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腸活で重要な「腹の虫」の声って何ですか?

日本には昔から「おなか」に関わる言い回しが多くありますね。
ちょっと思いつくままに上げてみると。。。
腹が立つ、腹を決める、腹の虫がなく、腹に据えかねる、調べればまだまだ山のように出てくるはずです。
それだけ「お腹」は特別な場所ということがわかります。

そしてお腹には本当に微生物という「虫」が住んでいます。
その数はおよそ1000兆個と言われ、地球全人口の25万倍。
どのくらいの多さなのかちょっと想像が難しいです。
ただ、そんな途方もない数の虫が誰のお腹の中にも一緒に住んでいる、暮らしていると知っておいてください。

「腸活」とは、この腹の虫のご機嫌をどう取るか

善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌。
腹の虫「腸内細菌」はこの大きく3種類に分けられています。
中でも、もっとも数が多いのが日和見菌で、約7割を占めます。
彼らは日和見ですから、善玉菌みたいなこともすれば悪玉菌みたいなこともします。

日和見菌は、どんな時にどうなるのか

彼らは善玉菌か悪玉菌の、どちらか勢力の強い方になびいて活動します。
全体的に善玉菌の活動に適した環境であれば善玉菌を応援し、悪玉菌が活動しやすい環境になれば悪玉菌よりになります。

これは私が「発酵おだし」を作るときに、注意している「発酵」と「腐敗」の関係とまったく同じです。

発酵おだしを作る場所は「発酵蔵」なのですが、このとき湿度と温度を管理してサバ節にカビを付け発酵させます。
微生物をうまくコントロールできると一気に発酵が進むのを観察できます。
逆に、温度か湿度でちょっとミスが起きると一気に腐敗方向にいってしまいます。
どちらもその「勢い」はすごいスピードで、あっという間のできごとです。

微生物の世界も腸内環境も、発酵するか腐敗するか環境次第です。
彼らの中では、じつは善玉も悪玉も関係なく、ただそのときそのときの環境に適しているものだけが活発に活動しています。
発酵か腐敗かは、その結果です。
つまり健康のためにする腸活とは、お腹の虫が発酵できる環境にしてあげればいいだけです。

そのためにできることが「質のいい食事」善玉菌のためになる食べ物というわけです。

質のいい発酵食品と発酵調味料を摂ることと、動物性タンパク質を摂りすぎないことです。
発酵食品や発酵調味料は善玉菌のためになり、動物性タンパク質を食べすぎると、悪玉菌が増えやすくなるからです。

ただ、これはあくまで一般論です。
どんな食べものを食べたときに、お腹の虫がどんな反応を見せるのか、本当にひとそれぞれです。お肉を食べることで調子が上がる方もいるでしょう。
大切なのは、しっかりとお腹の虫の声を聞けるようになることです。
あの食べものを食べた翌朝はいつもトイレの調子が違うな、とか
あれを食べるとお腹が張る、とか
いろいろ観察してみると面白いかもしれません。

腸内環境をうまくコントロールしましょう。
難しく考えず、彼らを「発酵がおきやすい環境」にしておけば勝手にやってくれる。と思って大丈夫です。

最後に大切なことをひとつだけ

加工度の高い食品を避けてください。
超加工食品という言葉をご存知ですか?
インスタント食品や冷凍食品は大変便利ですが、使われている添加物や油脂類には、お腹の虫が喜ぶものが多くないようです。

愛腸習慣は、善玉菌のエネルギーになりやすい「乳酸菌生産物質」です。
愛腸習慣でサポートされた「おなかの中の微生物」を信頼してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
米ぬかを発酵させた腸活サプリ「愛腸習慣」NOTEは、これからも「腸活」や「健康」をテーマに様々発信をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

Instagram、やってます。https://www.instagram.com/aichousyucan/


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