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#24-125 Dahlia

「腹を括る」ということがない。
今までの人生で、たぶん一度も。
それほどまでに、大きな分岐点に立ったことも
なかったようにおもう。
そういうことが、この先にあるのだろうか。
わたしの人生、腹を括ることなく
終わるのだろうか。

括る前に、引っ込める必要がある。

わたしのすきな花。
Dahlia。

先日、退職されたお姉様から、花模様のハンカチをいただいた。女性スタッフひとりひとりに違う花模様を選んでくれていて、わたしに選んでくれた花は、赤のダリアだった。
メッセージに、「赤のダリアの花言葉は華麗・栄華だそうです」と書かれてあった。「周りをぱっと華やかに、元気にしてくれることが想像できた」から選んでくれたそう。わたしのすきな花だったことも嬉しかったけれど、そんな風におもってくれているひとがいることを、とても嬉しく感じた。わたしがその方に送る花束を「パンチのある花束」とオーダーしたことを、ちょっと反省した。

ひとによって、受ける印象は違う。そんな風に想ってくれるひともいれば、存在を鬱陶しくおもうひとも、何の印象も持たないひともいるだろう。わたしが持つ「誰かに対しての印象」は、わたし以外のひとが持つものと違うことが多い。わたしが誰かに対して持つ第一印象は、当たることが多い。

最近のわたしは、表情がないことが多いので、赤のダリアが持つ花言葉のようにはいかないだろうけれど、無表情でも華麗なひとはいる。その華やかさを身につけられたら、武器にも防護にもできるのだろう。

そんな風になれたらいいな。

本当は、
いつも明るく
笑っていられたらいいのだけど。

aico.

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