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恋愛に振り回されていた経験

今の私が心穏やかに暮らすことを主軸に考えて生きている理由のひとつに、恋愛に振り回されてきた経験がある。

幼い頃から恋愛体質

幼い頃から常に好きな人がいたことを覚えている。
そして、それとセットで、好きになった人とは結婚したいと思っていた。
一体何に影響を受けてそうなったのかはよく覚えていないけれど、〇〇くんとわたしの結婚式的な絵を描いていたのだけは覚えている。恥ずかしい記憶…。
小学生の頃も絶えることなく好きな人がいたし、それは中学・高校とも変わらなかった。
こうして書きながら思い返すと、思い出しもしなかったような恋愛をあれこれと思い出す。黒歴史に他ならない…。

とにかく尽くす恋愛

高校3年生になり、初めて彼氏ができた。
よくある話だけれど、付き合ったばかりの3ヶ月程度は彼氏からの熱量が高く、それが続くものだとばかり思っていた。
この付き合い立ての3ヶ月、自分よりも相手の方が好き度が高い感じがある。多分、自分のモノにしようとあれこれ頑張っている状態だと思う。その状態を受け入れていき、相手のことをどっぷり好きになった頃に、相手は手に入った感があり、落ち着くという流れ。
すっかり落ち着いた彼を前に、熱量が高い頃のように愛されたいと思った。
そこで、「これ以上ないくらい尽くす作戦」に出た。
彼がこうして欲しいということは何でもしたし、彼の好みのメイクや服装にもしたし、彼が欲しいと言ったものはプレゼントしていたし、本当にとにかく尽くした。
その結果、「重い」と言われ、フラれる結果に。
そして、この失敗から学ばず、また同じ作戦を何度か繰り返してしまった。

自分も相手も大切にできる恋愛へ

20代も後半に差し掛かり、当時付き合っていた人からの連絡は数カ月に1度。お酒が入って酔っている時に気まぐれに夜遅くに呼び出されるだけ。
今日こそは会えると思った日、素っ気なく会えないと言われ、ひとり泣きながら、自分の気持ちを紙に書き出した。
「その人のことが大好きだけど、私のことを大切にしてくれているとは思えない」
「これからは私の時間を大切にしてくれて、私も相手の時間を大切にできる、そういう人と一緒にいたい」
「今は悲しくても、過去振り返れば、別れから立ち直った」
「これからは、お互いを大切にしあえる人と幸せになる」
そう書き出して、付き合っていた人と離れることを決意した。

今の夫と出会う

その後、マッチングアプリを始めた。
恋愛の失敗をこれ以上しないために、恋愛ノウハウ本も70冊近く読んだ。
ようやく恋愛をする上で大切なことを心得て、マッチングアプリで約10人に会う。
そのうちの1人が夫だった。
今の夫とお付き合いを始めて、お互いを大切にし合える関係を築くことができ、結婚をした。

愛し愛され穏やかに暮らすこと

夫と一緒に過ごすようになり、「心穏やかに暮らすこと」が実現したと感じる。
お互いに何かしてもらったら、こまめに感謝を伝える。どんな時もお互いのやりたいことを応援し、悩みには寄り添う。
夫がいつもそばにいてくれると思うと、じんわりと心が温かくなる。
恋愛で様々な失敗も経験してきたけれど、本当はずっと愛し愛されて穏やかに暮らすことを常に望んでいた。
沢山の苦い経験があって、今の自分があると感じている。

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恋愛のこと

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