あいば漁業

オホーツクサロマ湖湧別より🎗 牡蠣とホタテを育ててます 「旬」と「とれたて」が届いたら…

あいば漁業

オホーツクサロマ湖湧別より🎗 牡蠣とホタテを育ててます 「旬」と「とれたて」が届いたら、晩ごはんまで待ちきれないかも。ひとくちつまみ食い✨隣に大きな口を開けて待っている人がいたらどうぞご一緒に

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わたゆき牡蠣とこれから

牡蠣は10月よりシーズンインします 今年ははじめての早期予約 公式LINEでの販売情報のお知らせ 「食べたい」と思ってくれる人に 確実に届けられるように… とても楽しみにしていました 牡蠣の仕事は旦那と私 旦那の両親と4人 沖仕事を引退した両親も 牡蠣のシーズンは牡蠣剥きに大活躍です ところがそれは突然に… 先月お義父さんが圧迫骨折で入院 最低でも1ヶ月の入院 両親の引退は「いつか…」とは思ってました でも牡蠣シーズンの1ヶ月前 それも2人同時には考えていませんでした

    • 娘が大学を辞めて進んだ道

      娘が 「大学を辞めてデザインを勉強したい」 そう言われて2年 今月卒業を迎えられました コロナ禍での大学生活 サークルに入って衣装のデザインをしたり… でも大会に向けて練習ができない 大会があるかも分からない たくさんの規制がある中 「今自分ができることを」を 探して動いてだめになってまた探す そんな生活 そう…でも娘が大学を辞めた翌年 娘たちがデザインした衣装をきて 踊ってくれてるサークルの子を見た時は 「娘が頑張ってたこと形になったなぁ」って 涙が出た 晴れて入学し

      • 虎ノ門横丁へわたゆき牡蠣のリゾットを食べに行く

        #リオレに夢中は 関口シェフの ポップアップレストラン 年々、回数や日数は増えてるはずなのに なかなか予約が取れないプレミアムチケット なんとそこで 「わたゆき牡蠣のリゾット」を作ってくれると。 「食べたーい」まずそう思う そしてどんな顔をして食べてくれているのかな こんなこと一生に一度しかないかもしれない 東京滞在時間19時間…弾丸だけど行こうー! 私が思ってた「ビル」とは全然違う 虎ノ門ヒルズ… 私たちだけじゃ辿り着けなかったかも… 今回はじめてお会いした関口シ

        • 「消極的すぎる?」私の2023年

          「消極的すぎます」 小学生の時の通知表 担任の先生からのコメント欄 ん?すぎる…? 見返した自分の通知表にびっくり 当時、積極的とは思ってないけど 「すぎる」とも思ってなく 普通に学生時代を過ごし大人になり 大好きな旦那と出会い結婚する 漁師の仕事はやってみると 好きでも嫌いでもなかった それより早く終わらせて 「子どもとの時間」が大事 子どもが家を出たら何をしたらいいのかなって。 でも子どもが家を出た今… 仕事がとても楽しい 今年分かったことがあって。 私は「ユーザ

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        わたゆき牡蠣とこれから

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        • 仕事のこと
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        • ふるさとのこと
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        • 思うこと
          23本

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          旦那の「こうなったらいいな」の端っこが見えた年

          牡蠣の直販を始めたきっかけは 私と旦那は少し違ってて 旦那は 「直販やってサロマ湖の牡蠣を知ってもらおう そしたら店で買ってくれる人が増えて市場の値段も上がったらみんなが良いでしょ」って。 そんなことを言ってた6年前 そして今年わたゆき牡蠣を食べてくれてる 生産者仲間の人が スーパーでサロマ湖の牡蠣を買ってくれた わたゆき牡蠣を注文してくれるのも嬉しい スーパーでサロマ湖の牡蠣を注文してくれるのも 嬉しい 関東の人がスーパーで「サロマ湖の牡蠣 あったよ」って教えてくれ

          旦那の「こうなったらいいな」の端っこが見えた年

          ほたての成長日記オホーツクのホタテ編

          あいば漁業は2種類のホタテを育てていて。 どちらも大事に育ててるホタテ でもその違いをうまく言えなくて 前回はサロマ湖のホタテ 編 翌年4月まではどちらも同じ。 サロマ湖で1年育った稚貝は 5月にオホーツク海に 放流されます 翌年5月 そしていよいよ 稚貝はオホーツク海に放流されます 私たちの仕事はサロマ湖で1年育てた稚貝を 籠から開けて放流船のいる別の港まで 届けること そして港までトラックで運んだ稚貝を オホーツク海に放流してもらいます そして3年後水揚げさ

          ほたての成長日記オホーツクのホタテ編

          ほたての成長日記〜あいばのホタテ(サロマ湖のホタテ編)〜

          お店に売ってるホタテって 「海から取ってくるんでしょ」 「ホタテの赤ちゃんてどんな形?」 「最初はどうなってるの?」 そう…でもサロマ湖のことしか分からないから サロマ湖あいば漁業 2年のホタテの成長日記 5月 これがホタテの捕獲器「ちょうちん」と 呼ばれるものです 緑の網の中に更に青い網を入れて。 1本のロープに何個も網が付いています これをオホーツク海に投入します まだ目に見えないくらいホタテの赤ちゃん(ラーバ。ホタテの幼生)を捕まえるには ラーバの付着サイズや気温

          ほたての成長日記〜あいばのホタテ(サロマ湖のホタテ編)〜

          凍る湖〜ふゆのサロマ湖〜

          冬のサロマ湖は真っ白な世界 「湖」それも ほぼ海水の湖が結氷する そんな景色 11月どんどん気温が下がり始めて。 12月薄氷が張ったり溶けたり 白鳥が来てみたりする 1月本格的に凍り始め 今年は完全結氷に 氷点下の世界 空気が透き通る 服も凍る 氷点下の中チェンソーで氷をきって 牡蠣をあげるサロマ湖の牡蠣漁 氷点下でも氷が張ってても その下に牡蠣やホタテがいる 寒さに耐えながら着々と栄養を蓄えてる じっと春を待ってる そして3月 氷が溶けてきた 氷が溶けると

          凍る湖〜ふゆのサロマ湖〜

          「わたしなんか…」っていうこと

          よく旦那に「本当に人に興味ないよね」って 言われてた。 でも最近、私のことをよく知ってる人に 同じことを言われた。 自分で気が付かなかった変化なのかな。 魚屋さん、ケーキ屋さん、コーヒー屋さん。 どこにでもあると言えばあるけど この田舎にできたとなればやっぱりどうして お店を開こうと思ったのかなって。 なんだか気になりだした まずは魚屋さん 入るとぱっと目に入る美味しそうたな魚たち✨ 「アジありますか?」 「アジ人気で売れちゃったんだよね 来週また入るかなぁ。何見て来て

          「わたしなんか…」っていうこと

          おとうさんとお義父さん

          「葬儀は親戚で色々揉めるから。 長男の嫁は大変だよ」なんとなく聞いてた言葉。 いつかはと思ってたけどその時がきた お義父さん わたしが1番長く「おとうさん」と言わせてもらった人。 私は本当に身近な人を失う経験をした事がなく。嫁に来て葬儀のお手伝いくらい。 もう何がなんだか分からずはじまる… まずはちゃんとお義父さんを見送らないと。 そして旦那の負担を少しでも軽くできたら… 気ばかり焦ってたと思う。 でもびっくりするくらい何も揉めることはなく 旦那の兄妹夫婦、姪っ子達に

          おとうさんとお義父さん

          わたゆき牡蠣のつくりかた

          「わたゆき牡蠣」は 3つの約束を守ってる印としての「名前」 この間わたゆき牡蠣はあいばさんの プライベートブランドなんでしょ?と言われ 「そっか…そういう言い方もあるのね」って笑 直販を始めて今年で6年目 お陰様でたくさんのユーザーさんに お届けできました そんななか 「この牡蠣、蓄養環境良いねえ」 「殻付き牡蠣の中に入ってる海水も美味しい」 「むき身の味がなんか違う」 そんなお声も頂くこともあって。 ユーザーさんの「なんか」ってすごいと思う。 「なんか」と思うには本当は訳

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          わたゆき牡蠣のつくりかた

          「ことば」を「とどけること」

          「言葉」って 話すことも書くこともできて 伝えるのにとても便利な手段 でも私にはうまく伝えられない いつももどかしいなぁって 数年前その人が話す「ことば」が とても好きだなと思う人に出会った こんな風に伝えられるようになれたらって。 「伝えること」の練習をしようと 思ってnoteを始めた そしてドラマ「silent」 最初すごく言葉が気になるドラマだなぁって 「言葉」の形が「話す」だったり「手話」だったり「書く」だったり お互いの違いや生きてきたことの 価値観を知ること伝

          「ことば」を「とどけること」

          私の2022年

          2022年はじめ 今年はどんな年になるだろうと思ってた 楽しみなようなワクワクするような… 2021年は「初めて」がいっぱいの年だった 楽しくてこれ以上の年はあるのかなって 今年は「人」の年 こんな日本の端っこ 北海道の端っこサロマ湖に「来たい」と 言ってくれる人がいるということに 本当にびっくり 今年はたくさんの「人」に助けられました サロマ湖に住んで何十年とたつけど こんなに道外の人が来た年はない そしてなんだろう うーんなんなのかな なんだか楽しい笑 普通にここに

          おとなになった娘たち

          先日娘たちがそれぞれ帰省してくれた 娘たちが小さい頃 漠然と 子供たちが大きくなったら しあわせだなぁって思って過ごしてくれたら いいなと思ってた そう娘たちは20歳を過ぎた あの頃の「大きくなったら」は 今も入るのかもしれないと 気がついた笑 現在 2人ともとても楽しそうだ 特別なすごいことがある訳じゃない でも帰省して 色んな話をしてくれたり 学校で作った作品を見せてくれる ジャニーズの動画も見せてくれる 帰省して旦那が娘にいったひとこと 「子育ては大成功 子育て

          おとなになった娘たち

          「旬」と「とれたて」

          オホーツクサロマ湖湧別より 「旬」と「とれたて」が届いたら 晩ごはんまで待ちきれないかも ひとくちつまみ食い となりに大きな口を開けて 待っている人がいたら どうぞご一緒に 私はつまみ食いがとっても好き キッチンで 天ぷらを揚げながら…揚げたてをぱくっ お肉を焼きながら… 煮物を作りながら… そしてまかないのホタテを剥きながら… 貝柱をぱくっ 口いっぱいにほたて✨ 「んーー」やめられない たまに小さい娘たちが 隣にきてにっこり。 わたしもにっこり。 …なに

          「旬」と「とれたて」

          バイトくんに教えてもらったこと

          スノーボーダーのバイトくん達が 初めてうちに来てもう5年になる ちょうど直販をはじめたくらいかな サロマ湖で1年育てたホタテの稚貝を オホーツク海に放流する仕事 年に一度、手伝ってもらわないとできない仕事 バイトくん達が来る前は地元の 通いで来てくれる人 お義父さんから旦那に変わって 私よりもとっても年上の人が多かった バイトくんは団体で来て、それぞれの 漁師の倉庫に泊まる。晩ごはんは 作ってみんなで食べる 通いのバイトさんばかりだった私は 正直「泊まりかぁ…でもご飯は

          バイトくんに教えてもらったこと