2023.6.2

重い腰が上がった。
音楽が聞けない日は、文を書くことにした。
台風が直近しているせいか、心がざわついている。そして体中が痛むのは、3日前にはじめた筋トレのせいだ。
昨日はウルルの練習があって、新曲に3時間フルで使い切った。言語表現能力が低いので言葉を操って相手に伝えるのはかなり重労働だ。「ドドッパじゃなくてドッパなんだよね…」とか「ここのAメロは静かにメロウに待ってる感じ」みたいな、タイミングとニュアンスを伝えるけれどなかなか思うように伝わらない。

この新曲はすごく難産だった。妊娠してから産むまでに2年かかった。(そんな妊婦はいないね笑)
頭が出てからは意外とスルッと歌詞がでてきて、サビがメロディと一緒にでてきた後、2分くらい傍観してたらAメロのコードとメロディも同時にでてきた。早かった。「料理は作曲に似ている 作曲は建築に似ている」と最近思いついたことを携帯にメモったな、と思い出した。この話は30分くらいかかるので置いといて、サビを歌ってみたら図らずも涙がでた。
なんで涙がでたかの理由はいくつかあるし、何種類の涙がでたけどそれは歌に込めるとして、楽曲は側近の代弁者だと再認識したし、作曲の行為が辞められない理由もここにあると思った。ドラックじゃないでしょ。いいんだよ作曲は合法だから。限りなく今に近い歌。ウルル。みんなに聞いてほしい。

あと生きるために音楽をやるのか、音楽をやるために生きるのか、つねに天秤にかけながら暮らしていた生活にまず幕を下ろしたい。生きるために音楽やるんだったわ。ありがとう。

それからジュラボの大ちゃんとモノノアワレの玉置氏と盃を交わしたのだが、なかなか実のある話を持って帰ることができた。
「異性に友情は成立するか?」という話で、私はえらくふんぞり返ってしまった。
家に持ち帰ってゆっくり考えてみると、仲良くしてくれる異性の友人や、会ったらいつも良い反応をしてくれる人の顔を一人ずつ思い出した。
バンド活動についての話や音楽の話ができるように、共通項を多く持った友達との友情は貴重だ。最近のふとした話を話してくれる・聞いてくれる存在を目の前に、ただ活力が漲っていた。二人とも良い意味で変わっていて、分からないけど分かる(その逆も然り)会話の細かいニュアンスからグッドバイブスをもらっていたのかも。繊細でミニマルな話が好きだ。
確かに友情と恋による愛情は隣り合わせで瓜二つ。相対した性別同士の友情を築きたいなら性的な概念は厄介だよね。いくら好意がないといってもヤバいムードになったら緊張迸るよね。既婚者ならもっとヤバい。
でもそういう歯がゆい曖昧さごとフランクに、なんとかフラットに生きてたいな。自分の道徳心を信じてみれば、大変なことにはきっとならない。ご時世柄、性別の話は良くないかもしれないね、ごめん。でもどうしてもロバート秋山の「交際して性交渉 それとも性交渉して交際」の歌が離れなくて困ってるんだよ笑

2週間前の札幌で、天国旅行が誘ってくれた2マンライブ2デイズ。
短くて濃い2日間だった。記憶が今でもジリジリ焼きついている。
彼らの音楽や生き様にただただ感動していた。出会った人、出来事に圧倒されたよ。
フロアごと宙に浮いてね?という我々だけで別次元を作ってしまった感覚。
あの非現実な空間はなんだったんだろう…と今になって思うけど、分からないままそのまま持っておきたいし今は一番近い引き出しにしまっておこう。
今確実にいえることは札幌に行ったことで曲ができたから、今は天国旅行と音楽にすごく生かされています。これからもこの友情は続けていこう。

素晴らしかった夜のことを反芻して、五月病のヤバさから回避するようにふわふわ生きています。
あとでこの文章あがった後に恥ずかしくて死にそうになったりしないかなですけれども、なるべく伝わりやすく話言葉で定期的に更新しますわね。これは文筆活動のリハビリです。しんどい時もあるけどウルルの曲が大丈夫だと言っていますよ。
ではみなさんごきげんよう。

奈於ちゃんがいつもセトリの紙を書いてくれるよ。というか、なんか字が似てるな、、、。
この日はウルルのライブが秒で終わったという感想が続出していたね。明日も来てねって言いました。
エアドゥのくまが書きたかったんだけど画力がなさすぎる
天国旅行のvo.gt たざわくんのブログ。嬉しかったよ!届いています!
新曲の構成表。いつも古沢がかいてくれる
楽しみにしててね


天国旅行のたざわくんのブログの内容がすごく良いのでリンクを貼っておきます。
彼に半分感化されてnoteをはじめました。
甲本ヒロトの楽曲の中で何が一番好き?という話で「雷雨決行」が一番好きだと答えたら彼もドンピシャで同じ曲を言おうとしてたらしい。最高ゥ!!!

https://oxtank0514.hatenablog.com/

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