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【仕事&育児シリーズ#2】男性の育児休業取得者「第2子は夫婦のみで出産育児。しっかり子供と向き合えた」

このシリーズでは、子育て社員の働き方について紹介していきます。

第1回目に続き、「男性の育児休業取得者」のインタビューを掲載します。今回は、第2子が生まれた際に初めて育児休業を取得した方にお話をお伺いしました。
第1子が生まれた際は育児休業を取得しなかったそうですが、今回はなぜ育児休業を取得したのか、また、育児休業を通じて育児で気付いたことなどをお聞きしました。


Q1.自己紹介をお願いします。

事業支援の業務を務めているUです。
事業支援とは「クリエイターが制作に集中できるよう各部門を支援」していて、運用、カスタマーサポート、品質管理、調達管理、プロジェクトの進行進捗管理や課題解決などを担っています。

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Q2.育児休業を取ろうと思ったきっかけはなんでしょうか。

今回、第2子が生まれるにあたり、ほぼ初めて育児休業を取得しました。
ちなみに、第1子、第2子ともに、女の子です。

長女の出産時は、妻が里帰り出産だったため、私もリモートワークに切り替えて妻のそばにいましたが、実家の手厚いサポートがありました。私の育児休業は、手続きのために1~2日だけ休暇を取った程度でした。
しかし、今回は長女もいるため里帰り出産は選択しませんでした。そうすると私のサポートが不可欠となります。そのため、育児休業を取得することに決めました。

家族写真


Q3.育児休業を取った期間とタイミングを教えてください。

育児休業は、2週間を2回で合計1ヶ月取得しました。
1回目の2週間は、子供が生まれて4日後です。月曜日に生まれたので、金曜日から取得しました。1回目の育児協業が明けてから2週間働いて、再度2回目の2週間を取得しました。ちなみにその間もリモートワーク勤務をしていました。
長女もいましたし、退院前からいろいろ準備はしていたので、育児休業中に慌てることはなかったです。


Q4.赤ちゃんが生まれてからお姉ちゃんの様子はいかがでしたか。

やっぱり、突然お母さん取られてしまい癇癪を起こしていました。これまで全部ひとり占めしていたのに、そうでなくなってしまいましたから。
次女が産まれて3ヶ月くらいからは、長女なりに状況を理解し始めたのか癇癪はなくなってきました。
今ではスキンシップ多めで次女を可愛がっています。また、おもちゃを譲ることができるようになり、お姉ちゃんとして成長しています。


Q5.子育ては具体的にどんなことをしていますか。

家事全般は私が担当しています。
次女が生まれて1週間は妻が入院していたので、その間ずっと長女と二人で過ごしていました。朝昼晩の料理を作って、長女の送迎をして、掃除や洗濯を行っていました。これは妻が赤ちゃんの子育てと自分の体調回復に注力できるように、退院後も変わらず行っています。出産は「交通事故に遭ったくらいに体にダメージがある」と聞いています。いろいろな面でサポートできたおかげか、妻からも「長女の時よりも産後の体の回復が早い」と言ってもらえました。

Q6.子育てで大変だったことはなんでしょうか。

大変さは、あまり感じてないかもしれません。
睡眠については、もちろん多少の影響はあります。うちでは、妻と長女、私と次女で、別々の部屋で眠っています。私が次女を担当する理由は、妻が一度目を覚ますと再び眠りにつくことができないタイプだからです。一方、私は起こされてもすぐに眠りにつくことができますし、短い睡眠でもうまくやっていけるタイプです。夜にあまり眠れないと日中も体力が持ちませんから、夜中によく目を覚ます次女を私が担当することになりました。最近では、まとまって3~4時間眠ることができるようになり、かなり楽になりました。


Q7.子供が生まれる前と後で働き方に変化はありましたか。

大きな変化はありません。
管理職という立場なので、仕事をある程度コントロールすることができるのも変化が少なく済んだ要因かもしれません。また、次女が生まれて半年までは週3回のリモートワークを許可してもらえましたので、助かりました。
ちなみに、立場上フルリモートワークはしないと決めていました。フルリモートワークだと、さすがにメンバーにも負担が出ると考えていたからです。

残業に関しては、次女が生まれる前は2~3時間の残業もよくありましたが、今は遅くとも1時間以内に収めるように努めています。

Q8.会社の同僚や部署など、周囲の反応はどうでしたでしょうか。

理解がある会社だと思っています。
子供が熱を出したり、体調不良で急に抜けることがあっても、誰にも咎められたこともないですし、気まずい雰囲気にもなったこともありません。
自然に送り出してもらえるので、気持ちよく育児と仕事を両立できています。


Q9.育児休業取得について、一言お願いします。

月並みではありますが、赤ちゃんのお世話ができる時間は、長い人生の中でほんの一瞬のできごとです。仕事の調整ができるなら絶対取得した方が良いです。家事・育児に慣れていない人は大変だと思いますが、大変だった経験が良い思い出に変わりますし、父親としての成長も実感できると思います。

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