韓国のwayvというグループは中華圏出身で作られた7人グループ。デビュー当時2019年Rainbow プロジェクトとしてメンバーのTENとWINWINで組んだモダンダンスが世界中で美しすぎて泣いてしまう。そしてカバーをする現象が起きた。

まずはWINWIN
TENと組んでダンスしたいと申し出た。
WINWINは北京舞踊学院出身の中国舞踊を6年通った成績優秀でも有名だった。

一方TENは中国系タイ人。幼少期にタイヘ家族で移住し、国籍も名前もタイ国籍、タイ人としての名前に変えた。だから中身は中国人でも言語に関しては、タイ語と英語しか出来なかった。(現在も中国語勉強中)

そんな2人が選曲したのが、ビリーアイリッシュの「lovely」だ。
そこから振り付けの練習に入る。彼らは中国舞踊と現代舞踊とスキルがあるため動画見ながら曲にあった振り付けを考えたのが善人と悪人が愛を引き裂こうとしても逃げたくても逃げられない、ある意味罪深い表現だ。

2人は最初はミラーのように表現します
しかし、白色は善人。弱い善人だけど強い
灰色は悪人。強い悪人でも弱くもある
お互いを苦しめていく表現になります。

そこから、引き、繋ぎの繰り返しの表現になっていくこのくだりが悲しくまた表現者に惹きつけられるのが世界中で話題になりました。

表現者は苦悩しながら、納得するまで、表情、指先、足先、体の角度から、本物の恋愛に入り込む姿勢に釘付けされた。やはり、体の中から全て吐き出す表現ほど美しく、美しく、すべてを忘れさせてくれる、舞踊なのかもしれない。

デビューの年に中国の数カ所でコンサートやファンミーティングもし、毎回披露するたびに完成度があがりこの表現はTENとWINWINにしかできないと感じた。