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【前十字靭帯損傷】大けがをしたらまず知っておいた方が良い情報

ケガをした当時、私が知りたかった情報や、詳しく調べて役立ったことについてご紹介していきます。
前十字靭帯損傷だけでなく、怪我全般についてためになる情報ではないかと思うので、ぜひご一読ください。

患部をどのくらい冷やすのか確認

これは一番知っておいた方が良いのに、当時知らなくて後からえーーーー!っと個人的にとても焦った件です。
患部を一日どのくらいの時間、どのくらいの期間をかけて冷やしたら良いのか担当の医師に細かく質問した方が良いです。

ケガをしたら、患部の内出血や腫れを抑えるために冷やす必要があります。
しかし、冷やしすぎも患部の動きを悪くしてしまい、手術後のリハビリに影響が出てしまいます。

私の場合、初めての大ケガで知識がなかったため、担当の先生に「とにかく冷やすように」という言葉だけを鵜吞みにしていました。
なんと起きているときも寝ているときも、何の疑いもなく24時間ずっとしばらくの間冷やしていたのです。
(真冬だったのでめちゃめちゃ寒かった。。笑)
そしたら、なんと手術前の診察時に、
「あれ?膝が思ったより曲がりませんね」と言われたのです。
はい、冷やしすぎていたのです、、

もしこれから治療をする方は、担当の先生がどんなに忙しくて、どんなにぶっきらぼうで早口でも(笑)、どのくらいの時間と期間冷やしたら良いのかしっかり確認してくださいね。

入院手術の日程を同月内にしてもらう

ケガをしてから一番費用がかかるのが入院・手術。
そこでの出費を抑えるためには、可能な限り入院と手術の日程を同じ月の中になるように調整してもらうのがお勧めです。
理由としては、「高額療養費制度」を最大限に活用する為です。


高額療養費制度とは:
同月内(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度

全国健康保険協会


また、個人的にお勧めなのは以下の支払方法です。
もしクレジットカードの支払限度額(や預金残高)に余裕がある場合、「限度額適用認定証」は使用せず、まずは病院で全額をカード決済し、後から健康保険協会から払い戻しを受けます。
そうすると、医療費全額分のクレジットカードのポイントが付くというメリットがあります。

ただ、保険協会からの払い戻しには数か月単位での時間がかかるので、一時的とはいえ出費を抑えたい方にはお勧めしません。

詳しくは下記リンク先より、内容や申請方法をご確認ください。
また、制度を活用するために何か事前申請する必要があるのか、会社によって異なるかもしれないので所属先の人事等にもお尋ねください。


入院時のお部屋は一番安い部屋を希望する

こちらは入院を少しでもお得に快適に過ごすコツなのですが、
入院場所に複数種類のお部屋がある場合は、泊まりたい部屋タイプの一番安い部屋を希望するのがお勧めです。

例えば、個室を希望していて、病院に複数のランクのお部屋がある場合は一番価格が低い個室を希望してみてください。
(仮にそれより高い、シャワーとトイレ付の部屋の方が魅力に感じても。)

そうすると、もしその安いお部屋が空いていない場合は、「それよりも高いお部屋でもいいですか?」と聞かれることがあります。
最初、病院からは高いお部屋の正規の部屋代を伝えられることかと思います。
そうしたら、「私はもともとそのお部屋は希望していなかったのですが、、、」というような話をしていくと、
向こうから「では、もともと希望していたお部屋(価格が低い方)の金額を請求させていただきます。」となるはずです。

(実際に私は希望していなかった、かなり広い部屋にアップグレードされました。(これは本当に希望してなかったので想定外でしたが。笑)
まあ歩けなかったし、コロナ渦でお見舞いも不可だったので、そのただっ広いスペースは先生や看護師さんのただの通路になっていました。笑)


保険金の申請をしてみる

クレジットカードや生命保険等、加入している保険を一通り確認し、保険金の請求をしてみると良いです。
申請には少し手間がかかりますが、まずは問い合わせをして、必要書類を早めに取り寄せてみましょう。

私の場合は、スキー旅行中に怪我をしたため、クレジットカード会社の「国内旅行傷害保険」が適用されました。
入院手術費だけでなく、通院費に関しても
それぞれ日額いくらまでという内容で保険金を受け取れました。

保険金請求には、手術を担当した医師の診断書が必要です。
私は退院後には別の場所でリハビリを行う予定だったので、入院時にはカード会社から取り寄せた診断書の記入用紙を持参しました。
通院費も請求する場合、通院が終了してから(申請可能な上限日数の通院分)の申請になりますが、申請をスムーズに行うために、必要書類は早めにカード会社から取り寄せるのがベターです。

ちなみに、国内旅行保険が自動付帯されているのは、年会費がかかるカードがほとんどみたいです。海外旅行保険なら自動付帯のカードもありますが、国内旅行の場合は利用付帯がほとんどのようです。


最後に

怪我をしたら、治療するだけでなく、調べたり手続きすることが多くて大変です。でも、その面倒なことの先には、今の状況が少し改善した未来があるかもしれません。
この情報がどなたかの役にたてば幸いです。


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