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読書が好きな理由

読書が好きな理由は、経験できないことや、まだ経験していないことを追体験できるから。

先人の知恵の集合体

私が悩むことは、誰かも悩んだことがある。そう思っている。

悩むことがあると、いつも本屋に行く。
本屋に行けば、自分の悩みに合った本が自然と目に入る。
私が上手くいかないことを、もうすでに誰かは経験をしていて、それを乗り越えている。その経験が本には書かれている。
全てが全て自分に当てはまらなくても、取り入れられるエッセンスがある。

恋愛で悩んだ時も本

10代から20代まで私を常に振り回してきたのは、恋愛だった。
恋愛に一喜一憂し悩んだりすることも多かった。
20代も後半になり、自分は恋愛が下手なのではないかと思い、恋愛ノウハウ本を読むようになる。読んでいるうちに共通項が見えてくるはずだと思い、70冊近くを買って読んでいた。
恋愛において上手くいく共通項もわかり、試行錯誤しつつもなんとか上手くいき、28歳でようやく結婚し、恋愛市場から降りた。
本を読まずにいたら、相変わらず私は上手くいかない恋愛を繰り返していたと思う。

想像力で旅行をする

小説も好き。
自分じゃ経験できないようなことを追体験できる。
空想でしかありえないような世界も、現実的だけど自分では体験できないことも、頭の中で思い浮かべていける。

これを書きながら、恋愛小説を思い出した。(多分、唯川恵さんの作品)
花火大会の人混みで、お互いの相手とはぐれて、惹かれあっていたふたりが手をつなぐ。みたいなシーンがあったと思う。たしか。
私は人混みが嫌いなので、そんな混み合う花火大会には行かないけれど、花火大会から帰る人たちの雑踏、夏の暑さ、胸の高鳴り、そういうのがありありと浮かんでくる。

実際に経験するものとは少し違うかもしれないけれど、どこか別の場所へと連れていってくれるのが小説だと思う。

図書室が好きだった

学生の頃は、とにかく図書室によく通っていた。
小学生の頃は歴史の漫画シリーズはほとんど読んだし、小説もあれこれ借りて読んでいた。
中学生になると、精霊の守り人シリーズにハマって読んでいたり、恋愛小説もドロドロなものから切ないものまで、あれこれ読んでいた。
高校生の頃もよく図書室に行って、図書室勤務のお姉さんと仲良くしていた覚えはあるけれど、何を読んでいたのかよく覚えていない。

今はもうないのかもしれないけれど、小学生の頃は、本に貸出カードが付いていて、耳をすませば的なロマンスにちょっと憧れた。自分の名前を残せるのもなんとなく達成感があり、好きだったと思う。

これを書きながら、何だかんだ自分が色々な本を読んできたのを思い出した。
これからもたくさん本を読んで、自分の血肉にしていきたいと思う。

▶︎その他、私の好きなコト/モノ

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