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【習慣術】作業興奮の力を利用する~1回・1分だけやってみる

こんにちは、こんばんは。
習慣の力を伝えるKindle作家
あいひろです。

今回のテーマは習慣術
「作業興奮の力を利用する」
について解説していきます。


◎作業興奮について


作業興奮とは、めんどくさいことでも一度作業を始めると集中力や意欲が高まってくる状態のことです。

人間はたいてい物事を始めると、その物事に対して面倒と感じるものです。意欲が湧かず、なかなか勉強や仕事に着手できません。

しかし、この"面倒くさい"を乗り越えて一度作業を始めると、思ったより集中できる場合があります。

これを作業興奮と呼びます。

〇作業興奮の提唱者

作業興奮の提唱者はドイツの精神科医エミール・クレペリンという人物です。

内田クレペリン精神検査をご存知でしょうか?

もしかしたら学校の検査などで受けたことがある人もいると思います。

内田クレベリン検査では、企業が求職者に単純計算をさせて正確性や速度などを分析して、人事選考に役立てます。

この内田クレペリン精神検査は、クレペリンによる研究内容を元に、日本の心理学者である内田勇三郎が作成したものです。

〇作業興奮のメカニズム

なぜ、作業を始めると集中力や意欲が湧いてくるのでしょうか。

やる気をつかさどるのは、脳の側坐核という部分から放出されるドーパミンだとされています。

ドーパミンは神経伝達物質の一種であり、神経間で情報のやりとりを行っています。

側坐核から飛び立ったドーパミンは、神経伝達物質を受け取る受容体によって取り込まれ、やる気の向上などをもたらします。

中には"作業興奮"の力にやる気の向上は関係なく、単純にパフォーマンスが向上するとも言われています。しかし作業興奮の力で一時的とは言え、継続力が上がるのは間違いないと言われています。

そして、作業興奮を起こすのもこのドーパミンだと言われています。

作業を始めると側坐核が刺激されてドーパミンが放出され、それがやる気アップを引き起こすのです。

◎まずは1回・1分だけ始めてみる

この記事で伝えたいことは、とにかく面倒だと感じていることでも一歩を始めてみよう!ということです。

1回・1分・1ページ…まずは「0➡1を達成する」という目的で、始めてみてはどうでしょうか?

  • 筋トレを習慣化したいなら腕立て1回やってみる

  • 読書を習慣化したいなら本を1ページ読んでみる

  • 掃除を習慣化したいなら床掃除を1分やってみる

面倒なことでも、1回・1分ならできるでしょう。そこから作業興奮の力で継続力が増し、いつの間にか習慣化につながるかもしれません。

今回参考になった書籍が、メンタリストDaigoさんの「超習慣術」です。

◎記事のまとめ

  • 作業興奮とは一度作業を始めると集中力や意欲が高まってくる状態

  • 作業興奮を利用した内田クレペリン検査は、企業が求職者に対して人事選考へ役立てている

  • とにかく一回・一分やってみるという精神が大事

以上、作業興奮について解説しました。

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