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aimikumi流カブトムシ、クワガタムシ飼育方法


前書き

近況報告

作曲の本借りてきました!

前書き



注意⚠
これはaimikumiの完全な我流です。詳しいことは専門の飼育書等を参考にしてください。最後まで責任をもって買いましょう。また、これは、Scratchの「初心者に最低限覚えてほしい!カブトムシ、クワガタムシを飼いたい方へ」というプロジェクトを深堀したものです。詳しくはこちら 

https://cheerful-osyankoukom.wordpress.com/ (aimikumi.com wordpress ver)の同作より.

これがscratchaimikumi最大のヒット作です。ここまで人気が出るとは。
でもってこれはwordpressが人気ないのでこっちに移行をしたものです。

本編

飼育で絶対に必要なもの

・生体(オオクワガタペアやコクワガタ他色々います。)

これがいなければ始まりません。なんてったってこれを飼うんですから。

・飼育ケース

これがなければ飼えません。虫かごみたいなのでもなんかのボトルでも。でもボトルには必ず空気穴をあけましょう。窒息死します。

・登り木

これは大なり小なり絶対必要です。これがないとカブクワが起き上がれません。

・餌

これもないといけません。だって生き物なんですから。おすすめは昆虫ゼリー。

・マット

これも必要。潜って隠れるなどができます。成虫であればクヌギマットがおすすめです。

飼育で可能であれば揃えたいもの

・エサ皿
登り木にエサ入れる穴があるものもありますがひっくり返したりするのでできればほしいですね。
・落ち葉
専用のものを買いましょう。そこら辺のものはNGです
・木の皮(樹皮マットとかって言われてるやつ)
これも快適に過ごしてもらうにはひつようですね、やっぱり。

さあ、飼育を始めよう!

これらを揃えたらいよいよ飼育を始めてみましょう!手順は以下の通りです。

まず、飼育ケースを用意します。これは人間に例えると自宅みたいなものです。飼育する生体に合わせた大きさにしましょう。3㎝くらいの子であれば小さいのでも十分です。ですが、できればシーラケース社製のコバエシャッターであれば中サイズ、ダイソーの飼育ケースであれば大サイズくらいの大きさが望ましいです。この大きさであれば日本のカブトムシ、クワガタムシはほぼすべてカバーできるでしょう。ブリーダーや多頭飼育の方々はクリアスライダーを使用している方が多いようです。スペースを抑えられて、コバエが入りにくく保湿性がいいですからね。ですが2~3匹であれば先述の大きさがいいと思います。家でもクリアスライダーを使っていますが大体拾った(後述)子を入れて環境にならす目的で使用しています。

次に、マットを入れます。人間に例えればカーペットとか寝具やソファーみたいな感じです。野生でも土や腐葉土に隠れて眠ったりするのでやはり落ち着くんでしょう。幼虫をとるっていうのであれば話は別ですが基本的にクヌギマットです。個人的にはカインズ社製昆虫クヌギマットが使いやすくておすすめ。安いですし。敷く厚さは5㎝か10㎝程、大体使用するケースの3分の1から半分くらいが良いと思います。で、ここで必要なのが加水です。マットに霧吹きでまんべんなく水をかけまくります。かけすぎもだめです。大体マットをわしづかみにして強めに握ったとき固まり、つつくと崩れるくらいです。ほんとに握ったら固まるんですね~。このくらいの水分がちょうどいいところです。入れたらまんべんなく伸ばして軽く手のひらや登り木でならします。

お次に登り木を置いたりするわけですが、これは人間でいう家具にあたります。登り木→落ち葉→樹皮マットって感じで置きます。これでクワガタがくつろぐ環境ができました。

そしてエサ皿を適当なところに置きます。四隅やど真ん中などに一個。これが人間だと食卓ってわけです。

で、最後にエサ皿に昆虫ゼリーをのせてフィニッシュ。ここに生体を置きます。空腹であればそのまま食べ始めますがたいてい後ずさりしたりしてマットなどに潜ろうとします。あとは愛情を注ぎましょう。

どの生体を買えばいいかについて。

飼育の方法は分かったけどカブクワが採れなかった!でも買いたい!って人に朗報です!昆虫は結構手軽に買えちゃいます!昆虫ショップにもペットショップにもホームセンターにまで、意外とおいています。ですが、どの子を買えばいいの?と迷うこともあると思います。というのも、ペットショップや昆虫専門店でクワガタやカブトムシを買うとなった場合、まあホームセンターであれば10種類程度ですが昆虫専門店となれば何千とラインナップしていて、まともに選んでいたら日が暮れてしまいます。しかもある程度情報がないとどれが飼いやすいかもわからないでしょう。店員さんに聞けば済みそうではあるのですがね…ということでここではどの子を買えばいいのかについて教えます。

選ぶポイント6個

  • 迷ったら国産だ!

  • 寿命が長いものは基本飼いやすいぞ!

  • 飼育方法が確立しているオオクワガタ科はみんな長生きで飼いやすい!

  • カブトムシは寿命が短いが飼いやすい!

  • ノコギリクワガタも寿命が短いが飼いやすいぞ!

  • 結構どこでも売ってるやつは飼いやすい場合が多いぞ!

迷ったら国産といえる根拠

国産というのは「日本の」という意味です。ですので、国産のカブクワは日本の環境に適応しています。ですので、温度管理の必要はありません。外国のカブトムシ、クワガタは温度管理が必要なことが多いです。ですので、国産カブクワは成虫、幼虫ともに無難です。(例外はあります。)

コラム機能がないので画像にて国産カブクワ飼いやすいリスト(大体)1~5 1=むずかしい 5=簡単 入荷などは今までの人生経験より判断
なお、レア度は1=ありふれている5=希少

おすすめ度で並び替えると、🥇コクワガタ=オオクワガタ(タイ)🥈カブトムシ🥉ノコギリクワガタ=ヒラタクワガタ(タイ)、4位ヒメオオクワガタ、5位ミヤマクワガタって感じです。

コクワガタなんですけども、ありふれすぎてショップになかなか入荷しません。てか、そこらへんで採るか拾うかしたほう早いです。ぶっちゃけ。あと超頑丈なんですよ。どこにでもいるし。

ヒラタクワガタも逆鱗に触れなきゃ大人しいと思います。その逆鱗が多いだけです。ハイ。

個人の意見ですので異論は受け付けます。とにかく上位3位は飼いやすいことこの上ないです。この3位飼ったことありますが。個人的には1位コクワガタ2位オオクワガタ3位カブトムシです。カブトムシはもうむっちゃゼリー食べるんですよね。コクワガタは小食なのに。個人的にはコクワガタで腕ならししてからオオクワガタに挑むとよいと思います。コクワガタずっと飼っていますが最初に飼った子は結構実験台になりましたが受けとめてくれました。

ちなみに出費ってどれくらい?

と、ここまで読んでクワガタってコストかかるんじゃない?って思った方いませんか?ここでざっとかかる費用について説明します。

成虫飼育だけならかかる費用の内訳は生体、飼育ケース、マット、登り木や樹皮マット、エサ皿、エサだけです。我が家で使ってるセットで費用を計算してみました。

生体:(例)オオクワガタペア5000円前後。採集個体なら無料(ガソリン代等除く)飼育ケース(コバエシャッター中):ビートルファームサイトによると990円、マット(カインズのクヌギマット11L)980円、昆虫ゼリー(フジコン)700~800円、隠れ家や登り木のセット2つ合わせて6~800円くらいです。大体。てことは生体込みでも1万円未満ってこと。採集個体なら生体代なしなんで4000円以内。これって結構安いんじゃないでしょうか。犬とかに比べて、ですが。で、2匹目飼うとなっても、マットは11Lの買えば使いまわせるんでマット代浮く、隠れ家のセット一個で結構入ってればそれもチャラ、実質飼育ケース代と登り木代って感じですね。ってことは二匹目以降お得に!?

冬眠をさせよう!

オオクワガタ科のクワガタたちは冬眠をします。冬眠というのはマットなどに深く潜って冬が明けるのを待つことです。冬までに命があれば、ですが。え?オオクワガタ科以外はって?大体の子は死にますよ。冬を待たずに、天国への階段を上っていきます。例外は冬直前に生まれた子たちですが遺伝子に冬眠のプログラムは組み込まれていないと思いますので冬眠させずに寿命を全うさせるか速攻天国の階段を上るか、です。かわいそうですよね…これが大自然のおきてなんです…

さて、冬眠させるって言ってもなにすりゃええねんって話なんですが、冬眠は結構簡単です。いつもの飼育セットにマットを増量するだけです。といっても固めに詰めなければいけません。私はごっつく固めてその上にそこそこ固め、その上にふんわりならす感じのマットの3段にしています。基本エサは食べませんが必ずおいてください。なぜなら理由が三つあり、

・冬眠前に大量に食べる。

・冬眠中にたまに水分補給などの目的でわずかではあるが食べる。

・冬眠明けに気づかず気づいたころには餓死している

という理由があるからです。マットの乾燥にだけ気を付ければあとは基本的に放っておいてOKです。死んでないか気になるところですが、熟睡中文字通りたたき起こされるようなものなので極力起こさないようにしてあげてください。あとは、寒めの所に置くくらいですかね。

もし、弱っている、死亡の場合

もし、弱ってしまった場合、極端な寒暖、飢え、直射日光の直撃によるムシ焼きなどが考えられます。温度が落ち着いていたり日陰などの涼しいとこでマットを入れてゼリーを入れて見守ってあげてください。元気になることがあるので最後まで希望を捨てないでください。死亡が確認された場合、葬ってあげましょう。アパートの庭や公園は私有地のため御法度ですが、自分が持っている土地や植木鉢ならOKです。

死亡確認の方法

死亡か生存かを見分けるには、反応を見るのが一番です。小突いたり触角に触れても反応がない場合衰弱または死亡です。死亡した場合、首などの関節がぐらついていたり手足が伸び切っている、腐臭があったりバラバラになっている、触角に反応がない、といったことが挙げられます。

繁殖(ブリード、累代)をして幼虫を得よう!

これはまだ家族の許しがなくできていませんがよい方法が見つかったら記します。

絶対に、もう是が非でもしてはならない行為

それは、勝手な放虫、です。これはもう絶対にしてはいけない、通常、しようものなら虫飼いの風上にも置けないといっても過言ではないくらいの禁止行為です。外国産が逃がされて運よく生き残ってしまえば、元の生態系と混ざってしまったら、もう生態系は崩壊します。元からいた虫が虐げられます。もう一部の場所で起きている事態です。これは人間に例えれば家族に知らない人が混じってる感じです。それがジャイアンみたいなやつです。これは脅しではありません。本気です。絶対これだけはしないでください。国産でもそこにいない種が増えるためやはり生態系に支障が出ます。ってか話しても大体生きていけません。が、だからって放していいってことにはなりません。マットに幼虫がいて成虫になって…ってこともありますのでレンチンするか沸騰したお湯にぶち込むか冷凍してから捨てたほうがいいでしょう。野生種のメスはすでに交尾を済ませている可能性があり、産卵することもあります。なので注意してください。


カブトムシ、クワガタムシを飼う際絶対に避けては通れない問題

カブクワ飼育において避けられないのは、ダニ、コバエの発生です。よく飼育の際よく湧くのがショウジョウバエ(古いエサがある場合)、クチキバエ(マット)です。ショウジョウバエはコバエホイホイで屍の山を築けるんでいいんですが、厄介なのがクチキバエです。見た目黒くてマットに湧きます。コバエホイホイで屍の山を築けません。マットだけでなく観葉植物の土にも湧くんです、奴ら。コバエシャッター使えばいいんですが一匹でも混入するとはい、楽園の出来上がり。クワガタたちに害はないっぽいですが人間に害があるんじゃい。邪魔じゃ!見つけたらひねりつぶしたりマットを交換したりしましょう。ダニは、まあ、採集個体に結構いるみたいで。うちではダイソーの昆虫ダニ除けゼオライトにぶち込んで消えます。こいつらは針葉樹マット使えば解決なんですがね~、幼虫食べたら死ぬってことは害がわずかにあるってことです。匂いきついし。なのでクワガタたちのためとして我が家ではクヌギマット使用。あと結構クヌギマットのにおい好きなんですよ。針葉樹マットはぐはあ!てなるキツイにおいがするので。でもクヌギマット使うか針葉樹マット使うかは、成虫飼育だけならお好みでって感じです。針葉樹マット1:9クヌギマットでもいいかもと思っています。そこらへんご家族と相談するのがいいとと思います。

飼育ケースを置く場所について

うちでは茶の間に置いています。ご家庭で置く際は直射日光が直撃する 場所はダメです。ムシ焼きになるので。できたら静かなところがいいでしょう。家では直射日光はあたりませんが温度変化激しいしうるさいとこにおいてるんですが普通に長生きはします。


採集後の注意

うちではコクワガタはみんな山の近くのコンビニなどで拾っています。ですが、普通にキャンプ場とかにいたりしました。夏にそこでコクワガタ♀を拾ってあろうことか蒸し暑い車内に放置して沢遊びに行ってしまい、戻ってきたころ動かなくなりました。死んだかと思って水をマットにかけてクーラーボックスに入れて途中で昆虫ゼリー買ってあげたところ…家に着くまでに息を吹き返しました。仮死状態だったのでしょう。今では元気ですが何気に殺虫未遂しました。なので、・夏に、・直射日光のあたる、・車内 は、避けましょう。クーラーボックスがあれば虫かごをぶち込んでください。

あげるエサの種類について

エサは昆虫ゼリーが一番ですが、果物を与えるのもよいでしょう。リンゴやバナナがおすすめです。スイカやキュウリは、水気が多くカブクワが下痢をしたり水分でケースが汚れたりします。なので与えてはいけません。果物をやる際は毎日交換しましょう。腐るので。昆虫ゼリーは1週間に1度くらいの交換頻度でOKです。ですがなくなったらすぐに交換しましょう。そして昆虫ゼリーは一種類より2,3種類与えたほうが栄養が偏らないのでお勧めです。その際フルーツゼリーや黒糖ゼリーと高たんぱくゼリーの組み合わせがおすすめです。また、ワイドカップゼリーならばすべてのカブクワが食べやすいのでお勧めです。

カブクワ飼育の可能性(コラム)

カブクワの性格

ブトムシ、クワガタムシにも性格があります。また、好きなゼリーも異なります。穏やかな子や血の気が多い子、小食や大食漢、美食家…とまあ色々います。観察していくうちにわかるでしょう。

やはり生物ですので個体差があります。大きかったり小さかったり、複数のカブクワを飼っているのであれば個体差も注目してみましょう。

カブクワDE自由研究

夏休み暇であれば身近なカブクワを観察して日記やレポートをつける、それだけで自由研究です。そして、世界を揺るがす新発見があるかもしれません。

カブクワの変異や亜種について

種類によっては亜種や変異があります。例えば亜種ならばコクワガタとリュウキュウコクワガタ、変異であればオオクワガタの能勢産は大きく、東北産はスリム、などです。これらを見比べるのもまた面白いと思います。

~カブクワ拾いのススメ~

カブクワは森や山に入らないといないと思ってませんか?いえ、そんなことありません。森の近くのコンビニに夜行ってみると、コンビニの光にクワガタムシが集まっていたりします。これをひょいっと拾うだけ。手軽ですし、うちのコクワガタはそれでうちに来ました。虫取り網もいりません。いるのは虫かごだけ。この手軽さを生かして遠出したり夜に出かける用事があればコンビニや自販機を見てみては?

おまけ

昆虫をを飼育するのであれば脱走に注意。蓋をこじ開けて逃げます。そんな時は蓋の上に本とかを置いたり蓋をガムテープでとめるとと逃げられません。

まとめ

昆虫は基本的に他のペットより飼いやすく、出費も少ないです。しかしながら、手軽かつ一度コツをつかめばやめられないほどの奥深さも兼ね備えています。正しく飼って長生きさせてやりましょう!

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