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アクティブ瞑想記録~壁

8月の終わり。名古屋まで足を延ばして1泊2日のタントラワークショップに参加してきた。アクティブ瞑想としては4回目の参加になる。

今回は初の2DAYSということで、他の参加者と交流する時間もあり、それがよい刺激となりました。

「タントラ」とは?

ワークショップのスタートは「タントラ」という言葉の意味を教えてもらうところから。前回も聞いていたはずだけど、頭に残っていなかった。

タントラは「タン」と「トラ」という語の複合語である。
サンスクリット語が語源で、「タン」は引き延ばすこと、拡大すること、または透明にすることを意味し、「トラ」は接尾語で、手段や方法を意味している。

すなわち、「タントラ」は拡大化や明晰化の方法という意味になる。


印象に残ったワーク

今回私の印象に残ったワークは3つ。

1つ目は、チャクラを意識した瞑想。声を出しながらのワークなのだけど、第6チャクラや第7チャクラを意識しながら出した声は、私史上、最高にきれいな声で、我ながら「こんなきれいな声でるんだ~」と感動した。

2つ目は、他者のオーラに触れながら踊るというワーク。
透明のボールの中に入って水に浮かぶアクティビティあるじゃない? 
私的には それみたいに、透明な〇の中に入っているイメージで最初はやっていた。だから、他の人と近づくとぼよ~んって跳ね返される感じが楽しかった。

そのうち〇はふにゃふにゃと柔らかく、形は自在に変形するものとなり、他の人のオーラと優しく触れ合った。もちろん、私はオーラなど見えないのだけれど、そこにオーラが存在しているということがすんなりと受け入れられてその感触を楽しむことができた。

3つ目は、自分の中の男性性と女性性をそれぞれ他者に演じてもらうというワーク。「演じる」という表現は適切でないかもしれないけれど、とにかく、他者が私の男性性と女性性を目の前に見せてくれる。私はそれを観察している。もちろん、交代でやるので、私が他者の男性性や女性性を演じる場面もあった。色々な役割をやって、なんだか混乱してしまったのだけれど、これはとても不思議なワークだった。

見せられたものが真実であるわけではないのだけれど、観察者になって自分の男性性と女性性を観るということでショックなこともあるし、まさにそうだと納得することもある。いずれにしても大きな気づきが起こる。

自分が他者の男性性または女性性を演じる時は、一緒に演じている相方の様子に影響されることになり、そこにどんなストーリーが生まれるかはやってみないと分からない。不思議な感覚だった。

2日間 盛りだくさん過ぎて思い出せないこともあるけれど、体験したことのすべては私に何らかの影響を与えいるのだろうな。

参加後の変化

ワークショップの翌日、職場に行ったら、仲の良い同僚が私を一目見るなり、「なんかいつもと違う!」って言った。

紛れもなく、2日間の瞑想の効果だね!

瞑想での体験や体感は日常に戻ると日々の生活に埋もれていってしまうのだけれど、今回は4回目の参加ということで、そんな体験や体感が少しずつ日常にも浸透して何らかの変化をもたらしてくれそうな予感がした。ほんとに少しずつだけれどね。

モヤモヤしたこと

そういえば、ワーク中、一つ越えられない壁のようなものがあった。
それは、ペアでするワークの時に相手を探さなければならない時。

「自分が踊りたい人のところへ行ってください」などと言われるのだけれど、私は自分が踊りたいと思っている人のところへ自ら行けなかった。
怖くて。

そして、自分のところに誰かが来てくれるのを待っていた。

これがいいとか悪いとかじゃなくて、そんな自分を知るということでひとまずは良いのだろうけど、自分的にモヤモヤした。

明確に「あの人と」という人が一人だけいたけれど、その人以外には明らかな関心が持てなかった。

にも拘わらず、そんな受け身な私のところに能動的に来てくれた人がいてとても嬉しかった。

この辺りが次回どうなるのか・・・。


おしまい。





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