見出し画像

髪の毛までカレーの匂いだね、って笑うのさえ楽しい

1日があっという間で、気づけばもう22時だ。自然体でいるたくさんのきらきらした、好きや得意を仕事にしている人たち。ほぼ日が好きな人も、ほぼ日を知らない人も、みんなごちゃ混ぜになって丸の内にやってくる。商店街みたいな、市場みたいな、なんでもあり、でもここでしか出会えないようなものたち。

ほぼ日の「生活のたのしみ展」1日目が終了した。大学時代ぶりの、8時間(休憩でもほぼ歩き回っていたので本当は約9時間)の立ち作業は、帰りの電車へ向かう足のだるさで、ああ疲れていたんだって実感した。いい運動になってちょうどいいじゃん、と笑う。一緒の持ち場を担当していた女の子と、「絶対わたしたちすごくカレーの匂いしますよ」って言い合いながら帰る。

私が担当したブースは、カレーの恩返しのレトルトカレーを販売していた。試食も行い、その横では一点物のカレー皿、コーヒーとグッズ、はちみつ、なかしましほさんのお菓子が全部ぎゅっとあつまって出店みたいになっていて、盛りだくさん。時間帯によっては混雑したり、売り切れてしまったり、試食までに少しお時間をもらったり。でも、生活のたのしみ展に足を運んでいるお客様は嫌な顔ひとつしないし、こちらも声をかけやすいしコミュニケーションを取りやすい気がする。不思議。

もはやほぼ日の乗組員さんなのではないか?と思う歴代のたのしみ展皆勤賞アルバイトスタッフの女性は鮮やかに楽しそうに時にお客さん同士も巻き込んではちみつを紹介していた。乗組員さんたちも、アースボールカフェ(普段はワイヤードカフェ)のスタッフさんたちもいい人ばかりで、こちらのお願いも嫌な顔ひとつせず、オペレーションの改善ポイントはどんどん変更してお互いの業務を円滑にやるために協力してくださる。
仕事だから、当たり前、ではない何かで、このイベントは回っているなぁと感じた、言語化できないけれど、何か。ほぼ日の方々、アルバイトスタッフ、出店者さん、協力店舗さん、そして何より足を運んで下さるお客さん。この関係って一朝一夕でつくられたものじゃないなって思う、この空気が雰囲気がチームだな、本当に船に乗っている乗組員だなって感じた。

拙い言葉でしか残せないし、これだ!って思える何かを掴んだわけじゃないけれど、こういうチームに、こういう場をもつ人たちに、憧れるなって思った。今回はその一員でいられることがありがたい。気持ちのいいひとたちの集まり。糸井さんが普通に、ただのいちアルバイトである私にも目をみて「よろしくお願いしますね」とフロアを回って仰った言葉が残っている。

明日は、もっと今日よりたくさんの人に気持ちよく過ごしてもらいたいな、楽しんでもらいたいな、って思いながら眠ろう。明日は朝から星のガレリアに行くんだ。おやすみなさい。

#イベント #生活のたのしみ展 #ほぼ日 #毎日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?