20歳、初めての海外

今まで、私が最大に10代の時に影響を受けたHip Hop、DJについて少し話してきたんですが、音楽にはまり、その音楽(特にHip Hop)文化、歴史について調べだし、どっぷり浸かっていく中で、いつかその音楽が生まれているアメリカにどうしても行ってみたいという思いが出始めました。

高3の進路を決めないといけない時、私はこの後も学校に行き何を学んで行きたいのだろうと考え始めた頃、音楽にどっぷりだった私は、英語を学んでいつかアメリカに行ってみたい、と思い始めました。
そこで下した進路は短期大学の英語学科に進む事でした。

その後無事に短大に入りましたが、そこまで目標を明確に持ち、勉強を頑張っていた方ではなく、相変わらずクラブに行ったりレコードを買いに行ったり、DJをたまにしたり、といった学生生活を送りました。

ちょうど20歳を迎える頃、わたしには年の離れた、もう何年も大学時代からアメリカのネバダ州に住んでいるいとこがいました。いいタイミングでおばが、会いに行きたいんだけど、1人で行くのは不安と言って、私が海外に興味があるというので、一緒に行かないかと声をかけてくれました。
これは最大のチャンスだし、すごくドキドキはしたけれど行くという答えを出しました。

この決断は、本当にしてよかったと今でも思います。
これが私の最初の海外の経験でした。
アメリカに行ったら、どうしても行ってみたい場所。それはレコード屋。(笑)まさか、私の当時の小さな夢がこんなにはやく叶うとは自分でも驚きでした。

現地に着き、数日はラスベガスの街並みを楽しんだり、色んなホテルに行った思い出があります。
そして、いとこがラスベガスにもレコード屋があると調べてくれ、行けることになりました。あの日の出来事は本当に覚えていて、17年程前の事ですが、店員さんの雰囲気もなんとなく覚えています。それ程、行けたという事実がとてもうれしくて、興奮しきっていました。
レコードも結構買い、すごく覚えているのが、おまけのレコードをたくさんくれた事です。アングラのローカルアーティストの方の7インチなんかをたくさんプレゼントでくれました。
アメリカ人ってやっぱり気さくだな〜って改めて思った記憶があります。

後日、LAに車で移動し、観光名所なんかも訪れました。
そしてどうしても行ってみたかったLAのレコード屋に行けることになります。
一つはアメーバと、一つはfatbeats. 
fatbeatsは今思えば行けてすごくラッキーでした。

2007年に訪れたfatbeats。

本当に、当時の私にとっては刺激的すぎた旅。
連れて行ってくれたおばといとこには、今でも本当に感謝です。
なぜなら、そこからまた私の未来への世界は広がったからです。

その後帰ってきた後の私の思いは、英語をもっと喋れようになって、もっと海外に行きたい。これは間違いなかったです。

その後、私は何度かアメリカを訪れることになります。
その辺のお話しはまた後日。

今日は、あの日LAで購入した一枚のレコードから。

あの日、購入した 
GIL SCOTT- HERON / PIECES OF A MANのReissued

この曲が大好きで、この曲目的で当時は買ったアルバムですが、無論他にもいい曲だらけですよね。
今でも大切にしてるレコード。

それでは今日はこの辺で。


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