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#24-115 雲を待って

午後から、胃がぱんぱんだった。
お昼も食べていないのに、
ぱんぱんだった。
座っているのもしんどくて、
夕食を摂るのもしんどくて、
横になっておなかのマッサージをした。
どうにかおさまった。
どこから何が入ってきて
わたしのおなかを
ぱんぱんにしたのか。

満月。
「pink moon」だそう。
どんな名前であっても、月は月だ。
いつも変わらず、美しい。

少し冷たい夜。
雲が流れていくのを待った。
この月を、あのひとも見ているだろうか。
あのひとのいるそらは、
雨が降っているのだろうか。

「満月だよ。綺麗だよ。」

わたしを想い出してくれてるかな。

aico.



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