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「医療」は安心のための「お守り」のようなもの。

「ちょっと風邪ひいたかな」というとき、自分ならどう対処するだろうか?

熱や咳や鼻水などの症状は、体がウィルスなどと闘っているサイン。
その闘いを応援するためには、頭と体を休めて、闘う以外に使うエネルギーを抑えてあげると良い。

その時に、「過ごしなれた家でゆっくりする」と安心できるなら、家でゆっくり休めばいいし、「医師に診て貰う」と安心できるなら、受診すればいいと思う。

出産への対応も似ていて、「過ごしなれた場所にいる」と安心するなら自宅出産や助産院出産が合っているし、「医師がいる」と安心するなら病院が良い。出産には、リラックスがとても大切なので、産婦さんが安心できる環境は何よりも優先した方がいい。

「出産は不安だけど、どうしていいか分からないから、とりあえず病院にいけば安心」という理由で、出産場所を選ぶ人がいる。
それは風邪のときに、「熱があるけど仕事が休めないから、薬を飲んで無理を通す」ことと似ている。

「医療」はとても心強い「お守り」だけれど、万能ではない。
困ったときに「神頼み」するよりも、困らないように自分が行動を起こす方が、何倍も安心できるだろう。

自分自身で自分を大切にできれば、病院に行っても行かなくても、医師がいてもいなくても、その経験は人生の味方になる。

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助産師hana【子育てを、安心であたためる】

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