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春を待つ、そして前を向く。

今の職場に異動して丸3年になります。
丸3年目にして、課内異動を希望しました。
4月から別の係へ異動します。

思えば、前の職場。
3人体勢で2人異動してしまい、2年間で後輩たちをどこまで教え伝えられるか考え必死だったあの頃。
上司に申し出て、後輩達のフォローが出来ればと同じ仕事をしている別の課へ異動を申し出ました。
1年目は何度か関わることがあり、
2年目にはフォローしたことが、後輩のひとりに「そんなこと頼んでない」と冷たくあしらわれ前担当が煩いと報告される。結果前職場の上司から叱責があり、課長と相談し距離を置くことになりました。
(この時、システム変更で大きな準備があり、フォローに入ることで自分の仕事と並行して作業していました。)
2年間頑張って教えた後輩に冷たくあしらわれたことよりも、
その時仕事していたこと、自分の考え方や、対人援助の難しさにぶつかり悶々としていました。
身内の死、そして身内の介護と慌ただしく日が過ぎ
自分のお酒の量が増えていきました。

お酒の量は、夏の健康診断で顕著に表れます…

対人援助で思ったことは「果たしてこれでいいのか」「この人にとってこれでいいなら何も言うことはない」でした。
難しい、ただそれだけです。
特に人の「死」に対しては、どうしようもない感情に責められました。

自分には向いていませんでした。
今から11年前に今と同じ仕事を開始しましたが、半年で病気休暇となり断念しました。
それからのリベンジ。3年続けられたことはよく頑張ったと思うのか、やっぱりお前には無理だったと責めるのか。

4月からは前職場で担当していた仕事に戻ります。
しかも、前職場の担当は、自分が教えていたその後輩がまだチーフとして残っています。ある意味「師匠vs弟子」の対決です。

ま、それは冗談として。

仕事が4月から変わるのも大事ですが
心の回復を最優先とします。
自宅が荒れ放題なので、完璧には出来なくてもある程度生活出来る状態にしたいのです。
でもやる気にまだ波があり、やる気が起きない場合は布団から出られないので、自分自身とまだ闘っていますが、前を向くしかないのです。

そんな中、いろいろ思うことあって退職を決めた同僚がいます。
ひとりはご主人が転勤によることで退職を決め
ひとりは、想像ですが仕事に納得行かず退職を決め
またひとりは、仕事が自分に合っていない、仕事が出来ないと悩み限界を感じて退職を決め
退職することは悪いことではなく。
自分も昨年春からずっと、仕事を辞めようと悩んできたから解ること。
新しい道へ、新しい環境で、新しく切り替えるためにも
その選択がその人にとって「前を向く」幸せな手段であれば、応援するしかないのです。

今日はとても寒い日でしたが、春は来ます。もうすぐ。
そして前を向いて歩きます。新しいスタートはもうすぐ。

私も少しずつ、がんばります。

追伸:退職する後輩くんへ。
私はあなたのことを仕事が出来ないとは思っていません。もう少し細かくかつ厳しく教えるべきだったと後悔しています。教え方が悪い先輩で申し訳なかったです。
今はゆっくり休んで、次へ進んで欲しいと思います。

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