こんにちは、愛音です

誰かに相談したり、悩みを聞いてもらったとき
こういう返しをしませんか？

普通の受け答えで、よくある励ましを込めた答えです

私がまだ部屋に引きこもっているような生活のとき、家族に辛いことを話すと父はこのような答え方でした
「愛音だけじゃないよ」

この答えが不満でした
母の兄は記憶にある限りこの答えはほとんどしませんでした
そして話したは満足していました
母と兄の返し方は

どうでしょう、違いが分かりますか？

みんなも、と言っているのと
愛音が、と言ってます

この2つは大きなことなんです

相談してるのは【私】です
【私が】辛いとか、嫌なことがあると伝えています

それを【みんなも】と言われると、なんだか私が必死になって話したことがまるでありふれたこと、と受け取っていました

【気にすることない】これも優しい励ましなのですが
気にしてるから辛くて、どうしていいか不安なんです
気にすることが出来ないから相談をしました

そして【私が】辛いんだということを受け止めてほしかったんです
更に言えば解決策はその時、目的ではないのです
【辛いよね】と一言伝えてほしかっただけ

この気持ちや場面は職場でも見かけました
「みんな悩む時はあるんだよ、考え過ぎ、もっと楽しいこと考えなよ」そう言われた利用者さんは複雑そうな表情をしてたり
「違うのー、聞いてよーー」と言ってましたが「もう作業するよ」と作業へ戻ることを言われたりしてました
お節介な私はたまにですが、あとでその利用者さんへ声をかけました
嫌でなかったらさっきの話を聞かせてもらいました
また声をかける前に話を聞いてほしいと言われて聞くことも

相談の受け答えは難しいですよね
親しい友達なら【私もそうだったよ！でも今は元気になった。
だからあなたもくよくよしないで？】と言えると思います

でも職場でその言葉は使いたくないです
相談したのは【私が】辛いから、困っているから
一人ひとり状況も気持ちも、不安の度合いも違う
だから安易に相談の返しで【みんなも】は使いたくなかったです

一人ひとりが抱えているものだから

一人ひとりは違う人だから

みんなも、じゃないね
私が、不安なんだよね？

＊愛音＊