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【自己紹介】高校生の頃の私① | 留学して良かったこと

ふと、Facebookを見ていたら、
私の第二の家族とも言えるカナダのホストファミリーが引っ越しする投稿が目にとまりました。
そう、私実は高校3年間カナダに留学していたのです。
掘れば掘るほどネタが出てくる、石田愛奈です。

ずいぶん前に中学生までの自己紹介記事
上げさせていただいてました。
高校生〜大学生にも今の私を作り上げた
ルーツとなるストーリーがいくつかあるので、
何回かにわけてお話しさせていただきます。



中高一貫の進学校の道を蹴って行ったカナダ留学


タイトルにある通り、
そして、過去記事にも書いたとおり、
私は中高一貫校の中学校に通っていました。

本来なら、高校は、そのままエスカレーターで
高校まで上がれたのにも関わらず、
そのチケットを捨ててまでしたかった高校留学。
高校3年間は、私に本当に多くの経験と私の軸を作ってくれました。

いろんな国の人と触れた高校時代

高校留学をしてよかったと思うこと


高校生という多感な時期に海外で
親元を離れて暮らすということは、
私に本当に多くの経験をさせてくれました。

英語力がついたことはもちろんですが、
英語力がついた以上に価値ある力もたくさんつけさせてもらいました。

お金の管理/ 困っと時に自分でなんとかする力/ コミュニケーション能力。
上げ出したらキリがないほどたくさんあります。
そんな中でも特に、
「価値あり!」だと感じている2つの力についてお話しさせてください。

文化の違いを受け入れた

私が通っていた高校は、プロテスタントのクリスチャンスクールでした。
日本で育った私は神様仏様は特に信じていない、宗教も崇高するものはありませんでした。

高校入学して早々、現地のカナダ人の先生に言われた言葉と、そのときの私の感情を今でも強く覚えています。

ー神があいなをここに導いてくれた

カナダ人の先生の言葉

この言葉を言われたとき、未熟な私はすごく嫌な気持ちになりました。

神でもなく,親でもなく、誰かの指図でもなく、自分の意思で決意して私はここにきた!!その大きな決断と覚悟を神様が決めたなんて簡単な言葉で片付けられたく無い!と感じたからです。

でも、その先生は善意でそのことを言っていたんですよね。
そして、私がカナダにきたことを、心から喜んで感謝していた。そのことは伝わってきました。

文化の違い

似たような経験を重ねる中で、あるときに私は気がつきました。
クリスチャンの方々は、本当に思いやりがあって見返りを求めることなく誰かのために貢献できる人が本当に多いです。
そして、そうあれる理由の一つにJesus(イエス様)、つまり神に日々感謝することで体現できている部分があります。

このことに気がついたとき、私の中で宗教に対する考えが大きく変わりました。
神を信じるか信じないかは本人の自由。
ただ、神を信じることで
人に優しくなれて、
思いやりを持て、
助け合う人になれるのだとしたら、
宗教観が存在すること自体は、
素晴らしいものじゃないか、と。

私は神様を信じることなく、
人に対してそういう人であると決めているけど、神を信じることでそうなれるならどちらでも良い。
大事なポイントは宗教観の有無ではない。
文化の違いを受け入れた瞬間でした。

多様な意見があることを受け入れられるようになった

文化の違いという、正しさでは測れないものを受けいる経験を沢山したことは、その後の私の人生に大きく影響をくれました。

意見は違って当たり前

私はたまたまカナダにいたので、考え方が違う人とたくさん触れましたが、
日本にいたって考え方が全然違う人っていますよね。
同じ教育を受けたはずの兄弟ですら自分と考えが全く同じということはないです。

つまり、意見は異なって当たり前ということです。
考えてみれば、すごく当たり前のことなのですが、このことをフラットな感覚で受け止められるようになったのは、前述した経験からです。

そう思うようになってからは、考え方や価値観が違う人に出会ったとき、
その意見よりも、目の前にいる人が
なぜそのような考え方や意見を持つようになったのかが気になるようになりました。

そして、そこに目を向けられることで、人間関係がとてもスムーズになりました。
そしてこの物事の捉え方は、
仕事上で、それぞれの部署の意見を聞きながら、なんとか折衷案を見つけ出す感覚ととても似ています。

思春期での心揺さぶれるような経験は意外と社会に出ても役に立つものですね。


今回はこのくらいにー。

次回は、なぜ私が今の働き方に至ったかのルーツの一つの話をします。

今日もワクワクな1日を*
*ainitch*
石田愛奈/Aina Ishida

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