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#24-076 還す

あたたかい朝。
目が覚めると、
陽は高い位置にあった。
よく眠れた、とはいえないけれど
長い時間、お布団に入っていた。

吉備路

ちょっと前に載せたものを
Xでshareしてくれていた。
記事をshareしてくれてはいても
記事の「♡」は押されていない。
おもしろいなぁ、とおもった。

shareされたXの投稿を
何人かがまたshareしてくれていても、
きっと記事は読まれていないのだろう。
なぜshareしてくれているのか。
不思議だなぁ、とおもった。

誰の、何のためなのだろう。

「読んでくれてありがとう」
「shareしてくれてありがとう」
そう言いたいところだけど、
読んでくれているかどうかはわからない。
そのXの投稿に「♡」を押す気には
ならなかった。

midori

お墓参りに行ってきた。
参り、というよりも掃除、しかも草取り。
お彼岸。
子どもと、土曜か日曜に行こうと
話していたけれど、とあるひとから
「(彼岸の)入りには参らない」と
言われたので、今日行くことにした。
そういうところは、素直に聞くことができて
いいこだなぁ、とおもうのです。はい。

暖かい、というよりも
暑いほどだった。
草がたくさん生えている。
小さく、生きている。
それを取る。
少し申し訳なさを感じながら、
根っこからそっと引っこ抜く。
抜いた草を捨てるのが申し訳ないので、
せめて土のある場所へ
まとめるようにしている。
ゴミ捨て場がちょっと遠いから、
というわけでは決してない。

誰かが花を挿してくれていた。
枯れる前に、また行こう。

aico.

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