ナカムラ・タカハシ

英語圏ではタカハシ・ナカムラ。

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最近の記事

嘘の武勇伝005

「しゃべる犬」との出会い。 ムランモランを倒し飯島愛の無修正(もう画面全体がモザイクみたいな画質だったけど)を見た以外これと言って何もなく童貞のまま高校を卒業し、晴れて童貞大学生となった僕ナカムラ・タカハシ、 “大学生活”と言えば世間的には、波の数だけ抱きしめたり、ゲレンデが溶けるほど恋したり、私をスキーに連れてったり、シンデレラエクスプレスで見送られたり、人生のロングバケーション的な、モラトリアム的な、 まぁ、平たく言うとセックス!ドラッグ!トレンディー!な日々を送る

    • 嘘の武勇伝004

      小学生の頃から僕がずっと片想いをしていた女子が、あろう事か中学の体育教師(脳筋チンピラ馬鹿)とカーセックスしてる現場を目撃し、一度は巨猿退治を投げ出した僕だったが··· そこは高校生男子の立ち直りの早いこと、友達から飯島愛の無修正エロビデオを借りてオナニーした事で完全復活! ※友達と言っても普段一緒に遊んだりするタイプではなくて、挨拶程度の会話とエロビデオの貸し借り(主に借り)をするだけの関係の友達であるところのタナモト君から借りた飯島愛の無修正エロビデオは、ダビングにダ

      • 嘘の武勇伝033

        2020年6月29日(月曜日/2回目)とその後 今日も仕事を定時で終え、帰り道途中にあるスーパーで夕飯のオカズを物色 半額のお刺身を買ってスーパーを出る··· 少年が来ない! 考えられる可能性としては ロボヒグマを倒し、僕がタイムリープした事の兼ね合いか何かで、今度は少年の方がリセットされ、今僕がいるこの世界線では少年はタイムリープしていないというパターン 少年がロト7を独り占めしたいから僕に会わない作戦(僕は少年の連絡先も何も知らない) の2パターンが有力だが

        • 嘘の武勇伝032

          2020年7月5日(日曜日) 僕は子供の頃から勝負事の時は凄く緊張するんです。 ましてや今回は久しぶりに、比喩表現じゃない方の“命懸け”の戦いのなのでスーパー緊張してるんです。 子供の頃は周囲の大人(主に親)に「緊張するな!リラックスしろ!」とプレッシャーをかけられ、それでより心理的コンディションが悪くなる事があったけど 大人になって、自分の経験則から得た価値観に「緊張してて良い」というものがありまして、というか勝負事に挑むのだから「緊張するのが当然」「リラックスなん

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        • アトランティス編
          1本
        • 嘘の武勇伝
          10本
        • ドグラマグラ
          2本
        • 巨猿退治
          2本
        • タイムリープ
          5本

        記事

          嘘の武勇伝031

          2020年7月4日(土曜日) 仕事は休みなので少年と一緒に札駅へ ロボヒグマの出没地点を確認し、過去の僕とロボヒグマとの戦闘の様子を少年の記憶の範囲で教えて貰うなどする。 いかに少年が賢いとしても、人の記憶なんてアヤフヤなものだし、同じ相手と同じ状況で戦っても同じ展開になるという保証はないので、あくまで参考程度にとどめておく、僕はもとから空手の試合などでも予め相手を分析したりルールに合わせた戦略を立てたりはしないタイプなので···あくまで試合は実戦に備える為の稽古の一つ

          嘘の武勇伝030

          2020年7月1日(水曜日) その日は寝不足で一日中ダルかった。 なんせ、月曜日に突如として僕の前に現れたタイムリーパーを名乗る少年が、僕に火曜日のロト(ミニロト)とナンバーズの当選番号の書かれたメモを渡して来て なんとその数字が全部本当に当たりだったのだから··· マジもんのタイムリーパーかも!という興奮と、1枚くらい買っておけば良かった!という後悔で昨晩は一睡も出来なかったって訳なんです。 で、その日も仕事帰りにスーパーに寄ると、既に少年が待ち構えていた。 「

          嘘の武勇伝029

          2020年6月29日(月曜日) なんだかんだで四十路になっている私ナカムラ・タカハシ。 20代後半頃まではのらりくらりと人並み程度には“大人の階段”を登っていたのですが、ブラック企業に数年勤め、両親の離婚やら、他界やらを経験し、色々と思うところもあって(たいして思うところもなかったですが) 平たく言うと“ドロップアウト”したと言うか“世捨て人”になったのでした。 とは言っても“低所得な事”と“人と関わらない事”以外はいたって“普通”に暮らしているとは思うのですが 世

          嘘の武勇伝003

          天狗様にドグラマグラの骨を移植された事と、キリンの“シャッセ”と、メガドライブの“ゴールデンアックス”にハマった事以外にこれと言って何もない中学時代を過ごし、とりあえず地元の高校に入学した頃の話。 僕がドグラマグラを倒した事で天狗山の生態系が崩れたのか何なのか?単純にボスの居なくなった山が新たなボスを求めたのか? 天狗山に“雪男”が出没するという噂が聞かれるようになった... 北米でサスカッチとかビッグフットと呼ばれる、ネパール?ではイエティとか、本州ではヒバゴンとか呼

          嘘の武勇伝002

          人生で初めてのヒグマとの戦い... 当時の僕は身長172体重60といったスペック 体重800キロの双子のヒグマ、ドグラとマグラは曾祖父の時代には既に存在していたので、我々がドグラマグラと呼んでいるヒグマが同一の個体であるなら100歳を超える計算になる... フィジカル面でも、人生経験においても勝ち目はなし、また空手経験者といえども純粋に寸止めルールの「競技空手」の経験しかなく、離れた間合いから飛び込んで攻撃し、また離れる...といったスタイルを繰り返すだけ、おそらく弱点

          嘘の武勇伝001

          僕がはじめて素手でヒグマを倒したのは15の時でした。 その頃と言えばZOOの「チューチュートレイン」やバブルガム・ブラザーズの「ウオンビーロング」やチャゲアスの「ヤーヤーヤー」やら近藤房之助と織田哲郎の「ボンバーガール」やらそんな時代です(うろ覚えですネットで調べれば確認出来ますが面倒なのでしません) 牧瀬理穂やら一色紗英やらがトレンディーだったあの頃です。 北海道の南(道南)の田舎で暮らす僕らの遊びと言えば、早い子はセッ●ス、僕みたいなタイプは山や川や海で遊ぶか、トモ