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Chase the Chance

日曜日の昼間からギラギラ燃えるようなタイトルで失礼します(笑)安室奈美恵さんの楽曲のタイトルから今日の投稿タイトルに拝借しました。何を隠そう、中学の頃から安室奈美恵さんのファンなのです。

この曲が発売されたころ、まさに中学生でした。普通の公立中学に通っていた私は英語が好きで、部活(ソフトテニス)が好きで。好きなことだけに一生懸命で、それをしていれば幸せでした。英語は心優しい師匠にお世話になりながら学び、ソフトテニスは他の部活メンバーと一緒に頑張る競技です。決して一人で取り組んでいたことではないですが元来の猪突猛進の性質から、好きなことだけに没頭しすぎて周囲に多大な迷惑をかけていたと思います…。それでも、あの頃はそういう年頃なのか盲目的に幸せだったなと思います。

この曲のどこが好きか。まさにタイトルに表現されている「チャンスをつかむ!」というチャレンジ精神を謳っているところが当時英語とテニスが大好きだった自分にピタッと来たのだと思います。カラオケでもよく歌っていました。

中学から高校、大学、そして大学院。頑張ればすべてうまくいっていた中学時代と比べて、大学時代から挫折を知り始めました。それより過去の自分の選択が得なものではなかったことやその時の自分がいかに実力不足かを思い知る機会が増えました。

振り返ってみると、そこから自信喪失の連続だった気がします。留学をしたり入試を経て大学院に進学したりと一見華やかに聞こえますが、胸を張って大きな声で言える経歴ではないと思っている自分がどこかにいます。家族の事情から英語圏ではない国に留学したり、結局国内の大学院に進学することにしたり。

後悔しているといえば嘘になります。その選択肢から得たものは大きかったので。しかし、当時の夢だった「国際公務員」や「国際開発の仕事に就くこと」からすれば二番煎じの選択でした。夢を叶えるためのステップにするには不十分でした。それに加えて持病もありそう簡単に日本国外に長期滞在出来なくなってしまいました。そんなことになったら叶えることが到底無理な夢です。海外に住んでなんぼの仕事ですから。

留学をしたくても出来ない人もいれば大学院進学をしたくてもできない人もいるでしょう。分かっているつもりです。でも当時の私の大きな夢が叶えられなかったことには変わりありません。

さて、時は経ち気が付いたら結婚してました。結婚とはタイミングといいますが、本当にその通りだと思います。出会ってから結婚するまでが短かったので長い新婚生活期間を経てもうすぐ10年です。前の段落に書いた挫折時代から15年から20年ほど経ちます。年齢で振り返ると挫折時代が10代後半から20代にかけて。長い新婚生活時代が30代(長すぎですね笑)。そしてもうすぐ40代に突入します。安室様世代です。

今取り組んでいることは自己紹介にあるように翻訳と少しの通訳。英語とスペイン語の。

翻訳を生業とすることはすごくすごく難しくて成し遂げられるか全く分からないです。しかし、小さい頃に好きだったことに立ち返っているのかなと思います。学生時代はは両親のお陰で大きな経済的不安がなく好きなことに取り組めました。それが今も同じです。(もちろんこれから何か大きな危機が起きるかもしれませんが)その時の状態に似ているとふと感じました。

ここに来るまでいろんな人に出会っていろんな夢をみてきました。「ここ」とは英語・スペイン語を勉強する日々のことです。夢見て、夢破れて、再び夢を見ています。この先何があるか分からないけれど、再び夢を見ることができた夢を大切にしてこつこつと頑張りたいです。

というわけで、現実逃避はここまでにして明日締め切りの翻訳課題に戻ります。

最後に、この投稿を書きながらリピート再生している安室奈美恵さんのChase the Chanceより。

夢なんて

過去にはない

未来にもない

現在追うものだから

ー-

Just Chase the Chance

この手でつかもう

甘くそして

危険な夢の実を

ー-

Just Chase the chance

愛も夢もぜんぶ

この胸には

いつだってあふれる

*歌詞参照は以下のページより 
https://www.google.com/search?q=chase+the+chance+%E6%AD%8C%E8%A9%9E&rlz=1C1SQJL_jaJP909JP909&oq=chase+the+chance&aqs=chrome.2.69i57j0i512l5j69i60j69i61.12295j1j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8


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