アウトプット大全w680

たったの5分でわかる『アウトプット大全』

目次;
1、この本を一言で言うと(要約)
2、読む前の自分と読んだ後の自分(before and after= value)
3、本の内容
  ①アウトプットとは
  ②アウトプットの4つのゴールデンルールとは
  ③talkの3つのポイント
  ④writeの3つのポイント
  ➄DO の3つのポイント
  ➅補足
4、心に響いた言葉
5、締め及び次回予告

▽1、この本を一言で言うと
どうしたらより効率的にアウトプットをして成長できるのかという話です。

▽2、読む前の自分と読んだ後の自分(before and after= value)
読む前の自分=本が大好きでめちゃくちゃ読む。そして満足する。以上。
変わった自分=本が大好きでめちゃくちゃ読む。そして満足した後に、本で学んだことをtalk, write or do のいずれかの形でアウトプットして自分の成長へと確実につなげる男になった。

▽3、細かい内容
 ①アウトプットとは
アウトプットとは出力のことです。何か読んだり、聞いたり、見たりして学んだことはインプット(入力)であるのに対して、その学んだことを書いたり、友達にしゃべったり、明日から行動するということはアウトプットです。インプットしただけでは脳内の環境は変わりますが現実の世界は何も変わりません。アウトプットのみが目の前の現実の世界を変えることができるのです。まとめると、

input= read, listen and see
output= talk, write and do 


であります。また,

output= 出力
    =自己成長
              =運動


であります。なぜ運動かというと喋るとき、書くとき、行うとき、すべてが筋肉を伴う運動活動であるからです。


  ②アウトプットの4つのゴールデンルールとは
A: 2週間に3回使った情報は長期記憶に保存される。
記憶というのは海馬で2週間〜4週間ほど短期記憶されます。そのあとに側頭葉にて長期記憶されます。例えるなら、お金(記憶)がキャッシャー(海馬)から金庫(側頭葉)へと保管するようなイメージです。そして重要なのがこの短期記憶から長期記憶へとどのように保管されるのかということです。答えは、ー脳科学的な見地からいうとーたくさん同じ情報に触れて脳がこの情報は重要であると判断を下させるということです。目安で言いますと、2週間という期間に3回同じ情報に触れるということです。

B: インプット×アウトプット=成長の螺旋階段の法則
自己成長の一番の鍵はどれだけ多くのインプットとアウトプットのサイクルを回せるかというところになります。その二つはいうならばコインの表と裏。もしくは自動車の前輪と後輪。この二つの車輪を高速でガンガン回しくことが大切です。

C: インプットとアウトプットの黄金比は3:7

ある調査によると平均的なデータはインプットがアウトプットを普通は上回っているそうです。ですが、より成長できるのはアウトプット量が7ある時がベスト。たくさん勉強しているのになかなか成果に現れないというのはインプットのしすぎでアウトプット量が足りないのが原因かもしれません。

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D: feedbackによるKAIZEN
インプット→アウトプット→feedback→インプット、、、
というサイクルを回していくとより効率的です。feedbackにてやり方に軌道修正を加え、より効率的なインプットをすることができます。feedbackは正しい道を教えてくれるコンパスのようなものです。僕の例を出します。僕の夢は和食を世界で広めること。野望は世界を代表するような料理人になることなのですが、料理という一芸を引き合いに出すと、
インプット=レシピ本を読むこと
アウトプット= 実際に料理を作ること
feedback=実際に食べてもらい感想をいただくこと
このサイクルをどれだけ回せるかというのが大切であります。

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③talkの3つのポイント
A: ただ事実を述べるだけではなくて、感想と意見を付けて自分だけのVALUEをだそう。

B: 緊張でパフォーマンスは向上する。なぜなら緊張状態はノルアドレナリンが分泌されており、集中力を上げてくれる。緊張を味方につけよう。

C: 意味的記憶→エピソード記憶へ。意味的記憶とは 犬=DOG というような断片的な記憶です。それに対して、エピソード記憶とは物語のように情報が連結・関連している記憶です。例えば、僕の名前は相原雄二。3歳の青い毛が生えている、3つの耳がついた犬を飼っています。というように、犬→3歳→青い毛→3つの耳 ということなる情報が連結・関連しています。人の脳はこのように情報が関連している方が記憶しやすいという性質を持っています。
  
④writeの3つのポイント
A: 書けば書くほど脳は刺激を受けるのでより記憶しやすい。

B: アウトプットするタイミングはインプットの直後がベスト。なぜならインプット直後が最も情報が蓄積されている状態であるから。時間が経つにつれて情報は忘却の彼方へと、、、。

C: TO DO LIST= 成功のイメトレ
著者は最も脳のワーキングメモリが多いー脳のゴールデンタイムー起床直後に1日のTO DO LISTを書くそう。1日の大きな流れを一番最初に確認をすることで達成確率を上げるそう。
 
  ➄DO の3つのポイント
A: GOAL設定のコツはSMARTの法則。
悪い例;痩せよう。
良い例:2ヶ月以内に4キロ痩せよう。
Specific ;具体的に、特定に
measurable ;数字で測定しやすいように
available ;達成可能な。無理な目標はやる気を削ぐだけ
relative ;関連する
time;期限を設ける。いつまでに?

B: 最強のアウトプット方法=教える
人が何かを学ぶ際にどのやり方がより定着するのか調べたデータがあります。下の図はラーニングピラミッドと呼ばれるものです。

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上が効果が薄い勉強方法、講義、読むこと、音声教材、ビデオ教材、、。対して上から下に行くと受身→能動という形になっています。よりACTIVEになった方が学びの定着が効果大というロンドン大学の研究結果となっています。なぜ教えるということが最善の勉強法かというと、アウトプットのゴールデンルール④で申し上げたように学び=インプット、アウトプット、feedbackの3つの要素が非常に重要です。この教えるという行為は自分が知っているという前提(インプット)のもとに誰かに知識を教授する(アウトプット)という流れの中で生徒から質問を受けたり、自分の中で理解してなかった部分(feedback)を理解できるからです。つまり学びの3要素のすべてをcoverしているのです。

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C: 5分で脳のやる気スイッチは入る。行動する前にやる気が出るのではなくて、実際に行動を開始してからやる気というのは出るものである。

× やる気→行動
◯ 行動→やる気

実際に作業をし始めると5分もしないうちに作業興奮が起こります。これによってやる気というものが生まれるのです。

➅補足;その1 日記を書く。日記を書く上で5つの良いことがあります。
A: アウトプットする習慣が生まれる。

B: 内省能力の向上。1日の終わりを反省することによって、feedbackをしてより改善をすることができる。また、自分を客観的に知ることができる。

C: 楽しい。自分が楽しかったことなどポジティブなことを記す。

D: ストレス発散。書く=表現するということ。自分の気持ちを表現するということは気持ちが良いこと。

E: 幸せになる。

▽4、心に響いた言葉

インプットしないアウトプットは意味がない。

この言葉はぐさりと刺さった。なぜなら僕はインプットしか今までしてこなかったからだ。アウトプットしないと目の前の現実は何も変わらない。く、、、。

▽まとめ
いかがでしたか?この本を読んだことをきっかけにこのようにノートというブログのプラットフォームを利用してバンバンアウトプットして自分の学びを最大化していこうと思います。次回は同じ著者のインプット大全を読んでいこうと思っています。


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