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私は、安くて古いカメラが好き。

やすい、はやい、うまい。
もはや食生活では当たり前になりつつあることばたち。

それを私はカメラに置き換えるとこうなる。
やすい:値段が手頃
はやい:性能がそこまで劣らない(気にならない)
うまい:良い写りをする

今回はそんなわがままを叶えてくれる、私のカメラを作例も交えてご紹介。

「何言ってんだ、新しくて性能良いものが正義に決まってんだろ!」
そう言わずに、どうか最後までお付き合いいただきたい。



私の使っているカメラ、レンズ

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1に35mm F2を装着

私のお供はFujifilm X-Pro1 。普段はこちらに35mmF2と、気分によってはオールドレンズをつけて歩く。

今回は35mmをつけて、神保町をスナップしてみた。

◎カメラの「やすい」

私がX-Pro1を選んだ最大の理由と言ってはなんと言ってもそのお値段だ。
買った当初は5万くらい。レンズも合わせて10万いかないくらいでこの重厚感を楽しめるのだから、買わないと言う手はなかった。
今現在はフジの中古がかなり高くなっていて、この前中野のフジヤカメラに行ったら¥76,000くらいだったもんだからびっくりだ。

外国人のカップル。女性のワンピースが綺麗だ。


◎カメラの「はやい」

プロの方は気にするであろうスペック。(性能)
アマチュアの私からすると、イライラするほどの性能の悪さは今の所見当たらない。
強いて言えばAFのスピードか?と思ったのだけれど私はピントに迷っている瞬間でさえも愛おしい。
…ある意味変態なのか、中古カメラの醍醐味とも思っている。

神保町で人気のお店と店前の本を吟味する人。


◎カメラの「うまい」

これまで、値段がとか性能がとか散々言ってきたけれど、実際写りはどうなんだいって。

このカメラは一言で言うと「影を魅せてくれるカメラ。」
どのレンズをつけても重みとプライドを感じる。

Fujinon 35mm F2


Pentaxのオールドレンズ


27mm F2.8



新しいものは良く、古いものは必ずしも悪なのか。
様々な視点でこれからも写真とカメラを見つめていきたい。


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