見出し画像

私がデザイナーと言えたとき

「デザイナー」と自分で称することに恥じらいとおこがましさがありました。

誰かのために誰かの思いを形にすること、は他にもあったけどピンとこなくて。
喜んでくれると嬉しいなあという程で。

そんなとき「デザイナーとしてまなちゃんにお願いしたい」と言ってもらい、形になったのが見出しのロゴ画像。(画質わるすぎ…)

あれからもうすぐ5年になるかなあ。

旅先で出会った彼女は一つ歳上で、住まいも関東と関西で離れてたけど、よくメールしてた。
未だに年に一度は会うし、メールではなくなったけど文通したりしてる。

旅のあと数回会った程度やったけど、彼女自身がやりたいことを表現するにあたって、私のファッションに惹かれた、と言ってくれた。

だって実績とか無いもんね、芸大でインテリアデザインの勉強しています、くらいしか私のプロフィールなんて無かったと思う。
もうちょっと他にもあったかな、忘れたや。

「いつも着ている服の色彩とかが、やりたいことに似てると思った」というふうなことを、
とても丁寧に分かりやすく、たくさんの文章でメールに書いて送ってくれた。
とにかくそれが嬉しかった。。。

その後しばらく彼女が海外旅行に立ち、デザインのアップやチェックバックはメールかスカイプで。
って別に日本に居ても同じやったか。

良いと思うこと、もう少しこうしたい等、しっかり意見をまとめてくれる。
すぐ確認できないことは、後で確認して連絡するね、と言う(当たり前やけど案外できない人もおる)。

彼女が私をデザイナーとしての責任を持たせてくれたと最近になって思った。

まだまだ肩書きに弱い、ひよっこ。
もっともっと進んでいこう。

2019.12.09

#エッセイ #文筆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?