長年、予期不安と発作に苦しんだ15年。
やっと解放されて快適な毎日を送れるようにまりました。

医学的でもなく、ただ、私が楽になった方法です。

私は前回の投稿でも書きましたが、自覚するストレスがなかったので、長引いたのは“パニック障害で不安に支配された私”が一番のストレスだったと思います。

まず、発作が出始めてから、これは何なんだ？！と思い、色々と調べました。
そのおかげで、パニック障害とはこのような症状で…検索するとたくさん情報が出てくるので、どんどん頭に入ってきます。

“私はパニック障害なんだわ”と思い込んでるので、無意識にパニック障害になりきっていたのだと思います。
それで、余計に不安が増す。

そして、私の発作が出る傾向として
①生理前（生理予定日２，3日前）
②疲れがたまった時
③一人で電車に乗る（誰かと一緒なら大丈夫）

特に、①と②の思い込みが強いので、この時はほぼ発作が出ます。
私は超能力者か！？予言者か！？と思うくらい。笑

疲れがたまると発作が出ると言う思い込みから、楽しい予定も楽しみきれない。
“朝から夜まで出かけたら、また発作でるやん…”
こうして、自分で決めつけて日々過ごしていました。

そして、良くならない理由の一つに“他人依存”がありました。

私は友達といるときは、気が紛れて発作がでなかったので、できるだけ誰かといることを選んでいました。
一人の時に発作が出た場合は、母に電話して、たわいのない話をしてもらうと、誰かと話してるという安心感でおさまります。
自分で解決せず、誰かに助けてもらっていました。

その時に主治医の指示の下、頓服とて使用してた安定剤を、発作時は１錠服用していました。
薬を忘れて出かけると、それだけでサーっと不安になる。
これも依存ですね。
“周りの誰か”と“薬”に頼っていてはいつまでたっても良くなりません。。。
自分で対処できないと良くはならない。

そして、潜在意識を知った時に一緒に知ったのが
“思考が現実化する”ということでした。

この仕組みを知って、すごく腑に落ちました！

私はパニック障害だから、突然発作を起こす。
生理前や疲れた時に発作が出る。
誰かといるときは大丈夫と思っているから大丈夫。
発作が出ても、母に電話したら落ち着く。
↑
このような思考だから、このような現実が目の前に繰り返し、現れていただけなんです！

これを知った時から、気持ちがすごく楽になりました。
思考の書き換えをしなくても、自然と書き換わっているようでした。

超能力者か？と思う事を逆に生かしたと言う感じです。
疲れたら発作が出る→疲れても発作は出ない！
疲れなど気にせず、その忙しい日を心から楽しむ！

生理前だから発作が出る→生理前でも発作は出ない！

また発作が出たとしても、たまたま出ただけ、終わり！ただ、その時にそうなっただけ。
ロボットではないんだから、体調悪くなる時もある。それは休みたいサイン。

疲れたから…とか、生理前だから…などの理由づけは無しにする！

こう思ってから、発作はでていません！
これは動悸！？と思うことがあっても、心の中で“大丈夫！私は大丈夫！”と思って、違うことをしていたら、忘れている。

“私はもう大丈夫！”と思っているので、今は大丈夫な現実なんだと思います。
今まで、朝から夜まで出かけると憂鬱だったけど、今では気にせず、楽しむことができています♪

お守りの安定剤も、今でも他のお薬と一緒に持ち歩くようにしてますが、忘れて出かける日が増えました！
忘れたことに後から気づくくらいです。
今までは毎日のように、予期不安予防に出かける前に1錠服用していましたが、ここ数ヶ月飲んでいません。
それだけ執着がなくなりました。

私は心理学、潜在意識、思考の現実化を学んで約９か月くらい経ちますが、主人や息子にも変わった！と言われます。

確実に生きやすくなりました！
毎日を楽しめるようにまりました！

そして、パニック障害になって、気づかせてくれた良いこともありました。

それは、車の運転ができなくなって、主人と息子に申し訳ない気持ちでした。
私が運転してた頃は、主人は外食した時にお酒を飲んでいました。
それができなくなり、また私のせいだ…と自分を責める。
でも、外でお酒を飲めなくても家で飲めばいい、外で飲みたいときは電車で出かければいい。そう思えるようになりました。
お酒の量が減って、体とお財布に優しい！笑

そして、息子にも歩かせることが増えて申し訳ない…なんて思っていました。
でも、手を繋いで歩くことが増えた！
そして、車移動だと、ＤＶＤを見せてたりして、会話がほぼなかったけど、手を繋ぎながら歩いていると、しりとりをしたり、雲の形を見たりして、会話も増えたし、息子の成長も感じることができました！

今、パニック障害で苦しんでおられる方で、そんな簡単に治るわけないよ～と思う方もいると思います。
こればかりは、心から腑に落ちないと難しいです。

職場や学校など、環境が原因でパニック障害や不安障害を患われている方は、しばらくお休みをしたり、環境を変えれば良くなるかもしれませんが、私のように、原因がはっきりわからない方は自分の思考で不安を引き寄せているかもしれませんね。
ネットで検索すると、色々なパニック障害の情報が入ってきますので…不安が増します。

私も、自分では明るくて友達がたくさんいて、お気楽主婦だと思っているけれど、事あるごとに、自分を責めて、自分でもわからないうちに、人に気を遣って…
結局は自分自身がストレスの原因。

自分を責めたいんだね！と私の潜在意識が自分を責める現実を引き寄せていたのだと思います。

これだけは！と言い切れること…
それはパニック障害を患うのは
“気持ちが弱いからではない！”と言うことです。

最初は脳の誤作動かもしれない。
でも、この症状に見舞われる人は、周りの人に気遣いをしている心優しい人だと思います。（自分のことも褒めてる。笑）

周りの人に気を遣う前に、自分自身に気を遣ってあげて、向き合ってみると自分のことがわかってきて、大好きになれるといいかもしれませせんね。