路面電車が好きで、デートに何処へ行きたいと聞かれて「都電荒川線に乗りたい」と言った程。ホワイトデーに「お返しは巣鴨水野の塩大福と都電荒川線」と言ったこともあった当時20歳代。
その頃から路面電車好きは変わっていません。
特に、江ノ電が好きです。
江ノ電を好きになった理由は、高校時代に遡りますが。

高校２年の後半ぐらいから彼氏が出来、デートで鎌倉に行ったことがありました。ハイキングしたような記憶がありますが、その時にも江ノ電に乗っていました。その時はそこまで思い入れがあったわけではなく、ただ乗って「楽しい」という感情だけは覚えています。
交際は１年続かず。別れようと言われたのではなく、彼が出した友人宛の年賀状に「今年から１人になりました」と書かれていたと聞いて「あ、私は別れたことになっていたんだ」と知りました。
進路が決まって特に何することもなく、授業をサボって制服のまま電車に乗って、気づいたら江ノ電に乗ろうと藤沢駅にいました。
藤沢駅から江ノ電に乗って降りたのは「鎌倉高校前駅」。
そこのベンチでずっと海を眺めていたのが自分の中で区切りになって、江ノ電に癒やされたというのが理由です。

悲しい思い出ではありますが、区切りになったことで前向きになれたことから、江ノ電は自分の癒やしになっています。

３年前は江ノ電に乗って、江ノ島を巡りました。
日々仕事に悩み精神的に追い込まれていたので、計画性とかゆっくり考えることも出来ず、今回は「どうしても行きたい」場所に絞り、余裕があれば別のことをするという旅にしました。
どうしても行きたい場所は次のとおり。

• 銭洗弁財天宇賀福神社

• 長谷寺で花の写真撮影

• 江ノ電往復乗車

結果的に巡ったルートはこのとおり。

10:30頃着＊鎌倉駅→銭洗弁財天宇賀福神社→佐助稲荷神社→鎌倉散策→昼食→鎌倉駅から江ノ電→長谷寺→鎌倉大仏→藤沢駅まで江ノ電→折り返して鎌倉駅戻り16:30頃着…帰宅

銭洗弁財天へは、高校の時も行った覚えがあるのですが、多分ハイキングコースを歩いてたどり着いたのだと思います。当時苦手なお弁当作りを彼のために作って…そのお弁当をダメ出しされた記憶は残っています（笑）
鎌倉駅から徒歩20分ぐらいなのですが、入り口までのきつい登り坂を歩く勇気がなく、また道に迷うと時間ロスになると考え駅からタクシーを使いました。大人になったなと思います。

この後、近くの佐助稲荷神社へ向かいます。狐様がたくさん祀られているとネットで調べて気になったので。ここも最後の上り階段がキツく…登り終えた後、息を整えるのに時間がかかりました。
鎌倉駅に戻り、お昼ご飯は３年前にも立ち寄った「和彩 八倉」で天麩羅御膳を。近くに座っていらしたご老婦人方の「兄の相続が、兄の遺産が、息子が、土地が…」と兄の遺産について大声で話されているのを聞きながら食べていました（兄の遺産はそのまま息子で終わりでしょと思ったのですけど、遺言書でもあったのでしょうか笑）

金曜日平日なのに（仕事は有給休暇）鎌倉小町通りは何故こんなに人が多いのだろう。大河ドラマは終わったのに。見ると学生が大半。恐らく校外学習で鎌倉散策している中学生や高校生など。大学生は今休み期間だろうから食べ歩きに並んで楽しそうでした。
列が出来てしまうと、歩きづらい。

江ノ電はいつも「のりおりくん」切符を購入します。提示すると特典もあるようで。何度も江ノ電に乗っているのに特典のことは知らず。
長谷寺で入場料を購入した時に「のりおりくん切符お持ちですね！」と長谷寺特典で御朱印サイズのクリアフォルダをもらいました。

梅の写真はまた後ほど。スマホ撮影した画像はこんな感じです。

スマホに搭載された歩数計を見ると、17,000歩も歩いていました。ふくらはぎがパンパンになった感覚は久しぶり。夜お風呂に入った時にふくらはぎがほぐれる感覚も久しぶり。
ここ数ヶ月「出かけよう、遠出しよう」と考えることすら苦痛に。お風呂に入るのも面倒くさくなり、何も予定がない日はひたすら寝る生活でした。少しずつ気力を取り戻していますが、まだ完全ではありません。
（noteも今は1ヶ月に1回綴ればOKという感覚で文章を作成しています。）
一眼レフカメラ持参で今回出かけたけれど、カメラの構え方も微妙に忘れてしまいました。

これだけ充実した休暇を過ごすと、週明け月曜日の朝がかなり憂鬱になってしまいます。朝起きて着替えるまではいつも通りですが、「仕事に行きたくない！」と一声叫んでから玄関を開けます。相当仕事が苦痛なようです。辞めればスッキリするのですが、辞められない事情もあって、あと数年無理しないよう頑張るしかなく。
3月は年度末なので休暇遠出は難しいかと考えてます。
次はどこに出かけようか、を考えることから始めます。きっとまた来年の2月になるのかも知れません。（いや、GWや夏には出かけているでしょ笑）

一眼レフカメラで撮影した画像は、また後ほど記事に掲載します。みんなのフォトギャラリーにも提供するので、気に入った画像があれば是非お使いください。