのう)くんは言いました。『ごみ捨てって、家中のゴミ箱からゴミを集めることから始まるんです。分別されていないものは分別して、なくなった袋を取り替えて、それで捨てる分をまとめてゴミ置き場に持っていく。ごみ捨てはその最初の過程が大変なんです。最後の家からゴミ捨て場まで運んだくらいで感謝してっていうのはなんか変じゃないですか?奥さん妊娠してるんですよね、身体きついんじゃないですか?』と。

この整くん(菅田将暉)の言葉は私にも響きました。私が小中学生の時は、母は私が家からゴミ捨て場まで持っていっただけで『ありがとう!』とよく言ってくれていました。が私は家中のゴミ箱からゴミを集める面倒くさい過程をしてくれた母にありがとうなんて言ったことがありませんでした(多分…)。なので、今更ながら反省して一緒に住んでいる者同士、必要なことは私もしなきゃと今は思っています。

ボランティア以外のことを語ってしまいましたが、以上です!
ありがとうございました😷